新筍と鯖の缶詰の中華風炒め
昨日は市内の友人から「静岡から届いた筍いかが?」という連絡をもらって、喜び勇んで頂いてきました。静岡に住むご兄弟から毎年送られてくるそうです。そちらでは家族総出で筍を掘って、持ち帰ると五右衛門風呂のような大きな釜で一気に茹でるそうです。一年間この春に芽を出す準備をしてきた筍を頂くわけですから、掘ったら直ぐにに茹でるのが流儀です。その最高の美味しいところを何もしないで頂けるなんて嬉しい限りです。知っている人も多いと思いますが、掘ってから時間が経ってしまった筍の食感がどれほど違うかということです。
彼女のお宅で早速PCを開いて、筍料理の検索をはじめたのはいいのですが、彼女はいつもそうやってここを開いてくれているそうですが、私は読者が閲覧する場面にこのように遭遇したことがないので不思議な感じでした。「筍」でhitした料理を見ていて昨年の初夏、秋田からの帰り道に小布施特産の「根曲がり筍」を買ったという記事の下りが懐かしく、ちょっと立ち止まってしまいました。地元の方に、鯖の缶詰でなくては絶対に駄目だと言われて、他の野菜と一緒に筍汁(☛レシピ参照)にしたのですが、あの時のやり取りがそのまま鮮明に浮かんできました。話はそれだけなんですが、なんだか一年が速いです。誰かも言っていましたが、若い頃は時間の経つのが凄くゆっくりで仕事が休みの日から次の休みまでが気が遠くなるほど長く感じたものです。
さてと、丁寧に茹でてもらった筍ですから太くて食感がしっかりしている部分で炒め物にしました。昨日はポカポカ陽気だったせいか、ピリ辛の味付けにしたかったので、鷹の爪を少し多めに入れてオイスターソースがベースの中華風に炒めました。鯖の水煮缶はほんのり薄塩ですから味付けを控えめにして、臭みを飛ばすために最初にしばらく炒めます。ここで形は崩れてしまいますが、ソースのようにして筍に絡めるというつもりでいいと思います。ここにスライスした筍と水を加えて煮立ったら葱と生姜、にんにくを加えて味付けします。筍に鯖の出汁が良く染みこんで大変美味しい炒め物に出来ましたよ。ご馳走様でした。
- 茹で筍・・400g
- 鯖の水煮缶・・200g
- 水・・100cc
- 長葱・・1本
- 生姜・・微塵切り大さじ1
- にんにく・・1片
- 鷹の爪・・3個
合わせ調味料
- オイスターソース・・大さじ1
- 酒・・大さじ1
- 砂糖・・小さじ1(隠し味)
- 塩・・適宜
- 胡椒・・適宜
作り方
- 筍は縦割りにして更に横に置いて3mmのスライスにする。
- 長葱は斜め1cmのスライスにし、にんにくと生姜は微塵切りにする。
- 調味料は小さなボールに合わせておく。
- 中華鍋か大きめのフライパンを中火にかけ鯖と汁を一緒に炒めて臭みを飛ばすように炒める。
- 続けて筍と水100を加えて更に炒める。
- 水分がなくなってきたら鷹の爪と長葱、にんにく、生姜、合わせ調味料の順に加えていため合わせて出来上がり♪
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コメント
美味そうなんだけど、なんかもうひとひねり欲しいんだよね。
今日晩飯を食べに来た長女makkyもそう申しております。
投稿: QDtank | 2008-04-20 23:28
QDtankのとうちゃマ》 一捻りねー。なんだろうか?私にはちょっと浮かんできませんけど、次回に意識して作ってみようかと思います。
投稿: godmother | 2008-04-21 03:57