2007-09-25

芋茎(ずいき)と豆腐の煮物

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 今年の夏、九州で生の芋茎を食べてから、又いつか食べたいと思っていたら(多分ここに書いた記憶があるけど)、土佐の友人が送ってくれたんです。干した赤芋茎は手に入るんですけど、生は難しいのです。太くて立派な茎です。里芋の収穫後にこの茎を乾燥させたものはよく見かけます。血液を綺麗にするとかで、江戸時代のころから、珍重されてきたそうです。皮を薄く剥いて、短く切ってから水にさらしてえぐみもを取り、下茹でして直ぐに料理できます。芋茎の断面は、細かいスポンジ状に繊維がびっしりで、これがあの何とも言えないシャキシャキの食感を楽しませてくれるんです。ですから、この茎に美味しい出汁を吸わせたような煮物にしました。干し椎茸を戻し、鰹出汁と戻し汁をベースに豆腐と一緒に軽く煮立て、とろみを付けてみました。沢山出来上がったのですが、あまりの美味しさに全部食べちゃいました。この美味しさと、嬉しさを年に一度の楽しみにしたいです。(おーィ、土佐の友人。来年も待ってるよー^^)茹でた茎の1/3は、明日のお味噌汁にしようと思います。

材料20070925040854_2

  • 芋茎・・2本分
  • 干し椎茸・・5~6枚
  • 木綿豆腐・・1丁
  • 鰹の出汁・・カップ1
  • 椎茸の戻し汁・・カップ1
  • 塩・・小さじ1
  • すき焼の割り下☛作り方・・大さじ2
  • 片栗粉と水・・各大さじ1
  • 生姜のおろし汁・・小さじ1

作り方

  1. 椎茸は水でゆっくり戻し、戻し汁を残しておく。
  2. 花鰹で出汁を取る。
  3. 芋茎の表面の硬い皮を薄く剥き、4cm位の長さに切り揃えて10分水にさらす。
  4. 鍋にお湯を沸かし、茹でこぼしてざるに取り、水気を切っておく。
  5. 木綿豆腐に重石をして水気を切り、一口大で1cmの厚さに切り揃える。
  6. 平鍋に椎茸の戻し汁と鰹出汁、水気を切った芋茎、干し椎茸を煮立て、次に豆腐を加え煮立てる。
  7. 塩、すき焼の割り下で味付けし、片栗粉でとろみを付け、生姜のおろし汁で風味を付けて出来上がり♪

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コメント

うふ♪(* ̄ー ̄)v土佐ではずいきのことをりゅうきゅうと呼びます。とてもよく食べる野菜です。これをにぎり寿司にしたり、酢もみにしたり、煮たりします。酢物の時は塩でもむのですが、味噌汁の時は皮をはいで、薄く切ってそのまま味噌汁に入れます。太く切って煮物の場合はやはり、えぐみは取ります。シャキシャキしてアタシσ(゜-^*)も大好きな野菜です。来年もお楽しみに!

投稿: まるちゃん | 2007-09-25 08:33

里芋の茹でたのに、砂糖を添えて青島三人娘に差し入れしてあげなよ。きっと喜ぶと思うよ。
ところで黒板消しの携帯ストラップって初めて見たわ。

投稿: QDtank | 2007-09-25 09:32

まるちゃん>> 赤芋茎より癖がない感じで、茹でる前に味見したけど、えぐみは少ないと思いました。本当に、美味しいね。私は、大大大好きです。味噌和えなどしたいけど、又来年のお楽しみです。今回は、あまりの美味しさに完食でした。

投稿: godmother | 2007-09-25 10:26

QDtankのとぉうちゃま>> おはよう!
なんか、分かる!里芋、さつま芋は好物のようです。お砂糖をかけて食べるんだねー(@_@)。相変わらず質素な暮らし振りしていますけど、何かの時には必ず餃子を冷凍にして、夫経由で渡してくれます。いいこ達なので、奮発するかな。ストラップは画面を手軽にふき取るのに重宝しています。別窓に送り先を知らせてくれる?送りますよ。(来年の誕生日分として、depositね!)

投稿: godmother | 2007-09-25 10:36

芋茎もそうだけど、もっと細い芋の茎もこっちでは普通に売っていて煮付けて食べると美味しいのに、他ではなかなか見ないですよね。こっちでは普通、細い芋の茎を普段良く食卓に並べることが多い気がします。
東京に住んでたころはよく送ってもらっていました。

投稿: tomo | 2007-09-25 12:07

tomoちゃん>> 長野で見かけるのはさつま芋の茎。皆美味しいと言うんだけど、味付けが私には甘いかなというのが率直な感想。ご飯のおかずだと、甘くなるのが流儀みたいな。関東では芋の栽培はあるけど、確かにあまり食べないね。なかなかの絶品ですよね。

投稿: godmother | 2007-09-25 15:45

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