畑からの贈り物:ハーブ他
【タラゴン(エストラゴン)】
たまにはサラッとした内容にしましょうね。と言いますか、書き出すといろいろに思いが飛んでしまって、散らかってまとまりのない文章になっていきます。
最近よく思うのですが、歳とともにこれまでの経験や疑問というほどのことでもない、どうでもいいような事が繋がって、大きな気づきとして見えてくるような時があります。それらを繋ぐのが、かすかな遠い昔の記憶からだったりすると、早く気づけなかった自分が歯痒くなってきます。
昨日もひょんな事(参考)から小学生時代からの友人の亡くなったお父さんの事が思い出されました。武家の出で、居合い抜きをする姿が鮮明に脳裏に残っています。そして、そのお父さんに育てられた友人が持つなんとも言えない雰囲気が、凛としたその生き方からくるものだと言うことは言わずもがなです。ただ、家が武家だったとか、商人だったとかの話は、私の世代からはそう遠くもなく、明治生まれの祖父母から簡単に見えてくることだったりします。それをもっと前に気づきたかったのです。女としての生き方がもう少し早く見つかっていたような気がします。女の私が私らしく生きるということが、女の生き方そのものではないのかと勘違いしていた節があって、自分らしさとは全く違う、「女」としての生き方があって、そこから逸れないように生きる生き方が出来たのではないかと、いろいろな後悔の念が湧いてきます。気付いた今からできることが、これからの生きる道だとは思います。ですけど、今頃こんなことに気づくというのは、キツイですよ。無理をした生き方だったとはその頃、疑いもしませんでしたからね。ちょっと抽象的な書き方ですが、いつかもっとはっきりしたことで書けると思います。
夕方、山の陰になって畑に陽が当たらなくなる時間に、1時間もいると、いろいろなものが収穫できます。毎日少しずつ摘んで食卓に並べるには充分過ぎるほどだとは思います。特に、ハーブのサラダが嬉しいです。肉や魚料理用にと思って植えたのですが、レタスなどと混ぜて一緒に食べる時に、その香りが丁度、森からの香りのようです。そう、ジョギングで通る森から丁度そのような香りがしてきます。このような香りは人には何処となく自然で、遠い昔にそんな場所に実は存在したのではないかと思うほど、懐かしさを感じます。
ズッキーニだけまだ小さくて収穫できませんが、じゃが芋や人参で肉じゃがにして、ハーブサラダにタラゴンを散らせば、やっぱリ茹で卵ですね。タラゴンとゆで卵はよく合います。和え方は、オリーブオイルで野菜をコーティングしてから酸味と塩気の順に混ぜるだけです。今日は、レモン汁と塩でさっぱりと頂きました。
ズッキーニは、まだ細くて千切りしにくいので、半分に割って種をスプーンで取り出してから薄くスライスしました。繊維に対して平行に切った方が食感が楽しめるとは思います。まずはズッキーニをこのようなかき揚げにするという発想自体が珍しいと言われたことがあるほど、一般的ではないそうです。茄子ともちょっと違った甘さで、香ばしさが加わって非常に美味しいです。昼間は、お素麺などと一緒に頂くのもお勧めです。
今日のレシピは、前に紹介したレシピの分量と作り方と同じですから(その通りに作っています)、よかったらリンク先を辿ってご覧ください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ズッキーニのスライスフライ、確かに見かけませんね。でもすごい美味しそう。軽い口当たりでいくらでもいけてしまいそうですね。
投稿: tomo | 2008-07-17 12:45
tomoちゃん、はい!あたりです。
ビールにワインに、これもカレー粉と塩でイケます。週の真ん中になるけど、どうですか体調は?
今まで飛ばしてきたと思うし、これからもしばらくはそうなのかもしれないけど、程々に飲んで食べて・・。時々好きな人にでも会ったり・・。ね。
投稿: ゴッドマー | 2008-07-17 13:24