柳葉魚(ししゃも)のフライ:雄
本ししゃもが手に入りました。日本では、偽物があると本物には「本」をつけて呼びますね。昔は、私も知らなかったのですが、一般的にししゃもとして市販されているのは、実は、「カペリン」という名前の樺太の魚です。本物を食べた時に、その美味しさに感動して調べたくらいでした。それが悪いわけではありませんが、知った時に驚いたのです。しかも、雄は、脂が乗っていて、身に弾力があり、干物ですから、フライやから揚げにすると表面はカリカリ、サクサクで丸ごと楽しめます。衣は、溶き卵と水に小麦粉を混ぜて、天ぷらの衣のようにして、いきなりししゃもに絡め、次にパン粉をまぶします。小麦粉の濃度を加減して、厚い衣にしたい時は、濃度を濃く、あっさりしたい時は薄くするといいです。それから、時々ビックリされるのですが、白菜の葉の先端の柔らかい部分を付け合せの野菜として食べます。白菜の葉は、甘くてシャキシャキして美味しいです。パンに挟んでサンドイッチにしたりするのもなかなかですよ。冬のレタスも美味しいのですが。
北海道のむかわ町で、数年前から本ししゃもの保護に取り組んできたそうで(確かNHKで放送)食卓に上がるようになったとも聞いています。私、近海物をせっせと食べますから、日本の漁業頑張ってください!お願いします。後世にちゃんと残したいですよ。
材料
衣
- 溶き卵・・大さじ2
- 水・・大さじ2
- 小麦粉・・大さじ2
- パン粉・・適宜
作り方
- 溶き卵と水をボールで合わせ、濃度を見ながら小麦粉を加えて生地を作る。
- 生地をししゃもに絡めて、パン粉をまぶす。
- 油を火にかけ、温度を上げ始める。
- その間に、白菜を水に通してパリッとさせ、水を切り、トマトと一緒に皿に盛りつけておく。
- シメジをほぐして、バターを溶かしたフライパンで強火で炒め、塩・胡椒でソテーする。
- 油の温度が180度になったら(パン粉を散して、パッと散るくらい)、鍋の表面積の半分を越えないくらいの目安できつね色になるまで揚げる。※一度に沢山揚げると温度が下がって、油切れが悪くなり、カラッとしたフライになりません。
- 白菜の上にししゃもを並べて出来上がり♪
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コメント
なるほど、なるほど。
すると我が家では、『カペリン』しか食べてないかも?(爆)
投稿: Pちゃん | 2008-01-17 04:47
Pちゃん》 早ェ~~!
温泉から帰って直ぐに雪掃きっ。やっと終わったー。
うふふ、今日のエントリーは、やーな感じかな?
でも、大概の家庭ではカペリンしか食べられない事情ですよ。北海道以外だと、最近はネット販売もあるけどね。因みに、
http://kanedaioono.com/syouhin.htm#namahoshi
とかあるけど、ここで買った事はないです^^;
投稿: godmother | 2008-01-17 06:17
そうなんですよね。だから私は昔からカペリンを避け、多少お高くとも本ししゃもを必ず買うようにしています。
やっぱり本ししゃもは美味しいですものね。
投稿: tomo | 2008-01-17 12:42
tomoちゃん》 北海道の漁業、ファイト!ですね^^。
しっかり応援しましょう!
ついでみたいだけど、野菜も頑張ってほしいです。そのために、政治をしっかりやってもらいです。将来に希望がもてるような政治ね。
投稿: godmother | 2008-01-17 17:13
美味しそうな本シシャモですね。シシャモは釣れないから買って食べます。偽者とわかっていても食べます。本シシャモなんて売ってませんので。
因みに、ギンムツはマゼランアイナメという魚です。
正しい名前で売ってほしいものですね。
付け合せのシメジのバターソテーにも興味あるな~。キノコ大好き。
投稿: フロンティア | 2008-01-17 23:08
フロンティアさん》 にとっては、魚の事を知っているだけに疑問もあることかと思います。年に一度でも本ししゃもを頂くと、やっぱり、何とかもっと手軽に食べられないものかと、我が儘になります。ギンムツノの事は知りませんでしたよ。もっとも、あまり食べていないかも^^;
付け合せの品数が少なく感じたので、急遽シメジをソテーした次第です。今は、冷蔵庫に常備です(^^)v
投稿: godmother | 2008-01-18 05:22
高知でも本ししゃもが時々、食べられます。父ちゃんの時々飲みに行く魚料理メインのお店で出してくれます。美味しいですな!干してないししゃもを焼くのは水分を含んでいるので難しいと大将が言っておりました。漁師さんたち、頑張って守っていってほしいです。ペコリ(o_ _)o))
投稿: まるちゃん | 2008-01-18 08:46
まるちゃん》 うはー!ほんとうに。
まるちゃんのところはラッキーですね(^^)v
北海道でしか獲れないそうだから、きっと大将は上手く仕入れしているんだね。ししゃもの生はまず塩焼きなんて出来ないでしょう。フライや、から揚げなら地元では食べられるみたい。この干物は、ぎりぎりの感じで、フライだと旨味を逃がさないし、脂も程よく乗っていて美味しいです。
投稿: godmother | 2008-01-18 10:21