アスパラガスのグラタン風パン粉焼
畑で収穫したもぎたてのアスパラガスを食べたいという気持ちが逸って、遂に種を植えてみようと今からわくわくしています。ところが良く調べてみますと、植えれば直ぐに芽が出て食べられると思ったのは大間違いで、翌年の春から夏にかけて初めての芽が出て、最初の年は収穫しないで株を大きくさせるそうですorz。で、その次の年に初めて収穫できるそうです。そして、シュパーゲルとドイツで呼ばれている「白アスパラ」を作るのが実は大きな目標です。昔から日本で売っている缶詰は知る人も多いと思います(嫌いな人も多いですね)。もぎたての白アスパラを茹でて、バターソースで頂いたのは今から30年ほど前、ロンドンでドイツ人の当時の友人と一緒にでした。彼女のドイツの実家から誰かに託した形で届いたものでしたが、それはもう忘れられない美味しさでした。国産でも今では東京などのスーパーでは売っているそうですが、聞くところによると国産は美味しくないそうです。美味しくないと聞くとどんな味か想像がつくので困ったものです。種も蒔かないうちからやる気をなくしてどうすんの!と思いますが、なんでしたら普通の緑のにするかもです。あ、シュパーゲルというのは普通のアスパラガスの芽が出てきたら暗闇を作るために何かをかぶせて光合成をさせないで、言うなればもやしやうどを育てるようにするだけだそうです。今すぐに結論を出す必要はないので、この件は再来年の今頃まで棚上げしておきます。ところで、同世代はてダのおぃちゃんも本場のシュパーゲルがお好きなようで、「ちょっと忘れられないな、あれは旨かったな」(参照)のリストに入れてらっしゃるようです(シュパーゲルのことを絶賛する日本人は少ないのでちょっとブックマークね)。
というわけで、とびっきり太い、根元の直径が3cmはゆうにあるほどのアスパラガスを買ってきました。脳内にイメージされている物、そのマンマですから恐ろしいです。これがメインとなるようなおかずにしたかったのでやっぱりグラタンですね。普通の味付けでは物足りないし変化をつけたかったので、茹でたアスパラガスに少し濃い目のホワイトソースを掛けてすっぽりコーティングします。焼く時に乾燥を防ぐためです。更にイタリア七味とパセリを混ぜたパン粉ふりかけ、チーズを乗せて焼きます。ここでちょっと設計ミスしたのは、エダムチーズの目が大きすぎて、焼いた時に繋がってしまいました。下ろす目をもう少し細かく、出来れば粉状がよかったように思います。そういう意味ならパルメザンチーズでもよかったのですが、香ばしいエダムチーズの方が好きなので、次回は気をつけることにします。
- アスパラガス・・200g
- パン粉・・大さじ2
- パセリ・・適宜
- イタリア七味・・適宜
- (なければにんにく、オレガノ、胡椒、塩)
- ホワイトソース・・半カップ
- 細かくおろしたエダム又はパルメザンチーズ・・大さじ2
- 牛乳・・100cc
- 片栗粉・・大さじ1
- 塩・胡椒・・適宜
作り方
- アスパラガスを2等分する。
- 鍋に1リットルのお湯を沸かし、たぎったら塩大さじ1(分量外)を加えて根元の方を先に茹で始め、再沸騰したら先端の方を加える。
- 根元の方を指で押して軟らかくなっていたら引き上げて冷ます。
- 小鍋で牛乳を沸かし、片栗粉でとろみを付けて塩、胡椒で薄目の味付けをしておく。
- パセリを微塵切りにしてパン粉をイタリアン七味を混ぜ合わせる。
- 耐熱の皿に縦割にしたアスパラガスを並べてホワイトソースを掛け、合わせパン粉をまぶしチーズを振り掛ける。
- 230度に予熱したオーブントースターで7~8分チーズに焼き色がつくまで焼いて出来上がり♬
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コメント
瓶詰めの白アスパラって作ってからしばらく出荷しないだぜ。
その方が美味しいから。
ところでアスパラガスって大きくなりすぎると木になるって知ってた?昔庭にアスパラ植えていて、ちょっと採るのを忘れると木になっちゃうのよ。あれにはびっくりしたわ。
投稿: QDtank | 2008-04-11 14:31
QDtankとうちゃま》 知っていますよ。昔子どもの頃友人のうちの畑にありました。冬になるとからからになって、焚き火でよく燃えるのね。
投稿: godmother | 2008-04-11 16:36