気合を入れて南瓜(かぼちゃ)の下ごしらえは全部最初に:鶏挽肉あんかけ
あのね、畑の葱がすごくゆっくり大きくなるので、というかまだ小さくて、細葱以下なのがとっても気になっています。せっせと薬味で食べるしかないなどと、お隣のおじちゃんに言われてから凹んでいました。でも、内心は何とか育つのでは、いえ、育て上げたいと思っているからか、諦めきれないので常に頭の隅に気がかりとしてあります。「あのことだけが気がかり」って、私の子育てでよくそう思っていました。
そう言えば、子育てでは一切の育児書を読まなかった私でしたが、思い出したのが『家庭菜園大百科』です。当初、ページが出しやすいようにタグを上部に貼り付けて、丁度電話帳のような見出しをつけて管理しています。葱に関しては、鉛筆くらいの太さになったら植え溝をきちんと掘って植え付けをするそうです。まだ3mmぐらいの太さしか有りません。しかもよく読んだら、春蒔きの葱は12月以降の収穫ですと!すでに、その時の光景が浮かびます。きっとばりばりに凍らせてしまったがっかりな私がここに戻ってきますよ。だから、そのような悲惨な目に会わないように、今からせっせと食べるか、少なくとも11月ごろまでには畑から撤退させる必要がありますね。そういうことだったのかと確信が持てました。実学の日々に感謝ですよ、やれやれ。
ところで、今日は南瓜の冷凍保存のお話でもと思います。実際に私が冷凍保存しておいた南瓜で鶏肉のあんかけを作りました。何故ここで冷凍南瓜のお話かといいますと、うちの畑で作っているので、大量に余ることを想定しています。1個だと我が家では半分は残ります。普通なら半分買って来るという手も有りますが1個の方がお買い得ですよ。で、少人数の家族ですと1/4が煮物、次の1/4が味噌汁や天麩羅、さて、この次でしょ?直ぐにでてきませんね。ここで種を除いてラップに包むと夏場で1週間、冬場で2週間は冷蔵庫で持ちます。で、ここでも再考して、何!レシピが思い浮かばない?で大概この辺でカビが生えてきますね。自分のパターンを変えるべく改革するのも結構ですが、私ぐらいの歳になると諦めの境地です。このようなどうにもならない諸事情から、潔く適当な大きさに切って蒸して冷凍します。解凍後の調理方にも寄りますが、八割方火が通っていると、煮物でも荷崩れしません。よくスーパーで見かける冷凍南瓜のお手製と思ってもらうといいです。あぁ、最近は中国製の冷凍品はありませんか?よく知りませんけど。
冷凍南瓜を蒸しあがったウー・ウェンパンで10分蒸して、タイミングを合わせて鶏挽肉のあんかけを作ります。
- 冷凍南瓜・・300g
- 鶏挽肉・・100g
- 鰹出汁・・200cc
- 醤油・・大さじ1
- 塩・・小さじ1強
- 酒・・大さじ1
- 砂糖・・小さじ1
- 胡麻油・・小さじ1
- 水溶き片栗粉・・大さじ1(水大さじ1)
作り方
- ウー・ウェンパンに水200ccを入れて沸騰したらスチームトレーに南瓜を並べて、竹串がすっと通るまで約10分蒸す。
- 同時に鰹出汁を鍋にかけ、直ぐに鶏肉を加えて混ぜながらダマができないように火を通す。
- 沸騰直前に灰汁(あく)を掬い、調味料で味付けする。
- 水溶き片栗粉を加えて、2~3分混ぜながら片栗粉の粘りをだして胡麻油で香りをつける。
- 蒸しあがった南瓜を器に盛り付け、4のあんをかけ回して出来上がり♪
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コメント
あんかけもいいですねぇ。ご飯が進みそう。
そういえば南瓜を冷凍保存したことって無いですね。基本的に野菜の冷凍保存しないんですよ。あれば便利なんですけどね^^;
南瓜はいつも一個丸ごと買ってきて、スープにすることが多いです。家族がスープが大好きなので。
投稿: tomo | 2008-06-26 16:22
tomoちゃん、1個丸ごと使いきりが一番ベストですよ。うちはご覧通りで、うっかり忘れなんてこともざらにあります。
南瓜は体に優しいし、乳製品と相性がいいのでビタミンAは特に油と一緒に吸収されやすいので、スープはお勧めです。
投稿: ゴッドマー | 2008-06-26 16:36