2008-05-22

鶏のささ身のパン粉焼き

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 連続でジョギングをするのはどうかな(体力的な不安)と、半信半疑のまま3日目となった昨日でしたが、疲れるというほどのものが全く残りません。言い方を変えると、自分が楽しく嬉しい気持ちになりたくて走っているから当然なんです。ただ、私が今までスポーツに関わってきた限りで、そこから生まれて培われてきたものとは全く異質です。キツイ登りでは歩き、ちょっと綺麗な花でもあれば立ち止まって見とれています。カラスが頭上から落とした胡桃をそれからどうするのかなと気になれば見ていますし。といった具合で、普通に走れば20分位のところを、その倍くらい時間を掛けています。取り分け、今のこの季節を逃したくないので、この時間を自分にプレゼントというところでしょうか。昨日は途中で、年配のおじさんが山の方から下りてきて私に採ってきたばかりの蕗とワラビをくれると、どうしても引かないのです。見ず知らずの人が通りすがりにこの様に話しかけてくるのって、十年単位でなかったことです。うまく言えないのですけど、私が子ども時代で、大人に話しかけられたような変な錯覚を覚えました。時空を感じるというのか、今なら親としては子どもに「知らない人が話しかけてきたらそれは不審者」と、すごく警戒を促すことです。昨日のあのおじさんは、山菜が嬉しくて、良かったら少し上げようか?食べない?と快く話してきただけです。そういう屈託の無い人にまで自分が驚くという(少し警戒する)自分が嫌だなと思いました。f:id:godmother:20080522042127j:image:w300:right

 ジョギングから戻ると夕暮れ時の時間はむしろゆったりとした気持ちで過ぎていくのが不思議で、きっとジョギングで気持ちが豊かになるんですよね。ゆっくり献立を考えて何か飛びっきりいい香りのするものを食べましょう、と思いながら水代わりに頂いたトマトに目が行って思いついたメニューです。

 トマトの輪切りと玉葱のスライスを耐熱皿に敷いて、ローズマリーとハーブオイルで香りを付けたささ身を乗せて、パセリとパルメザンチーズを混ぜたパン粉のお布団を掛けて焼いてみました。ささ身に馴染んだパン粉は一風フライのようにサクサクとした食感でもあります。でも、中を開けてみると、ハーブの香りいっぱいのふっくらと蒸されたささ身に出合ってすごく幸せになります。パン粉焼きと言うくらいですから、ある程度の厚さでかぶせるのが大事なポイントです。準備は簡単で、ささ身の香り付けで20分。オーブン皿にトマトの輪切りと玉葱のスライスを敷いたら、ささ身にレモン汁と塩を軽くまぶして直ぐに焼き始めます。それだけです。焼きながらパルメザンチーズの香ばしい香りが匂ってきたらそろそろ出来上がりです。そうそう、ちょっとしたことですけど、ささ身の中央中ほどに筋が一本ありますえね。これは取り除いた方が身が丸まらない上、食べ易いです。包丁を筋に斜めに当てたまま元の部分を引き抜いて、身を元のように整えます。

f:id:godmother:20080522042129j:image:w300:right材料

  • ささ身・・6本
  • トマト・・中1個
  • 玉葱・・1/4個

パン粉の衣材料

  • パン粉・・大さじ4
  • パセリ・・みじん切り大さじ1
  • パルメザンチーズ・・大さじ2
  • ハーブオイル・・大さじ1

f:id:godmother:20080522042130j:image:w300:rightささ身の下味材料

  • 胡椒・・小さじ1/2
  • ローズマリー(粉)・・小さじ1/2(あればローズマリーの葉少々)
  • ハーブオイル・・大さじ1
  • 塩・・小さじ1
  • レモン汁・・大さじ2

作り方

  1. ささ身の筋を引き抜いて、胡椒、ローズマリーを良く刷り込んでからハーブオイルを塗って手でよく揉んで20分香り付けする。
  2. その間に、トマトを輪切り、玉葱を5mmのスライスに切り、ボールにパン粉の衣を合わせておく。
  3. ささ身に塩、レモン汁をかけたら、耐熱の皿に2のトマトと玉葱を敷いた上に乗せる。
  4. 2のパン粉を全体を覆うように乗せて220度のオーブン(またはオーブントースター)で15分~20分焼いて出来上がり♪

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