牡蠣雑炊(かきぞうすい)

急に寒くなって鍋物の出番が多くなってきました。魚料理が続いている我が家ですが、貝づくしの雑炊もいいかと。横浜の知り合いの店(Petit Chinois:プチシノワ)から取り寄せている干し海老と干し貝柱(中華食材)で出汁を取って、沸騰する直前に生牡蠣をくぐらせると、ぱーっと白濁したスープが出来上がります。牡蠣に完全に火を通さずに、しゃぶしゃぶする程度にして一度引き上げ、野菜を加えます。酒と塩で味付けしたら、ざるで洗ったご飯を加えて最後に牡蠣を戻し入れ、解き卵を回し掛けて頂きます。味付けは塩と野菜の甘味だけですが、牡蠣の味を活かしたいので、あまりゴタゴタと加えません。野菜も同様に、香りの強い野菜は避けた方がいいと思います。普段は鍋物をした後に雑炊を作りますが、牡蠣は、雑炊としてメインに作ると美味しいです。本場、香港の牡蠣雑炊の味わいを家庭でもどうぞ。
- 生牡蛎・・200g
- 干し海老・・大さじ3
- 干し貝柱・・大さじ1
- ご飯・・3杯
- 白菜・・3枚
- 里芋・・2個
- 水菜・・適宜
- 卵・・2個
- 塩・・小さじ1.5
- 酒・・大さじ3
- 水・・900cc
作り方
- 分量の水を土鍋に取り、洗った干し貝柱と干し海老を30分浸して出汁を取る。
- 白菜の白くて硬い部分と葉を切り離し、白い部分は、だいたい3つにぶつ切りして、それぞれを繊維にそって1cmの短冊に切り、葉は、3cmのぶつ切りにする。三つ葉も3cmのぶつ切りにし、里芋は皮を剥いて5?厚の輪切りにする。
- 土鍋を中火にかけ、沸騰直前に洗った牡蠣をしゃぶしゃぶするように湯に通し、引き上げる。
- 沸騰したら塩と酒を加え、白菜の白い部分と里芋を先に入れ、透き通ってきたら洗ったご飯を加える。
- グツグツし始めてから5~6分煮込んだら白菜の葉と水菜、牡蠣を散し、解き卵を回し掛ける。
- 蓋をして火を止め、卵の半熟部分がすこし残る程度に(約1分)なったら銘々に注ぎ分けて頂きます♪
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コメント
干し海老や干し貝柱でダシを取るとは、贅沢ですね。
しかも仕上げに牡蠣を追加とは。
これで、美味しくならない訳が無い!
投稿: Pちゃん | 2007-11-20 06:45
Pちゃん>> はやい!おはよ。
値段は、高級から遠いです。
白○さんがここでの知人ですが、曰く「粒が小さい方が、味がよく値段も安い」という事なので、割と惜しみなく使っちゃってます。
牡蠣の出汁の旨味は最高ですね。
Pちゃんは、多分作るとすればつまみにすると思います。作りながら。
投稿: godmother | 2007-11-20 07:55
もう牡蠣の美味しい季節ですね。牡蠣の旨みに更に干し貝柱に干し海老の旨みもプラスされた雑炊。ん~~~、見てるだけで食欲でそう。さぁ、今年も頑張って牡蠣をお取り寄せして剥くぞ~~~^^
投稿: tomo | 2007-11-20 17:45
tomoちゃん>> 忙しそうね。あまりこってりでもなく、それでいて満足感が得られて、元気が出てきますよ(^^ゞ。焼き貝もいいですね。
今週は・・今月は・・・今年は・・・・と、目標を伸ばすのも自分を頑張らせる手です。若くてできる時は、その時を大切にね、と思います。
投稿: godmother | 2007-11-20 19:34