新筍と鶏胸肉の中華風炒め:胸肉の柔らかさにびっくり
しばらく前に「野菜炒めの極意」なんて偉そうに紹介したエントリーがあったのを思い出し、いえ、書いたことは覚えているんですよ。ただ、どんな味付けで作ったかというのが時々ごちゃごちゃになります。同じ味付けは飽きるし、ここに重なって書く必要もないですから、ちょっとチェックしてみました。で、今回の組み合わせは、➀香り(韓国七味)➁旨味(酒)➂味の定着(片栗)➃封印(胡麻油)にして全体が塩味の下味なので、最後にオイスターソースを酒で少し薄めて強火で炒め合わせました。筍にはこの最後の味付けだけになりますが、物足りない感じはなく、下味がしっかりついた胸肉と一緒に頂くと丁度いい味加減です。何度も言いますけど、鶏の胸肉が大変軟らかく出来上がるための下準備は大事です。味と香りを肉につけて、片栗粉で旨味の定着してから胡麻油で封印ですよ。
今年は静岡産の新筍を沢山頂いて、これほど炒め物で食べたことはかつてはありませんでした。掘ったばかりの筍の極上の美味しさというのはこういうものだったんだと、深く刻み込みました。感謝感謝です。
材料
- 新筍・・350g
- 鶏胸肉・・1枚(300g)
- にんにく・・1片
- 鷹の爪(小さな小口切り)
- 韓国七味・・小さじ1
- 酒・・大さじ1
- 胡麻油・・小さじ2
- 片栗粉・・大さじ1
仕上げの味付け
- オイスターソース・・大さじ1
- 酒・・大さじ2
作り方
- 胸肉の皮をはがして横長に置き、5mmの厚さにそぎ切りし、更に5mm幅の千切りに切り揃える。
- バットかボールに肉を移し、下味付けの順番に揉みこんで10分置く。
- 筍の繊維に対して90度に5mm幅のスライスに切る。
- 仕上げの調味料をボールで合わせておく。
- 包丁の柄でにんにくを潰し、更にみじん切りにする。
- 鍋を温め、油を大さじ1(分量外)加えて中火より弱めの火加減で肉を炒め、白っぽい白に変わったら筍とにんにく、鷹の爪を加えて強火で炒める。 ※ピリ辛にしたい時は唐辛子は早めに炒める。
- 全体に火が通ったら仕上げ調味料を回し掛け、手早くいため合わせて出来上がり♪
| 固定リンク
コメント
( ̄ー ̄)(ー_ー)( ̄ー ̄)(ー_-)ういうい♪下準備や仕上げの調味料を合わせておくことなどは本当に大切ですな~。美味しい料理には必ず理由がきっちり存在しますな~。
投稿: まるちゃん | 2008-05-05 06:49
まるちゃん》 簡単でちょっとした事ほど、調理の流れの大事な脇役止んでしょうけどね^^;頑張るべー。
投稿: godmother | 2008-05-06 10:40