きゅうりと美生柑のさっぱりした組み合わせのサラダ:柑橘類の実の取り出し方
ここのデザインは、如何でしょうか。とりあえず引越しだけして、細かい設定や微調整をしています。極わずかな色使いで感じがガラッと変わるので難しいです。そして、慣れ親しんで頂いた「はてな」ページの印象と全く違った世界がここに展開し始めています。
突然ですが、昨日思ったことです。
「猫は家に付く」と言われますね。私は、自分を「猫」なのかなと思いました。引越し後の、細かい移動作業の中に、関わっているいろいろなクライアントに新サイトのリンクを貼り替えたり、はてなのページに張ってあった不要なリンクなどの取り外しなどがあります。昨日その作業をしながら、不覚にも、ふっと寂しい気持ちに引きずられてしまったのですね。Netに慣れていないからと言われればそうなのか、そんな風に言われてみて、「はてな」には私なりの思い入れが随分あったのだなあと感じました。はてなの日記にしがみ付きながら、発信し続けた日々の孤独感が蘇ってきて、自分が慰められて、支えられていた「場」として、愛着が合ったように思います。そこに、まだ、しがみ付いていたいと思う自分が、情けなくなりました。家につく「猫」を情けないと思わないのに、何故か「あんた、情けないねぇ」と思ってしまうのです。
先日、美生柑のピールを作った時に、一気に6個の皮を剥ぎ取り、そのまま袋の中で冷蔵庫に眠らせていました。思いつきで、実の方を使ってきゅうりと和えてみました。
最初は、擂り胡麻にマヨネーズとお醤油にちょっと砂糖を効かせたソースをかけて頂こうと思い、きゅうりをなます切りにして塩揉みしたあと、酢で水止めするというところまで進めておきました。ここに皮を剥いた美生柑の実を和えてちょっとお味見しましたらもう、それだけで充分でございました。きゅうりの水止めに使った酢は、ストレートな酸っぱさなのだということが、美生柑と一緒にしたことでよく分かりました。グレープフルーツ、オレンジ、夏みかんといった柑橘類はサラダをはじめ、多種の料理でその香りや酸味を生かされています。そうは言っても納得のコンビネーションと、はなから分かっていたわけではないので新発見です。
ここで柑橘の実の剥き方のご紹介。小技です。皮を剥いた美生柑の実の方の中央に指を挟んで最初は二つに割り、潰して果汁を出さないようにもう一回くらい割ると4つわりですね。普通はここで一房にして、合わせ目を歯で噛み切ってペッと吐き、薄い皮を開くようにして実を食べます。そうですよね?この食べ方は流儀として、そうでいいのですが、公衆の面前では、この方法で柑橘類は食べませんよ、私は。お客様にも、柑橘は手が汚れて、果汁がそこらじゅうに飛び散るので、遠慮されがちです。お手拭が用意されていて、手を拭っても、手が綺麗になった感じもしませんよね。
さて、ではどうするか。四つ割りにする所までは一緒で、このあと、合わせ目の反対側に、実に沿って包丁で端から端まで一本切り込みを入れます。切込みを開くとリンゴの二つ割のように可愛い丸になります。開いたままお皿に綺麗に盛り付ければ、誰でも手を伸ばしてくれますよ。まずは、この切り方に驚いて、次に食べてみたくなって、食べると歓心を買います。綺麗に剥がれる実を頬張ると、嬉しくて次から次にたべてもらえますそれを見ているのが私はとっても幸せです。実際
は、手も多少はべたべたするのですけれど、食べ方が面白くて気にならないようですよ、皆様。
きゅうりの和え物にお話を戻して・・・酢で水止めしたきゅうりに、皮を剥いて取り出した美生柑を軽く混ぜて、涼しげな器でどうでしょう。こんな風に出来上がりました。
材料
- 美生柑・・1個
- きゅうり・・2本
- 塩・・小さじ1
- 酢・・大さじ2
作り方
- きゅうりは洗ってまな板に横に置き、45度の角度で2mmのスライスに切り、向きを大体に揃えて横に倒して2mm幅に千切りにする(この切り方をなます切りという)。
- ボールにきゅうりを移して塩を振りかけ全体をざっと混ぜて5分置く。
- ここで美生柑の皮を剥いて実を取り出す。
- 2のきゅうりを両手で固めに絞って分量の酢を加えて全体に混ぜ、もう一度きゅうりの水分をやや軽めに絞る。
- ボールで3の美生柑と5のきゅうりを和えて涼しげな器に盛りつける♪
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