枝豆とチーズのゼラチン寄せと生ハムの冷製
日中は、30度位の温度まで上昇しますが、夜半には霧が峰高原からひんやりした吹き降ろしの風で、夕涼みが大変気持ちよく、過ごし易いです。
ココログに引っ越してきた際に、過去のエントリーのレイアウト、文字の大きさ、画像の配置などが醜く変貌してしまい、そのための編集作業を余儀なくされて、毎日必死で取り組んでいました。その作業も完了してみるとなんだか空虚です。私はこの作業を開始する前は一体何をしていたのだろうかと、ぴたっと足が止まってしまいました。こういう時、元に戻すということではなく、せっかくですからこれからどうするかという方向と、何がしたいかということで考えて行きたいと思います。こんな風に書くと、まるで暇な主婦のようですが、やることは沢山あって結構忙しいのです。ただ、そのような日々に流されることなく、自分の生き方をここでもう少し見直して行きたいと思います。
ちょっと前に触れたことですが(参照)、ブログを書く自分は、このブログを通して社会とどう結びつき、そこで何を伝えたいのかという、言ってみればコンセプトですが、これがもやもやした感じがあります。その気持ちの先には、社会不安なのか、そこから生まれる諦め的な自分の気持ちなのか。どうもそこが見えてきません。考えるヒントになるかと、いろいろな書物に目をやったり、他所のブログを読んでみたりして探そうとするのですが、求める先がはっきりしなくて、中途半端な過ごし方をしています。
ホームページから立ち上げたのが8年前で、3年前から料理の記録日記として始めたブログですが、多分ここがいい節目なのだと思います。先日書いた日記に共鳴したと言われるブロガーの方の話も(参照)、聞いてみると、やはり社会での自分の位置についてが見えにくく、自分から何を何処に向けて発信するかということがテーマなのだということのようです。ここに壁を見てしまうと、なかなか先に進めなくなります。ここで、こうして語ることは既に、自分の人生観を、それがたとえブレていようがそのままの姿として映し出していることですし、こうやって観る他ないのかもしれません。
どんな問題を抱えていても、食事は毎日当たり前に作って用意をすると。これでかなり精神力を鍛えてきたと私は思っています。とにかくこれから逃げない自分。昔は、逃げて甘やかしたくなると、言い訳が出てくる自分を嫌っていましたから、当たり前のこととして身に付いていないからこうなるのだと分析して、ひたすら試練のような時もありました。お陰でといいますか、今では逃げるという回路はなくなりました。だから、ここから次のステップに進みたいのですよね。このままで満足できない物足りなさがあって、ここから自分らしく生きて行きたいのです。きっとそれだけなのだと思います。
このところ、夫の帰宅も遅く、揃って食事というわけにも行かず、丁度暑さも重なっていることですし喉越しのよい冷たいものでもどうかなと考えました。枝豆と豆腐、チーズを細かく刻んで、ゼリーで冷やし固めた煮凝り風の寄せ物と生ハムの組み合わせです。この冷製はお酒のお供にもぴったりですし、遅く帰宅して食べるのに、冷やして置けるのでいいと思います。 鶏ガラでローレルと一緒にスープを取り、軽く塩で味付けをして豆腐と枝豆だけを沸騰するまで煮ます。スープと味を馴染ませるのに一度は沸騰寸前まで煮ます。火から降ろして45度(お風呂より少し熱い)まで冷めたらゼラチンの粉末を溶かします。ゼラチンには、板状のものや、粉末でも水でふやかすタイプのものなどいろいろですから、手持ちのものを確認してください。更に温度が下がって、生ぬるくなったらチーズのみじん切りを混ぜ込んで型に流し入れます。後は冷蔵庫で冷やし固めます。
ゼラチンの扱いで注意が必要なのは、沸騰させてしまうと組織が劣化して固まりにくくなりますので溶かす温度は、冷め始めたスープに加えて混ぜ合わせるという方法がお勧めです。
明日から所用で東京方面へ2〜3日出かけますので、更新をお休みします。留守中に頂いたコメントの承認は帰宅後とさせて頂きます。
- 鶏がらスープ・・450cc
- ローレル・・一枚
- 塩・・2.5g
- 豆腐・・150g
- サヤから取り出した枝豆・・・80g
- チェダーチーズ・・40g
- スモークドチーズ・・40g
- セラチン(粉末)・・12g
- 生ハム・・100g
- 貝割れ大根・・1パック
- 型
作り方
- 豆腐は5mm角に切り、枝豆は茹でてサヤから取り出し、粗く刻む。
- チーズは枝豆と同じくらいに粗く刻む。
- 鶏がらスープにローレルを加えて煮立たせ塩で味付けしたあと豆腐と枝豆を加えて煮立つ寸前で火から降ろす。
- そのまま冷まして、45度になったらゼラチンの粉末を加えて溶かし、刻んだチーズを加えて型に流し込む。
- 冷蔵庫で冷やし固まったら、生ハムと一緒に盛り合わせて出来上がり♪
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