烏賊下足(げそ)の酢味噌和え
さ~て、昨日の続き。
烏賊の胴体を里芋で煮た後の下足だけど、嗜好から言うと下足揚げということろですけどね。胴体部分より、下足の方が食感も味も勝っていて使い道はいろいろです。塩辛、下足団子、お醤油で焼き物、フライ、野菜炒め、炒飯と何でもごじゃれ。
今回は緑の野菜を献立に入れたかったので酢味噌和えにしました。韮と酢は意外に美味しい。うちでは春先に韮を頂くと一番に作るのが茹でた韮に酢をかけて食べるシンプルな方法です。酸っぱい物が苦手な夫もこれならと、良く食べます。酢味噌も夏場は出番が多く、沢山作ってストックしていますが、たまたま切らしていていたことに気付いて代用したのが、先日作った甘味噌です。鯖の味噌煮に使ったり田楽のタレに使ったりのアレです。これに酢を加えて溶き混ぜただけです。酢の角がきついかと懸念もありましたが和え物なので丁度いい感じ。自家製調味料の種類を減らして冷蔵庫をごちゃごちゃにしないためにですけど、酢味噌と甘味噌を別々に作る必要がなくなりました。これからは、甘味噌一本で行きます。
胴体とつながっていた場所の外側にちょっと突起した部分がありますが、これを親指で抑えながら引き裂くように引っ張ると、簡単に内臓が外れます。この内臓で美味しいものが出来ますが、今回は捨てます(また何時かね)。付け根の裏側に「くちばし」(因みにこれも珍味)があります。これも摘まんで引き出し、取り除きます。次に下足の吸盤を包丁の背でこそげ落とし先端を切り落とします。理由は未だにわかりませんが、蛸や烏賊の下足の先端は食べる物じゃないと、母から言われた通りです。最後に3cmくらいの長さに切り揃えます。ここまで下ろしたらあとは韮を茹でて、その茹で汁を下足に回し掛け酢味噌で和えます。里芋の煮物を作る傍らで簡単にできます。
材料
- 烏賊下足・・1杯分
- 韮・・1束
- 作り置の甘味噌☛・・大さじ2
- 米酢・・大さじ2
作り方
- 韮を茹でるお湯を鍋で沸かし始める。
- 下足を下ろし、3cmに切り揃えてざるに置く。
- お湯がたぎったら塩ひとつまみと韮を入れ、再沸騰したら水に取る。続けて、茹で汁を下足に回し掛ける。
- ボールで甘味噌と酢を合わせ混ぜ、酢味噌を作る。
- 韮の水気を絞って3cmに切り下足と一緒に酢味噌で和えて出来上がり♪
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう、あきこ姉さん。なるほど!韮の茹で汁をかけまわすのですね。(・◇・)ゞリョウカイッ烏賊のゲソの先端はなんででしょうね。確かに料理屋さんの烏賊の煮込みなどでは切り落として出てくる映像をTVで見たことがあります。何か意味がきっとあるんだろうね~d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ
投稿: まるちゃん | 2007-11-29 06:32
社員食堂でもイカフライが出た次の日には、小鉢でゲソ揚げが付きますね。
投稿: Pちゃん | 2007-11-29 06:53
まるちゃん>> おはよ。
あはは、韮の茹で汁を使うのは、特別な意味はないよ^^;ただ、和えれば同じ事だからで・・。
やっぱり、先端は使わないのが何なんだろかね?
母は、毒があるとか申していたような気がします。調べても出てこない~(>_<)
投稿: godmother | 2007-11-29 06:59
Pちゃん>> おはよ。
お~、なるほど納得の循環していますね。食堂も無駄を出さずにい烏賊んじね(だじゃれってるのわかる?)
投稿: godmother | 2007-11-29 07:19