2008-01-25

ハム(鹿の生ハム)と蓮根の辛子和え

f:id:godmother:20080125061313j:image:w450:left

 蓮根と辛子と言えば、涙の辛子蓮根ですね。因みにレシピはこちら☛。蓮根のシャキシャキした食感に誘われて、辛さも涙もなんのそのと、つい箸が止まらないのが辛子蓮根でした。代替品で済むわけでもないとは思いますが、先日、友人との会話の中で「どうしても辛子蓮根が上手くできない」という話から思いついた洋風和え物です。蓮根の甘味とハムの塩分にマスタードがマッチしていて上品な味わいです。白ワインや冷酒のお友達になると思います。ふむ、ビールにもいっかな。

 蓮根を薄くスライスして熱湯にさっと通したあと空気に当たるように広げて冷まし、できれば生ハムがいいのですがなければ普通のハムと一緒にマスタードのソースで和えます。画像は、鹿の生ハムです。始めて食しましたが、全く癖がなく柔らかい上品なお味です。北海道の方が作ったもののお裾分けで頂きました。簡単で短時間で出来る料理ですが、蓮根の扱いだけは丁寧にする必要があります。さっと熱湯に通すといっても、生だと後に粉っぽさとえぐみが残ります。茹で過ぎるとふにゃふにゃした食感になります。いい塩梅(あんばい)にするためには、まずスライスの厚みを均一にすることです。厚みにばらつきがあると茹で加減もバラバラになります。ここでスライサーを使う場合はそんなの関係ねェー!でしょうが、蓮根をスライサーでスライスする時は、よほど切れ味のよい刃でないと断面がガザガザになって、湯通しした後サラッとしません。表面積が微妙に広くなるので、シャキシャキ感が全く違います。余談ですが、刺身を切るとき断面がシャープでないと美味しくないのと同じです。包丁がよく研いであると無駄な力で切る必要はなく、刃は大事なポイントです。和える調味料は、和辛子と粒マスタードを同量、オリーブオイルとワインヴィネガーはそれと同量。味見をして少し塩を足して引き締めます。

 くーたん!これお勧めだよん^^

材料

  • 蓮根・・120g
  • 生ハム・・50g

合わせ調味料

  • 和辛子・・大さじ1/2
  • 粒マスタード・・大さじ1/2
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • ワインヴィネガー・・大さじ1
  • 塩・・一摘まみ

作り方

  1. 蓮根の皮を剥いて縦半分に切り、寝かせて極薄のスライスにする。
  2. 鍋で1リットルほどのお湯をたぎらせ、塩小さじ2を加え、スライスした蓮根を一気に入れる。
  3. 蓮根が透き通ったらざるに揚げて水を切り、布巾の上で広げて冷ます。
  4. ハムも同様に薄くスライスし、小さなボールで調味料をよく練り合わせておく。
  5. 冷ました蓮根とハムに合わせ調味料を加えて和えたら出来上がり♪

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハム(鹿の生ハム)と蓮根の辛子和え: