2008-01-19

黒胡椒せんべいと手編みの籠

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 お正月のお裾分けで、「ゆべし」を食べてみたいと言うヘビメタちゃんと物々交換で頂きました。このお煎餅は、ピリッとしているだけでなく、胡椒の味が大変利いていて、ハーブ煎餅な感じ。シンプルな醤油味というのがいいです。食べ過ぎると喉が渇きビールにピッタリ!お茶よりもやっぱりビールです。

 お煎餅が入っていた籠は、実家のお母様、お手製です。これを見て思い出したのが、藁草履(わらぞうり))のこと。もう亡くなったのですが、近所のおじさんに子ども用の藁草履を編んでもらって、娘に履かせていました。勿論私も家で、スリッパ変わりに履いていました。足の裏に当たる、あの優しい藁(わら)の感触が蘇ってきます。裸足に近いので、地面を感じますし、足に伝わるショックを身体が受け止め、自然に膝や腰が順応します。今時のスニーカーは、よく開発された優れた商品だとは思いますが、子どもの成長段階では優れた靴よりも、底が薄い、できればシンプルな作りの方がいいような気がします。身体に優し過ぎるものは、それだけ身体を甘やかすと思います。出来ればスパルタで、「自然」に対して順応できる身体作りがよいかと。

 因みに、裸足でバスケットを体験させると、ほとんどの子どもが足の裏と膝のショックに驚きます。痛いのです。まともにジャンプも出来ません。30分ほど裸足を体験したあと、バスケットシューズを履いてみると、ジャンプが高くなって、着地も充分膝を使い、次の動作への移行が素早くなります。理由は、膝を曲げた状態を維持できるからです。「ステイ・ロー」という姿勢(低い姿勢を保つ)がありますが、これ、教えても直ぐに突っ立ち状態に戻ってしまい、なかなか出来ません。でも、裸足を体感している子は、自分で戻す事を身につけます。

 最近の子ども達の足の形が気になります。外側と内側の筋肉バランスがとれていないというか。膝の関節が丈夫でない為か、水が溜まったり前十字を断裂したり、お皿の内側の痛みを訴える子が多いです。直接的に靴が原因とは思いませんが、家にこもってWiiとか?塾に通うためとか。外で遊ぶ時間も気力も仲間も場所も無いといった遊べない環境だからでしょうか。

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