鶏レバーのバター醤油炒め:臭みがなく食べやすいレバー
遂にレバーの登場です。「遂に」というのは、今でこそ食べますけど、「レバーが食べられなくても死にゃーしない」と言い訳して、長い間、進んでは食べなかったものです。でも、苦手な物があると根が真面目なせいか、それが気になるんです。心の中で葛藤するんですよね。ついでの話で、今でもちょっとなと躊躇するのが、豚の腸の部分です。モツ鍋、モツ煮など、あのどぶ臭いのがダメです。中には臭みのないのもあって、それらは問題なく食べます。で戻して、鶏は臭みが比較的少なく食べやすいので処理も簡単です。肝臓(レバー)と心臓は細い紐で繋がったまま売っていますが、この細い紐を切り離して周りの脂をまず取り除きます。心臓は、周りの薄い膜を剥がして脂と紐を取り除き、切り目を入れて氷水で中の血を洗い流せば掃除はお仕舞いです。この時氷水を使用すると身が締まって食感が良くなります。牛乳に漬け込んで臭み抜きなどする必要はないです。他所様のところに丁度いい画像が有りましたので、拝借してきました。
うちで一番好きな料理から先ず行きます。バターの風味と甘辛い醤油味に生姜が効いた味付けです。今バターが品薄だというのに、この貴重なバターが主役ですから省けません。断腸の思いですがしっかり使用します。繊維を壊さないように静かに転がしながら強火で炒め、縮んで半分くらいの嵩になったら、砂糖、醤油、味醂で味付けし、最後にフライパンにスペースを作って舞茸に火を通したら出来上がりです。舞茸はなくてもいいですが、これに合わせるなら舞茸しかありません。ってくらい、美味しいです。
材料
- 鶏の肝臓と心臓・・400g(8対)
- 舞茸・・1パック
- 生姜・・千切りで大さじ1
- バター・・30g
- 砂糖・・大さじ2
- 醤油・・大さじ2
- 味醂・・大さじ1
作り方
- レバーと心臓を下処理する。
- 舞茸を大きめにほぐす。
- フライパンを強火で熱し、バターを溶かしてレバーと心臓を並べいれ、千切りの生姜を乗せ、形を崩さないように時々混ぜて炒める。
- 嵩が半分ぐらいになったら砂糖、醤油を加える。
- 直ぐに水分が出てくるので、蒸気を飛ばしながら煮詰める。
- 調味料が煮詰まって全体に絡んだら、味醂で照りをつけフライパンの端に寄せ、空いたスペースで舞茸に火を通して出来上がり♪
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コメント
レバーが嫌いって人、多いよね。
我が家は唐揚げにして、塩胡椒を付けて出します。
子供も揚げ物好きなので、善く食べますね。
投稿: Pちゃん | 2007-12-16 07:04
Pちゃん>> おはよ。
ほう~、から揚げは下味をつけてから?生姜・醤油などかな?
で、塩・胡椒??または下味無しとか。
竜田揚げのようにしたり、中華屋さんでお馴染みの韮レバー炒めなどは普通に作ります。レパートリーを増やしたいです。
投稿: godmother | 2007-12-16 07:35
牛乳で血抜きして、片栗粉を塗して揚げるだけの手抜きです。
投稿: Pちゃん | 2007-12-16 17:40
Pちゃん>> こんばんは。
ああ、やっぱり牛乳でやるんだね。鶏肉の鮮度って劣化が早いから私も疑心暗鬼なところもあります。
スーパーだと良く分からないからお肉屋さんで聞いて買ってますけど。ヤダネ。味付けしないで揚げるのなら、塩・胡椒っていいですよね。今度やってみるわ。
投稿: godmother | 2007-12-16 20:22