ローストチキン:詰め物をした手羽先
ちょっと冴えない話からで申し訳ないですけど、バターが今、市場に出回らない状態にあります。過去に牛乳過剰により政府は調整を図ったという記憶ありますよね(十勝WeeklyNews参照)。この計画の読みが浅かったのかなとは思いますけど、どこかの大手が買い占めていて、限られた所にしかないというか。話し出すとこの問題は、社会問題としても貿易、政治問題も含んでいそうで、簡単にはここで説明出来ません。とにかく、クリスマスケーキを作ろうにも作れない洋菓子屋がいて、大変困っているようです。夏場くらいにスポンジの台を作って冷凍しているような大型のメーカーの事までは知りませんが、いわゆる町のケーキ屋さんなどは、バター50%に植物性油脂を混ぜた「ハード系マーガリン」を代用しているそうです。ここで、植物性油脂の話をするとまた、長くなっちゃうんですけど、日本人の食生活では、健康を害すほどの摂取量ではないという厚生労働省の見解から、トランスファット(PotatoNews参照)に対する表示基準が設けられていないそうです。良質の油脂を取るに越した事はないですけどね。もしかしたら、自家製ケーキをスタンバイさせるいいチャンスかもですけど。
うちは、子どもがいて欲しがるなら作ろうかな?程度ですが、丁度暮れのこの時期は、東京でウインターカップ、年明けにオールジャパンとバスケの試合が続き、私たち親もそれどころではなさそうです。毎年、タンドリーチキンや丸ごとのローストチキンなど作ってましたが、今年は無しになりそうです。って、残念なのは、子ども達が帰れそうもないということが残念なだけですけどね。
チョットしたアイディアーというだけですが、鶏肉の丸ごとや、もも肉をローストするのでは多いという場合に手羽先に詰め物をしてローストするのも美味しいですよ。まず、皮と身の間に隙間を作っておきます。玉葱とにんにくを炒めたものをふやかしたお米と混ぜたものを詰めてローストします。これだけで、肉の旨味をお米が吸って大変美味しいくなります。別にこの時期に作らなくてもいいのですが、安価な手羽先が豪華な一品になる事は間違いないです。
<詰め物といっても、極狭い隙間なのでいろいろ混ぜる事は出来ません。私は、にんにくと玉葱をご飯粒くらいの微塵切りにしてバターで炒め、塩・胡椒してお米と混ぜる時にサボリー(無ければオレガノ)、シナモン、クミンのパウダーを混ぜ、塩・胡椒した手羽先に詰め込みます。安全を見て、切り口を楊枝で止めてオーブンで焼きました。茹でたじゃが芋も一緒に焼くと、ベークドポテトとしてカリカリに美味しく焼けます。
地鶏のようなできるだけ大きな手羽先を使うといいです。今回は500gで8本でした(大きい方です)。詰めるご飯の分量は、カップ1/2で、2人で4本食べました。目安にするといいと思います。
- 手羽先・・8本(500g)
- 米・・1/2
- 玉葱・・1/2個
- にんにく・・1片
- 塩・胡椒・・適宜
- サボリー・シナモン・クミン・・粉状各一振り
付け合せ野菜(2人分)
- じゃが芋・・2個
- ほうれん草・・1/2束
作り方
- 米を洗って同量の水に30分浸けて置く。じゃが芋は皮ごと丸のまま茹でておく。
- その間に、手羽先の皮の厚い側の切り口を少し開いて、親指を差し込み奥まで穴を作る。
- 次に玉葱とにんにくを微塵切りにしたら少量のバターで透き通るまで炒め軽く塩・胡椒・する(ここで濃い味にすると後で味が浮きます。極少なめにです。)
- 米をざるに上げ、水気を切ったら炒めた玉葱とにんにく、シーズニング、塩・胡椒を一つまみずつ加えてよく混ぜる。
- 穴を作った手羽先に先の細めのスプーンで詰め込み、奥は菜箸で少し突きながら切り口付近まで詰めたら楊枝で止める。
- オーブンの温度を230度に余熱する。天板にアルミフォイルを敷き、オイルを軽く塗って手羽先の皮目を上に並べる。
- 側の表面にオイルを塗り、茹でたじゃが芋の四つ割りを回りに置いて20分焼く。
- 出来上がりに合わせてほうれん草のソテーを作り、こんがり焼けた手羽先とベークドポテトを一緒に盛り付けて出来上がり♪
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コメント
昨日ケンタッキーに行って来たけど、24日の予約がダントツでしたね。
お子さん達、正月は帰省出来るのかな?
投稿: Pちゃん | 2007-11-30 07:28
Pちゃん>> やっぱりね^^;
Pちゃん宅もそうなの?丸ごとで作ると2000円くらいで鱈腹になるけど。うちは、手羽先で充分みたいよ、自慢じゃないけど。
お子様達は、今年はダメかも?未定ですけど。
後で書きますけど、今日夕方秋田に行ってきます。月曜日の朝方帰ってくる模様です。これもちょっとわかりませんけど。
投稿: godmother | 2007-11-30 07:52