2008-02-28

鯛のレモン焼き:本格ベスーゴ・アル・オルノへの道のりにまだ半身分

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 先日買った鯛丸ごと一尾の使いきりシリーズとしては最終編です。お値段の事をここで私が言うのは日記の意図とは違ってしまうのですが、記録として書きますと、天然物は養殖に比べて確かに値段的にはお高いです。が、それも水揚げやその日の市場の相場にも寄りますので、比較的買い求め安いと感じる時もあります。今回の鯛でしたら2kgくらいあったと思いますけど¥1000です。これを大人が二人で二日間でたっぷり堪能しながら頂いて一人¥250/日です。大人二人分の夕食のメインの魚が¥500で三品です。鯛は捨てる所が無い魚といわれていますので、どのような料理にしても美味しく頂けます。多分直ぐに大変だと感じる方が多いと

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思いますが、料理の腕よりも如何に楽しもうとするかです。そう言えば、最近NKKの料理番組をラジオで聞いていて、年配のお婆ちゃん先生がゆったりと説明をしながら料理を進めていく様子が凄く心地よいのです。癒される口調なんですよね。声のトーンがとってもいいんです。で、紹介している料理は、今風というでもなくその先生の勧めたい料理というテーマなのか・・・。最近私の料理は「挑戦していない」と先日激励のコメントを頂きましたが、作っても食べても癒されるという料理がいいなぁー。などと思ったりしています。最近の料理がつまらなくなったという方もいらっしゃるでしょうけど、なんかラジオを聴くようになって今はそう思っています。

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 さて、レモン焼ですが、我が家では鯖(さば)や鰆(さわら)で作るのが定番でしたが、あれらは青い魚を目先を変えてあっさり食べる方法としては、レモン汁をかけて焼くというところまででした。Shigeさんのスペインのご友人のお母様が作られるこのお料理がずっと目標でしたが(参照)、この度遂に作ることができました(Shigeさんお先です^^)。塩も胡椒も使わない、鯛の持っている味にレモンだけです。下ごしらえしてレモンをよくしみ込ませた上で焼くだけですが、焼き上がりの直前にナッツとにんにくのすり潰したものを焼き汁と合わせたソースを掛けて仕上げ焼きをします。このナッツの風味と甘味が酸味の効いた鯛をまろやかな味に決めると思います。おもてなしには勿論、切り分けて少し頂くだけでも幸せな気持ちになります。本当に美味しくできました。Shigeさんは、自宅オーブンの能力との格闘をしばし楽しんでいらっしゃるようです。私はそれを見ていて(読んでて)次は絶対に制覇するだろうと思っています。両家ともなかなかこの取り組みが進まないのは、市場との兼ね合いとも言えます。きっかけをつかんで邁進しましょう!あの、家はまだ半身ですから、何時か丸ごとの鯛で食べられるようなお祝い事を楽しみに狙っています。

鯖のレモン焼き レシピへ☛

鰆のレモン焼き レシピへ☛

 

材料(鯛頭なし骨つき半身分)

  • 鯛・・半身
  • 玉葱・・半分
  • じゃが芋・・大1個
  • レモン・・1個
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 白ワイン・・30cc
  • 水15cc
  • アーモンド(プードルかダイス)・・10g
  • 松の実・・10g
  • にんにく・・10g

作り方

  1. 玉葱を1cmの櫛型に切り揃え、皮を剥いたじゃが芋は3mmの輪切りにする。
  2. 鯛の皮目に斜めに中骨まで包丁を斜めに入れて4本レモンを挟む切り込みを入れる。
  3. レモンを5mmの厚めに切って半月にし、種を取り出し鯛の切り目に挟み込む。
  4. オーブンの天板か耐熱の皿に玉葱とじゃが芋のスライスをバラバラに散し、オリーブオイルを振り掛け鯛を乗せる。
  5. 残りのレモンを鯛にまんべんなく絞りかけて10分ほど置いて味を馴染ませる。
  6. オーブンを200度に予熱し、鯛に混ぜ合わせた白ワインと水を振り掛けて焼き始める。
  7. 全体で25分焼きますが、15分後と20分後に焼き汁をスプーンで掬いながら鯛に回し掛けます。(15分よりも早くオーブンを開けても焼き汁があまり出ていませんので早く開け過ぎないこと)
  8. 焼いている間に擂鉢(すりばち)でアーモンドと松の実、にんにくをすり潰しておく。
  9. 20分後、皿の底に溜まった焼き汁を魚をうまく押さえながら擂鉢に移し、よく混ぜ、このソースを鯛に回し掛けてオーブンに戻す。
  10. 同じ温度で5分仕上げ焼きをして出来上がり♪

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べスーゴ・アル・オルノの料理風景 by Shige

《Cooking Besugo al horno part 1》

《Cooking Besugo al horno part 2》
 

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コメント

美味しそう・美味しそう・美味しそう!!!お腹が空いたよ~~~><白ワインに合うんだろうなぁ。鯛の様な白身のお魚ってこういうシンプルなものがあいますよね。やっぱり昼前にここに来ては危険かも^^;おなかがぐ~~ぐ~~です><

投稿: tomo | 2008-02-28 11:18

大成功だったようですね!鯛も2kgで1,000円!12~1月の高値シーズン後ということを考えても、これは破格の安値です。たいへん良い買い物をされましたね。ウチでは前回の失敗で、子供たちがベスーゴ・アル・オルノを敬遠するようになってしまいました(ガックリ)。次の良い機会を密かに待っております。次こそは十分にオーブンで熱して、少なくとも失敗しないようにしませんと。その良い機会が、この春に訪れそうです。このお母さんの息子エンリケが、5月にウチに来てくれることになったのです。もっとも、エンリケはスペイン男子らしく、料理はしません。それではウチに来てもらっても役に立たないので、ベスーゴ・アル・オルノと他の幾つかの料理について、お母さんに作り方を良く聞いてくるように頼んであります。彼の監修の下、次こそはベスーゴ・アル・オルノを成功させます!

投稿: SHiGE | 2008-02-28 11:43

料理中の和やかな雰囲気というのは、いいものですね。エンリケの家にいたとき、朝起きるとキッチンからカチャカチャと、お母さんが朝食を作っている音が聞こえてきました。それを聞くと、なんだか「あぁ~幸せだな~」と言う気分になり、とても心地よかったです。その朝の準備風景も、実はビデオを撮ってあったりします(因みに後片付け風景も撮影してたり…)。「こんなところビデオ撮って、何が面白いんだい?」と言われましたが、今見ると、その幸せな朝が思い出されて、本当に撮っておいて良かったと思います。エンリケは滞在中、何でもビデオ撮影する私を「これだから日本人ってヤツは…」とバカにしていましたが、今回の来日を控えて「ビデオカメラを買おうと思うんだが…」と相談してきました。ビデオにせよ写真にせよ、撮影するときは面倒くさいのですが、後になってとても重要なリマインダーになることを、彼も理解したのでしょう。それは特に、家で待つ家族にとっては、何よりのお土産となるのです。

投稿: SHiGE | 2008-02-28 11:44

tomoちゃん》 ども。とても健康なしるしですね^^;。今朝エントリーして画像を見た夫が、こえまた、くいたいなぁーとしみじみ言っていました。本当に美味しかったです。動画でも字幕で出ていますが、小さくても鯛なら美味しいですよ。多分普段は二人分だと思うので、近いうちにどうでしょうか?すごく勧めちゃいます!

投稿: godmother | 2008-02-28 15:59

Shigeさん》 お陰をお持ちまして、スペインの本家料理版には敬服、完封ですよ。12月と1月が外れて、厄払いなどの一連が終わると鯛も目出たいって言われなくなるのか、今回のような素晴らしくreasonableな鯛に出会えたのはラッキーでした。 えェー、5月に来日するんですか?エンリケでしたか、いつだったかお仏壇の儀式を一緒にされていましたよね。お仕事柄でしょうか、いろいろな交流の中から Shigeさんホント、よいポジションですよ!で、ベスーゴ・アル・オルノの完成画像は誰が撮るのでしょう?泥縄でエンリケに教えて撮ってもらいますか?もう5月のスケジュールは決まりましたね。きっと伊勢の鯛はスペイン産に負けない味の鯛ですよ。もう一つ、羨ましいのが、エンリケの家のレモンの木です。お母さんがナイフで切るときのあのフレッシュな音は最高!新しいレモンでないとあの割れるような音はしませんよね。あーため息が出ますー。最近の私の画像はどうでしょうか?デジカメはチョットした角度で色と光を拾うので不安定ですけど、うまく拾えた時は、自分で惚れ惚れするほど美味しそうに撮れてしまいます。まるで交通事故のようですけど^^;

投稿: godmother | 2008-02-28 16:15

鯛の匂いに誘われて来ました。レモン焼きっていいですね。魚、レモン好きの小生は、今すぐにでも食べたいです。鯛の切れ目に挟んだレモンが美しいです。

投稿: フロンティア | 2008-02-28 19:14

フロンティアさん》 鯛が釣れるというのは伝説?気にしないでくださいね。二日間かなり楽しみましたよ。なんだか魚って、凄くテーマをくれますね。ヘキヘキする部分があるのが私にとっては未知な部分が沢山あるっていうことなのかなと思います。

投稿: godmother | 2008-02-28 20:59

写真、雰囲気があってとても良いですね。美味しい料理が、もっと美味しく見えます。途中写真も十分に明るくて見やすいです。エンリケは初来日です。ただ彼は料理はしないので、彼に教えてもらうことは期待できません。彼にやってもらうのは、前撮ったビデオの翻訳と味見、それに最も重要な任務である食材の運搬です。彼には「空港でも銀行でも両替するな、地元のスーパーで買えるだけ食材を買いまくれ、その代金がお前の滞在費になる」とキツく言いつけてあります。レモンの木の画像(ビデオからのキャプ画)を貼ろうと思ったら、画像掲示板が見当たりません。やめちゃったのでしょうか?かなり大きな木で、売るほどレモンが実っていました。エンリケの家の庭には、他にもハーブや野菜がたくさん植えてありました。特にレモンとハーブは羨ましかったです。

投稿: SHiGE | 2008-02-29 14:46

SHiGEさん》 以前レクチャーしてもらった画像の色彩や採光のことが焼きついていて、お陰さまで画像を撮る時点でかなり意識はできるようになりました。できるだけ加工しないようになどと、昔風なことを思っていますが、そもそもデジタル画像は、加工のメカニズムの上で成り立っているわけですから、「自然」というのも反対から見ると不自然とも言えなくないですよね。(最近何が当たり前なのか混乱気味で)エンリケのお母さんの言葉は標準語のスパニッシュではないようですが、標準語で翻訳してもらうという解釈でよろしいのでしょうか。それにしてもエンリケさん、買い過ぎて例のSHIGEさんのような(空港で重量オーバー)事にならないと良いですね^^;あのお話も傑作でしたけど。あれ?もしかしてうちの掲示板の事ですか?もし張ってくださるのでしたらページのタイトルの下のカウンターの横に【掲示板】というのがそれです。張ってもらえますか?伊勢の環境ならきっと庭先でレモンも育つのではないかと思いますけど・・。そう言えばあの例の桜の花もそろそろですね。月日の経つのも早いですね。

投稿: godmother | 2008-02-29 15:31

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