生昆布の葛豆腐
昆布の一品というと昆布巻きや佃煮で保存しますが、ちょっと目先を変えたくて葛豆腐にしてみました。お弁当のおかずや食卓でもう一品欲しいという感じの時に、冷蔵庫から取り出すだけです。我が家で食事をした人はよく知っていると思いますが、こういうちょっとした何かしらが冷蔵庫や冷凍からチョロチョロ出てきますよね^^。家で飲み会をすることもよくありますので、物足りなくなった時のお助けになります。時々、存在を忘れてしまうので、そこら辺は要注意です。自分に言及です。
昨日ラジオを聴いていたら、中国産の冷凍餃子問題が発覚して1ヶ月が経ったという事。時の経つのも速いと感じる反面、この問題はやはりと言うか、中国ののらーリくらーリが始まった感じがします。消費者の話で面白かったのが、手作りした事のない主婦が皮を買ってきて、自分で餃子を作ったと誇らしげに話していた。私からしたらもう一声、皮も自分で作ったら?とか余計なことを思います。人生50年程の序の口の類の私でも、これまでに食品に関して気をつけなくてはいけないと心した事件がそこそこありましたから、家族の健康を守ることや、命もある程度自分で守れるものだと妥協せずにこれまできています。これらの事件発覚で何を学んでどうするかという問題はそのおかれている立場で解決はしてもらいたいですけど、一国民、一消費者としての自分ができることをするしかないですね。言えば限なく言いたいことというものはありますが、一介の主婦としては、社会に物申すエネルギーを使うより安心な料理を作ります。もう、そういう歳ではないですしね。
塩漬けの生昆布を柔らかめに水で戻してミキサーで撹拌して粘りのある液状にします。あらかじめ鰹出汁で葛粉を溶かし、味付けして液状の昆布と混ぜ合わせて火にかけます。葛の練り方のコツは、最初中火で所々葛が固まってき始めたら火を弱めて練り混ぜながら艶を出します。白濁した状態から透き通るような感じになる頃、固まり始めますので見分けは直ぐにできます。型に流しいれてよく冷ましてから切って頂きます。昆布のいい香りがしてサッパリしています。昆布のお刺身と同じような感覚で、山葵(わさび)醤油や辛子醤油が合います。お弁当に入れる時は、茹でたアスパラなどとマヨネーズで軽く和えても美味しいです♪
- 戻した塩漬け生昆布・・130g(約30cm)
- 鰹出汁・・130cc
- 葛粉・・50g(全体の水分量の5~8倍)
- 鰹出汁・・100cc
- 砂糖・・小さじ1/2
- 塩・・小さじ1
空豆の葛豆腐も参考にどうぞ レシピ☛
作り方
- 鰹出汁を取って冷ましておく。
- 水で柔らかめに戻した昆布を粗みじん切りにして同量の(130cc)の鰹出汁と一緒にミキサーに5~6分かけて液状にする。
- 小鍋に鰹出汁100cc、葛粉、砂糖、塩を混ぜておき、液状の昆布を加えて木ベラで混ぜながら中火で加熱する。
- 1~2分すると少しずつ塊ができ始めるので、かなり手早くかき混ぜる。※火を弱めると気長にかき混ぜると失敗しない。
- 木ベラにくっついてドロンと落ちるくらいの硬さに練ったら火を止め、水で流した型に流しいれる。
- 軽く台に落とすようにトントンして気泡を出し、そのまま冷やし固めて出来上がり♪
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コメント
( ゜▽゜)/コンバンハ、あきこ姉さん。美しい葛豆腐ですね。冷蔵庫にストックされていたら便利ですね。餃子のニュース見ました。いつから安全なものと安全でないものに食物が分けられる時代になったんでしょうかね~。私自身も考えるとこが沢山あります。安全で美味しい野菜を消費者に届けるのを自分たちのポリシーとして百姓をやっておりますが、実際の労働は過酷で、自分たちの命を削って働いている感があります。過酷さに押しつぶされないよう、日々踏ん張る百姓が沢山いるはずです。応援してやって下さい。ペコリ(o_ _)o))
投稿: まるちゃん | 2008-03-01 21:20
まるちゃん》 おはよーさん!
う~ん、このところ朝早くから夜遅くまで大変そうね。最近脱走はできないの?とうちゃんが大らかな人だから、脱走して少し休憩するとか?体調も心配でしょうし・・。ね!
葛豆腐で固めるものは液状にして何でもいいと思います。普段不足しがちなものを私は取り入れますけど、昆布とか若布など。で、今日のエントリー(3月2日)で作ったような巻物にしたり、和え物にしたりと、そのものの味わいが薄らいでも栄養的にも見た目にもいいと思います。作り置くと忙しい時はありがたいよ。
義母さんが元気な時は、食事で助かっていたね。お大事にね。
投稿: godmother | 2008-03-02 06:10