2008-05-14

秋刀魚(さんま)のヒィレーとほうれん草のスパゲティー:ローズマリーの風味で春らしく

f:id:godmother:20080514044324j:image:w450:left

 この時期に秋刀魚?って、昔から秋刀魚の旬は夏から秋なんですが、冬から春にかけては北上するんですよね。私も聞いて知ったのですが、結構脂も乗っていて、そうがっかりしないのが今の時期の秋刀魚ちゃんです。最近パスタというものから遠ざかっていて、麺類を食べるのはなんとなく時々お昼に外でラーメンというのが定着していました。気がつくともう何ヶ月ぶりー?なんです。

 スパゲティーをくるっと丸めて口にする時、喉の奥でスーとよい香りが同時に入って来る時のことを思うと、秋刀魚の脂と濃い旨味が際立つのはローズマリーかなと思います。前にみっちゃん(id:chanm)にもらったグレープシードオイルの瓶を横目に、「今夜は封を切っちゃおうかな」と思い切って使いました。実は私、頂き物をした嬉しさを消したくないので、封を切らずに眺めている事が多いんですね。何でもそうです。一緒にもらったブラックカラントソースとフレッシュチョコレートのソースが残してあるので、なんとなく太っ腹!ぅふふ^^

f:id:godmother:20080514044325j:image:w248:left  f:id:godmother:20080514044326j:image:w248:left  f:id:godmother:20080514044328j:image:w248:left

 さて、秋刀魚を捌く前に、表面の皮に包丁の刃を立てるようにしてなでて、臭みの素となる表面のぬめりを取り除きます。次に、頭と尻尾を切り落として内臓を取り出したら三枚におろします。腹骨をそぎとって,、この様にぴらぴらの状態になったのをフィレーといいます。調理の直前に塩、胡椒、ローズマリー(粉)をよくまぶしてソテーします。この時に、ハーブオイルで鷹の爪とにんにくを焦がさないようにじっくりローストして、香りを油に移します。直ぐに焦げてしまうのでくれぐれも弱火です。もしローズマリーが庭先などにある方は、枝を一本、ここで一緒にローストすると羨ましい限りです。秋刀魚を身側から焼いて八割方焼けたら皮目を焼いて一旦取り出します。残った油を絡めるように、ほうれん草と秋刀魚を炒めてから茹でたスパゲティーと絡めます。

 秋刀魚一尾を一人分として作りましたが、取り分ける分量によっては3~4人分としてもいいと思います。

 たったのこれだけですが、凄くご機嫌なご馳走ですよ。目先を変える一品としてお勧めです。

NetShopへ材料

  • 秋刀魚・・2尾
  • ほうれん草・・1/2束
  • パスタ・・200g
  • ハーブオイル・・大さじ2
  • ローズマリー(粉)・・小さじ1
  • 塩・胡椒・・適宜
  • あればローズマリーの枝・・1本

作り方

  1. 秋刀魚の表面に包丁の刃を立てて滑らせてぬめりを取り、頭と尻尾を切り落としてから内臓を除く。
  2. 中骨の薄い膜を切って血を洗い流してから三枚におろす。
  3. ほうれん草を固ゆでして3等分の長さに切る。
  4. 秋刀魚の両面にローズマリーと塩、胡椒をして3等分の長さに切る。
  5. フライパンにハーブオイル大さじ2、にんにく、鷹の爪、あればローズマリーの枝1本を一緒に弱火でローストする。
  6. 充分に香りが出たら秋刀魚の身の方から焼く。
  7. 8割方火が通ったら裏返して1分ほど焼いき、秋刀魚だけ一旦取り出す。
  8. お湯をたぎらせて置いた鍋にパスタをいれて、アルデンテに茹でる(マーお好みで如何様にも!)。
  9. 秋刀魚を焼いたフライパンでほうれん草と秋刀魚を軽く炒め合わせ、茹でたパスタの水分をなるべく切らないように移して炒め合せる。
  10. 全体に絡まったら塩・胡椒で味を整えて出来上がり♪

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋刀魚(さんま)のヒィレーとほうれん草のスパゲティー:ローズマリーの風味で春らしく: