2008-01-12

小松菜と豚肉の中華風炒め:ザーサイ入り

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 一昨日の小さな小松菜の炒め物です(参照)。豚のスライス肉と小松菜を何味に仕上げようかといろいろ考えましたが、ザーサイの独特の中華っぽさを加えて、シンプルに塩・胡椒というあっさりした炒め物にしました。私が料理に使うザーサイは、非常に塩辛くしっかりとした味がついた本格的な作り方の中国の漬物です。桃屋のザーサイがありますね、あのように味付け加工する前の原料となっているザーサイです(お店参照)。ですから、炒める前にしっかり塩抜きをしますが、塩抜き加減は好みですし、ザーサイの味が炒め物に移るのでその分を考慮して最後に塩で加減するのがポイントです。それと、片栗粉を絡めて豚肉を炒めると食感もよく、肉の旨味を閉じ込めるので炒め物の中で肉の存在感を感じます。海老の時と同じように最初に炒めますが、細い千切りの豚肉は片栗粉を混ぜると団子のような塊になります。中華料理ではよく低温の油で揚げていますが、家庭料理ではそういう工程が料理離れする原因にもなるかと思います。はっきり言って「めんどっちい」です!f:id:godmother:20080112041541j:image:w300:right200gくらいの豚肉でしたら、フライパンで大さじ1ほどの炒め油で、弱火で煎るように炒めます。肉に火が通リ始めると自然に離ればなれになります。これだけの下ごしらえをしたら、後は一気に強火で小松菜と炒め合わせます。

 ザーサイは、薄味になるまでかなり塩抜きしましたが、唐辛子が効いて、ピリッと美味しくできました。これも、ビールに合いますよ!

材料

  • 小松菜・・150g
  • 豚ももスライス・・100g
  • ザーサイ・・50g
  • 千切り生姜・・大さじ1
  • f:id:godmother:20080112035817j:image:w300:right塩・胡椒・・適宜
  • オリーブオイル・・大さじ2(他の炒め油で可)

豚肉の下味調味料

  • 塩・・小さじ1/3
  • 味醂・・小さじ1
  • 解き卵・・大さじ2
  • 片栗粉・・小さじ山盛り1

作り方

  1. ザーサイの塊りを5mmのスライスで3~4枚(約50g)切り出し40分(目安として)水に浸けて塩抜きをする。
  2. 豚肉を5~6mmの短冊に切って片栗粉と卵を除いた下味調味料に浸ける。f:id:godmother:20080112035754j:image:w300:right
  3. 小松菜の根元を十文字に切って、水で土を洗い流す。
  4. ザーサイの塩抜きが完了したら、3mmくらいの厚みで短冊に切る。
  5. 豚肉に解き卵を加えて混ぜ合わせたら、片栗粉を最後に加えて全体に馴染ませる。
  6. フライパンを弱火にかけ、オリーブオイル大さじ1を加えたら直ぐに豚肉を入れ、煎るように常に菜箸を動かして肉に火を通す。
  7. 肉の色が白くなって火が通ったら一度皿に取る。
  8. フライパンをふき取って、オリーブオイル大さじ1を強火で熱し、千切り生姜と小松菜を手早く炒める。
  9. 小松菜がしんなりしたらザーサイと豚肉を加え全体に火が通ったら塩・胡椒で味を整えて出来上がり♪

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コメント

ザーサイの塩加減って、微妙だよね。
あきこさんも味付けの基本は、桃屋なんですか?(笑)

投稿: Pちゃん | 2008-01-12 06:47

Pちゃん》 おはよ。
えっ?桃屋で唯一使うのが、キムチの素で、他のは使いません。前にお父さん頑張って!とか、江戸紫、ザーサイを買ってご飯のお供にした事あります。この料理にはどうかな?分かりませんけど、ちょっと味が濃いかもですね。

ザーサイの塩抜き加減は、齧って味見するしかないですw。

投稿: godmother | 2008-01-12 07:21

Pちゃん》 ゲストブックを見るの忘れていました。
伺いましたので、見ておいてくださいね(^_-)-☆

投稿: godmother | 2008-01-12 08:40

どこのザーサイ使っているかと思ったら王さんの会社のか。
この会社は中国から直接輸入している老舗の貿易会社なんだぜ。

ザーサイ、ピータン、セロリを中華風辛味調味料で和えたサラダ美味いぜ。

投稿: QDtank | 2008-01-12 16:16

QDtankのとうちゃま》 知ってるよね。茨城だったか、日本で唯一のザーサイ工場でげんこつとかいう漬物があるらしいよ。
このザーサイのselectionどう思う?私はここのが一番好きです。凄く塩辛いけど、あの塩辛さが必要なほど新鮮な程のザーサイだと思います。中までしっかりピリッとしていますね。赤い塊りのような漬けかたをしたのもあったけど、アレは色だけでした。

丁度ピータンがありますっ!やってみるかな。ところであの辛味調味料は、超辛いねー。美味しい辛さだけど、炒め物や鍋などで温めると、半端なく辛さが増すんですよね。桃屋のキムチの素のつもりでドバッと掛けると凄いです。いつも失敗。

投稿: godmother | 2008-01-12 17:25

真空パックのザーサイのセレクトはまあまあかな。作る工場のやる気と真面目さが顕著にでる食品だからね~ザーサイは。本当は中華街や南京町で売っている「瓶だしザーサイ」の方が美味しいね。においはちょっと問題あるけどさ(笑)
ザーサイ自体そんなに歴史のある食品じゃないんだよ。初めて作られたのは1900年代初頭でごじゃる(おまけの豆知識)

そうそう書き忘れた。
ザーサイ、ピータン、長ネギを細かく刻んで豆腐の上に載せて中華風ドレッシングをかけて食べても美味しいね。いわゆる「ピータン豆腐」だな。
中華風ドレッシングはまぁごま油と醤油、お酢、ラー油でいいんじゃない?もっと辛いのが好きなら老干女馬の風味豆鼓を入れてもいいんじゃないかな。もっともちょこっと入れるだけでいいよ。豆腐は木綿でも絹でもどちらでもいいぜ。
酒の肴でも美味しいけど、豆腐を崩してよく混ぜて熱々ご飯に載せて食べてもまいう~だな。

投稿: QDtank | 2008-01-12 18:52

QDtank》 PCから離れた場所で、るるる~ン♪とコメントを受け取った音がして、来てみたら・・・何度もありがとう。

この真空パックのは、気にっています。結構真面目だよね^^

今日はこれで3品のレシピを頂きますた。うふふ。直ぐにやってみますっ。特に沖縄の豆腐で「るくじゅう」というのを自家製で作ろうかと思っていて、るくじゅうを焼いて食べてみたいのと、タレのようにして、ザーサイなども加えてみようかと思います。普通の豆腐で先ずはやってみます。るくじゅうは、実験的にですね。

ところでさ、とうちゃまからは噴出すようにいろいろな料理がでてきますけど、自分のブログにエントリーしないよね。対象を意識してるのかな?とかいろいろ思うけど、難しいの?私にとっては、ここで教えてもらって嬉しいけど。中国に住む日本人が伝える美味しい食べ物や食べ方は、中国人がやるのと日本人の受け入れ方が違うと思うのでなんだかもったいないな。
ま、私がアップすればいいんかね?

投稿: godmother | 2008-01-12 19:26

桃屋の製品で一番嫌いなのは、花ラッキョです。
子供の頃には食卓には江戸ムラサキが、いつも在ったような?

PS ゲスブは見ましたよ。

投稿: Pちゃん | 2008-01-12 21:54

私のブログは戦車模型のブログですが、それが何か?(笑)

かぁちゃんこの場をちょいと借りるよ。
Pちゃんさん「ジューシーうどん!」
うちの食卓にも江戸ムラサキがありました。一人暮らしの時、ほうれん草や小松菜などを茹でて細かく刻み、これに江戸ムラサキを和えたものを食べていましたよ。茹でて刻んで和えるだけでなかなか美味しかったです。
ではでは「ザクとは違うのだよザクとは!」

投稿: QDtank | 2008-01-12 23:57

Pちゃん》 おはよ。
桃屋のらっきょが食べられたらPちゃん今年は成長する年になるね。江戸むらさきは大したヒット商品だと思いますよ。それに三木のり平が良かったね。

投稿: godmother | 2008-01-13 05:49

QDtankのとうちゃま》 洗車模型のブログって、始めた知ったよ!な。(くっ。)Pちゃんとへの投げかけは、男の会話って感じ^^;Pちゃんと大半の話が合うんじゃね?ところで、ザクってなに?

投稿: godmother | 2008-01-13 05:53

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