まだらシメジの炊き込みご飯
【まだらシメジ】
また、たいそう希少なシメジを頂いたものです。見るのも食べるのも初めてですが、傘の表面はこげ茶色、その他の部分は全て淡い黄緑色で生では全く香りがありません。普段は、シメジというとぶなシメジや本シメジを料理に使っていますので、生でも火を通しても香りは強く、これはチョッと意外でした。この茸は炊き込みご飯で食べるのが最高の贅沢ができるという話で、教えてもらったとおりに作ったのですが、炊いている途中、物凄い衝撃的な香りが広がりました。柔らかい香りでありながらシメジの本当の香りってもしかして、これっ!というかです。50年生きていて始めて頂いたシメジに、もう半世紀生きていたらもう一度再会できるかしらと、なんとなく無理っぽいですが、驚きと感動のご飯でした。感動しながらご飯を食べていて、常夜鍋に葛きりを入れ忘れたことなどもう、どうでもよくなってしまって。他の天然茸と下処理の方法が違います。
水で泥や枯れ草を洗ってからそのまま料理に使います。下茹ですると香りが抜けてしまうし、あくは強くないということです。残りは洗って水を切ったら、袋に入れて冷凍するといいそうです。また、この茸の時は、他の具材を一切入れないことだそうです。私の黄金比ですが、お米を10とすると、1が酒、0.1が塩です。これも覚えておくといいです。
材料
- まだらシメジ・・150g
- 米・・3合(約450g)
- 酒・・大さじ3(45g)
- 塩・・小さじ1(5g)
作り方
炊飯器で炊くご飯のいつもの要領で米を洗い、酒を水に足していつも炊く分量と同じ水の量にし、シメジを米の上に並べて炊く。だけ。♪
食べた後思ったのですが、このシメジだけでリゾットにしたら、きっと美味しいゾット。
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コメント
他の具材を必要としないとは、強気なキノコですね!
投稿: Pちゃん | 2007-10-30 06:44
Pちゃん>> ども。おはよ。
ええ、大変強気で、しかも期待通り!きっとこの茸ご飯は生きている間に二度と会えないかもです。本当に、美味しいです。長野って食べ物に関してと季節感、自然に関しては最高。それ以外はこれからです。
投稿: godmother | 2007-10-30 07:52
キノコご飯などの炊き込みご飯大好きなのですが、今年はまだ食べてません。お酒が入るので、お釜が傷むんですよね。
今年は炊き込みご飯専用釜を買って作る予定です。
投稿: tomo | 2007-10-30 11:46
tomoちゃん>> お釜が傷むの?あの、土鍋買うつもりなら土鍋で炊く手もあるけど・・・。私は土鍋でおこげが出来るので大好きですが、今回は、希少な茸の香りというのをご飯のおこげ臭くしないで食べたかったからで、本当は土鍋派。それに炊き込みご飯用のがあるなんて知りませんでした^^;
投稿: godmother | 2007-10-30 16:00