浅蜊(あさり)の酒蒸し:ほんのりバター風味でね
昨日は種蒔きした後の畑が気になって様子を見に行ってみましたら、苺の苗が一本枯れて消失寸前でした。最初から少し元気がなかったので永田農法にも記してある通り、はじめの植え付けの段階で環境が変わる事とそれまで育ってきた土は洗い流され、根は半分以上取り除かれるわけですから過酷なストレスで根を張れない苗は一番最初にリタイヤするのです。これは理にかなった農法だと本当に思います。例えば、雛が殻を破って誕生する時、内側から突いて自分で殻を割って生まれますが、ヘタに人為的に殻を割ってやるとその雛は丈夫に育たないと言われています。生き物の生命力を信じて生かしてやるということだと思います。途中で育たなくなったらそれはもって生まれた寿命と言うことだと思います。
その苺のそばで風邪に揺られてゆらゆらしている二輪草を見つけました。自慢しちゃいますけど、うちの畑のそばだけなんです!推測ですが、畑を数年ほったらかしにしていたため、野草や山麓に根付く草花が自生したのだと思うのですけどね。ほかにも多分先代が植えてくれていたのだと思います多種の水仙、チューリップなども咲き始めています。昨日は午後から雨になったのでここで植えた種にとってはいいい雨です。
さて、浅蜊の酒蒸しですね。いろいろな味付けを楽しみますが和風なら酒と醤油に浅葱、洋風なら塩・胡椒にワインとパセリやバジルを使います。勿論にんにくを効かせて。出来上がりにバターを少し落とすとすごくまろやかになって、その風味に誘われてせっせと口に運んでしまいます。昨年からバターは品薄で店頭でも探します。本当に貴重になってきましたね。
大抵砂抜きしてあると思いますが、買って帰ったら3%の食塩水に浅蜊を浸して蓋を軽くかぶせておくと更に砂を吐きます。調理する前に両手でこすり合わせて殻の表面のざらつきと砂を落としてから調味料、にんにくと一緒に蒸します。貝の蓋が開いたらバターを落として細かく小口切りにした浅葱を散らして出来上がりです。
材料
- 浅蜊・・400g
- 浅葱・・適宜
- にんにく・・1片
- 醤油・・大さじ1
- 酒・・大さじ1
- バター・・10g
- 鷹の爪・・1個
作り方
- 砂抜きした浅蜊をこすり合わせて洗ったら潰したにんにく、鷹の爪と調味料を一緒に鍋に入れ、中火で加熱する。
- その間に手早く浅葱を刻んでおく。
- 浅蜊の蓋が開いたらバターを加えて一混ぜしたら火から下ろし浅葱を散らして出来上がり♪
| 固定リンク
コメント
雨と風が強いと畑が心配ですよね。
浅蜊の酒蒸しは、スープも美味しいですよね♪
品薄のバター、最近またニュースで取り上げていますね。
投稿: Pちゃん | 2008-04-18 06:57
Pちゃん》 おはよう。
何だか今朝もひどかったですね。関東・甲信越は午後も崩れそうだけど。一応藁を乗せてあったので見に行ったら不思議なことに藁はあんなに軽いのに飛んでいませんでした。枝が軽くいろいろな場所に引っかかってるんだと思いますけどね。
浅蜊の蒸し汁は、ご飯にかけてお代わりしていました。夫はね。
昔小学校の頃、幕張に行きましたよ!堀にね~^^
投稿: godmother | 2008-04-18 09:05
これ、俺が作る時バターで炒めてから日本酒か白ワイン入れていたんだよね。
山東省は世界有数のアサリの産地。捕れたてのあさり(ガラー)はメチャ美味しいよ。
投稿: QDtank | 2008-04-20 23:32
QDtankのとうちゃま》 バターの使い方ですけど、私も最初に炒めてからあとで酒を注すというやり方もします。それをやるときは、スパゲティーのような洋風かな?これは香ばしさというよりも風味とコクをつけるために使ったので、この順番です。和風だからという意味でです。
投稿: godmother | 2008-04-21 04:01