ザーサイとピーマンのトッピングが中華な大鉢蒸し
昔から茶碗蒸しといったら具が沢山入っていて、蓋を開けた時の感激が楽しみでした。このイメージをガタンと崩すような卵蒸しなんですが、最近のうちのはというと、ご覧の通りのただの卵蒸しなんです。蓋をあける風情からは遠くなっていますが、出汁とトッピングを変化させると中華にも和風にもなるので「今夜はどうやって食べるの」という楽しみがあります。どんな風に食べたい?と話すと、うちの娘などは、それこそどうやったらより美味しいかとあの手この手を出してきます。変に「うちの茶碗蒸しはこうだ」とするよりも、なんとなくこういうのもありな感じ、いいですよ。
鶏の胸肉に胡椒とシナモンを擦り付けて香りをつけるためにしばらく置きます。蒸す直前に塩をまぶして胡麻油でコーティングしたら大きな器にひたひたの水を注いで20分ほど蒸します。ゆっくり蒸された胸肉が柔らかく、なんとなくハムのようで、これはこれで他の料理に大変重宝します。さて、ここで出来上がったスープがメインなわけで、鉢蒸しの出汁に使います。蒸したあと充分冷めたら溶き卵と酒、塩を少々加えて深めの鉢に移し、始めの8分は弱火で後半8分は強火で蒸します。蒸している間にザーサイとピーマンのみじん切りを混ぜ合わせ、ピーマンから水分が出たら胡麻油を加えてトッピングにします。熱々のスープ卵の熱でザーサイとピーマンの香りがファーッと立ち上がって食欲をそそられます。昨夜は作りませんでしたが、蒸した胸肉はス
ライスして、サンチュウなどに包んで頂くのもいいと思います。カロリーオーバーなどを気にして、茄子と長葱の味噌炒めで落ち着いてしまいました。
材料
蒸し鶏
作り方
- 胸肉に胡椒とシナモンをすり込んで30分ほど置き香りを付ける。
- ウー・ウェンパンに500ccの水を張って加熱し始め、鶏肉に塩を刷り込んで、胡麻油でコーティングしたら器に分量の水と一緒に入れて蒸し器に移す。
- 中火で20分蒸してから取り出して、室温でそのまま冷ましてあくを掬う。
- 鉢で卵を解きほぐし、分量の酒と塩を加えたら鶏出汁2カップと合わせてウー・ウェンパンで蒸す。
- 蒸気の穴を二つ開けて、始めの8分は弱火で、その後8分は強火で蒸す。※蒸し時間は水が500ccの場合は全体で20分ほどになります。作る分量に合わせて時間を加減してください。
- 蒸している間にザーサイとピーマンのみじん切りを混ぜ合わせ、水が出てきたら(約10分後)胡麻油を加えてトッピングを作る。
- 蒸しあがった卵を人数分に取り分けてトッピングを散らして召し上がれ♪
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