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2007年8月

2007-08-31

鶏肉のトマト煮込みとクスクス

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クスクスの事は以前にも紹介しましたが、(☛レシピ)粟粒大のパスタですね。普通は、箱に作り方が書いてありますが、5分ほど熱湯で蒸します。パスタとはいえ、茹でようものなら大変です。大きなお団子になってしまいます。で、丸ごと冷凍しておいたクッキングトマトの皮を剥いて、大根おろしの要領でおろし、味付けした鶏肉をソテーして(気になる場合は鶏から出た油をふき取った上) 、一緒に10分ほど煮込みます。手順が簡単な上、冷凍トマトが下ろした時点できめの細かいソースのようになりますので、鶏肉と味が馴染めば出来上がりです。出来上がりにレモン汁をかけたり、酸味の効いた野菜のマリネを添えて一緒に頂くと更にすっきりと締まった味を楽しめます。

          f:id:godmother:20070831041319j:image:w250:right

材料(3人分)20070529084431

  • 鶏もも・胸・・各一枚冷凍クッキングトマト・・3個
  • (ない場合は缶詰などのホールトマト300g)
  • 塩・・小さじ1
  • 胡椒・・適宜
  • ローズマリー・・粉末小さじ1
  • (庭に有れば10cm2本)
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 白ワイン・・大さじ220070529044512
  • にんにく・・1片(スライス)

くすくす

  • クスクス・・200g
  • 熱湯・・200cc
  • 塩・・小さじ1/2

野菜のマリネ20070831041307

  • 太目の千切りにしたキャベツ5~6枚と紫玉葱の作り方☛

作り方

  1. 鶏肉を適当な大きさに切り、塩、胡椒、ローズマリー、オリーブオイル、白ワインと一緒に袋に入れ、軽くもんで15分ほど下味を付ける。
  2. 冷凍トマトを水に当てて、表面の薄皮をきれいに剥き、すり下ろす。
  3. 鍋を中火にかけ、オリーブオイル大さじ2(分量外)で、にんにくのスライスを軽くローストする。(フレッシュのローズマリーの場合もここで一緒にローストする)香りをオリーブオイルに移したら、鶏肉の皮を下にして5~6分焼き、裏返して両面に焼き目を入れる。
  4. すり下ろしたトマトを加え10分煮込んむ。
  5. この間に、ボールにクスクスと熱湯、塩を加えて、軽くラップをし5分蒸らす。
  6. 煮込みの味見をして、足りない場合は塩を足して仕上げ、皿にクスクスと一緒に盛り付けて召し上がれ♪

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2007-08-30

頂いたザザ虫のロゴ

今日からこのブログのトレードマークを『ザザ虫』ちゃんのロゴに変えてみました。作者はfinalvent様。何を思ったか、急にこのロゴがあの日記に出現。私は信州人ネイティブではないので、ただ、この虫と蜂の子だけは食べられないなと、思っただけでした。が、今からここに貼り付けて、これと付き合っていくのは悪くはないな、と。食べる事は想像したくないけど、可愛い虫なので。せっかくのロゴだしっ。
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お裾分けの文化健在?

  ご近所から茹でたトウモロコシを頂きました。夕刻に茹でたトウモロコシを頂くというのは嬉しい事です。直ぐに食べられますからね。最近はあまりなくなってきた「おすそ分け」の文化がここにはまだ健在しています。この言葉は、都会ではもう死語かもですね(参照)。普段のチョットしたお付き合いから、助け合っていく気持ちが湧いてくるものかと。諏訪に嫁いできた頃、雪かきは、何処までを自分がやるのか?と、夫に聞いた事があります。それは、この地域の決まり事があるのか?という意味でした。家の前の道だけ、お隣との境界に線を引いたようにしかしないのか、どうなのか。私の付き合いは、こんなことを迷う程度でした。知らないお隣に対して、自分の水臭さの言い訳に、出しゃばらないのがいい事かのように。一生ここで暮らす事は誰もがそう思っているので、村八分にされるような自分にはなりたくないのです。損得抜きで、できれば助け合っていくことが何よりだと。


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ゴーヤと豚肉の春巻き揚げ

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 ゴーヤをスティックにして豚の挽肉と一緒に春巻きで巻いて揚げます。ゴーヤの食感のシャキシャキと、春巻きのパリパリがとっても合います。揚げ立てにカレー粉と塩をまぶしたり、辛子酢醤油をつけて頂くのが好きです。揚げたゴーヤは、比較的苦味が薄くなります。また、内側の種を包んでいる甘皮をスプーンなどで綺麗に取り除くことで食感もぐんと良くなります。揚げるといっても大きなフライパンで、多めのオリーブオイルと一緒に転がしながら焼くという方法です。こうすると油が無駄になりませんし、熱量も少なくて済みます。また、中身が飛び出すわけでもないので、両端は閉じません。余分に油を閉じ込めないので、さっぱり揚がります。

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材料(5本分)   

  • 市販の春巻きの皮・・5枚
  • 豚挽肉・・100g
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜
  • 胡麻油・・少々

作り方

  1. ゴーヤの両端を切り落とし、縦半分にして種と甘皮をスプーンで綺麗にこそげ落とし、縦に5等分する。
  2. 春巻きを一枚ずつ剥がす。
  3. ボールで挽き肉と調味料を粘りが出るまでよく混ぜる。
  4. 台の上で春巻きの端にゴーヤを置き、挽肉の1/5をゴーヤに添わせるように貼り付け巻き上げ、巻き終わりを下に置く。
  5. フライパンを中火で熱し、10cm直径くらいのオリーブオイルを引き、肉の部分を下にしてゴーヤを並べる。
  6. 蓋をして3~4分、初めに肉を良く焼いたら蓋を外して周りがきつね色になるまで焼く。
  7. 斜めに2等分に切り、野菜などと一緒に盛り付けて出来上がり♪

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【激うまトマト専業農家のまるちゃん】

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2007-08-29

叩き牛蒡(たたきごぼう)の炒め物:夏牛蒡で





f:id:godmother:20070829043237j:image:w450:left 牛蒡の旬というと年に2回、初夏と秋~冬のようです。今の時期でしたら夏牛蒡ですが、秋冬の牛蒡に比べて香りがよく、瑞々しいです。叩きにするのもこの時期の牛蒡ならではの気がします。以前にも触れましたが、牛蒡の旨味は、皮の部分のアクですから、タワシで土を洗い流したら、直ぐに料理します。水にさらして「あく」を抜くというのは、旨味を食べないナンセンスです。洗った牛蒡を台の上で回転させながら、擂り粉木*1でトントン叩いて、ふにゃっとした状態まで叩きながら、徐々にひび割れていくようにします。 食べやすいサイズにちぎって、高温で炒めます。牛蒡の歯応えが信条の料理ですから、炒め油使用する事で、更に高温になり素早く火が通ります。後は、豚バラ肉をくるくる巻いたものと一緒に、作り置き調味料の「すき焼の割り下」で、好みの味付けにしながら炒めます。辛くしたい場合は、鷹の爪*2を一緒に炒めます。丁度今でしたら青唐辛子が生で出回っていますので、一緒に炒めて激辛もどうぞ。


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材料 


牛蒡・・80cm2本


豚バラ肉スライス・・200g


オリーブオイル・・大さじ2


すき焼の割り下・・大さじ4~6


酢・・大さじ1(隠し味)


鷹の爪・・お好みで1個


  



                                        【ご近所の庭先のプルーン】


作り方



  1. 豚肉をくるくると巻く。

  2. 牛蒡の土をタワシで落とし、擂り粉木で叩き食べやすい大きさにちぎる。

  3. 鍋を熱く熱し、オリーブオイルを引いて牛蒡を一気に炒める(3~4分)。鷹の爪はここで入れる。

  4. 牛蒡が透き通ってきたら豚肉を並べすき焼の割り下を回し掛けて(始めは大さじ4ほどで軽く味付けする)蓋をし2~3分で豚肉に火を通す。

  5. 豚肉の色が変わったら、蓋を外して蒸気を飛ばしながら炒める。途中で味見をして、足りない時はすき焼の割り下か、砂糖や醤油を単品で足す。濃い場合は酒を足して最後に酢を垂らして味を引き締めて出来上がり♪


※翌日のお弁当などに入れる時は、牛蒡は傷みやすいのでしっかり炒めなおして、更に良く冷ましてから蓋をします。(保温の弁当は別)




*1:=すりこぎ:すり鉢で物をする時に使う棒


*2:唐辛子


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2007-08-28

バターピーナッツ・味噌ピーナッツ・殻つき落花生:千葉県

 千葉県成田の落花生の加工品です。日本の落花生の生産高の7割が千葉県産だそうですが(参照)輸入率は9割。しかも、需要は年々減ってきているということ。店頭で見かける落花生は、中国産が多いです。試しに買ったことがありますが、減らずにいつまでも残っています。一方、千葉産のは、袋を開けると直ぐになくなります。価格は三倍以上です。我が家では、年末からお正月に食べることにしているのが殻付きの煎った落花生で、普段はあまり食べませんが、時々バターピーナツや柿の種と一緒のを摘まむ程度。美味しかったらきっと毎日でも食べてしまうでしょう。「過ぎたるは及ばざるが如し」と言われるように、食べ過ぎには弊害もつき物ですが、毎日少し食べるのは、食品として大変な栄養価が期待できます。需要が減ったとはいえ、ある程度年配になると口を揃えて、千葉産は美味しいといいます。千葉の農家を応援します。

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先日、千葉産の生落花生が美味しい、美味しいと騒いでいましたけど(塩茹で落花生)、なんと送って下さる方がいました。イヤー、騒いでみるってもんです。ってか嬉しいプレゼント。誕生日は静かに過ぎたばかりなのに^^;。こんなん、甘えてしまっていいものか?と、チラッと思いましたが、ほんのチラ。嬉しさのあまり即答で頂きました。八街*1産の落花生のみを扱っているお店から4種類のSelectionですが、一押しは「バターピーナッツ」こちらのは、スリムな形で食感はコリッと硬め。塩も薄っすらで後を引きます。みそぴーとは、乾燥した甘い砂糖味噌をまぶしたタイプ。ピーナツみそはしっとりで甘さ控えめ。類似したものは何処にでも売っていますが、素朴で、しつこくなく、今までで一番好きな味です。無添加手作りだそうです。日本一のお不動さん、成田へ行ったらきっと目を楽しませてくれるでしょう。

*1:やちまた

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2007-08-27

ヨーグルトクリームとブルーベリーソース:ウルトラスーパー簡単ヨーグルトケーキ風デザート

 ヨーグルトの水分を一晩かけて抜いたクリームです。ヨーグルトをしばらく冷蔵庫などに置くと、上澄みができます。これをホエー(乳清)と呼びますが、要するにこのホエーを抜いたカスを食べるわけです。これが大変クリーミーで美味しいです。レアークリームというか、但し、元はヨーグルトですから形を変えて頂くというわけです。あまりに簡単なので、ブルーベリーを少し耐熱容器に入れて、ブルーベリーの半量の砂糖をまぶしてレンジでチンしたソースを掛けて頂きました。以下がご本尊のレシピです。記事はこちら☛

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ウルトラスーパー簡単ヨーグルトケーキ風デザート

 

用意するもの

市販の無糖ヨーグルト 1箱
道具 ざる、ボール、各1つずつ リードクッキングペーパー&サランラップ 適量
1 ボールの上にざるを載せ、その上にクッキングペーパーを敷き、その上にヨーグルトをぶちまけ、ラップを掛け、冷蔵庫に一晩置いておく。
2 食べる時にボールの中に貯まった水はもったいないので飲んじゃう。
3 適当に水分が抜けたヨーグルトをお好みの皿に盛り付ける。イチゴジャムなどをトッピングするとGoodです。ちょっとこるなら、鍋に少量の水を入れ、沸騰したらイチゴジャム、レモン汁、ラム酒を少量入れよく溶き、荒熱を取ったら、冷蔵庫に入れて冷やし、ヨーグルトソースを作ってもOKです。

 私の知人が中国の青島*1に住んでいます。奥さんと子どもさんもいる方で、私とはま、どうこう無いのですが。この方かなりの食通で、彼の入れ知恵も私のレシピに貢献してくれています。いつもありがとう。母が昔中国に住んでいたというのもあって、あちらの家庭料理に大変興味があります。最近、日本の中華料理にはがっかりするものがあって、中国四千年の歴史をリアルで味わえない寂しさもあります。時々ここでも中華料理風のレシピを紹介していますが、これは母の影響も大きいかと。

 さて、彼にはレシピなどブログで紹介して欲しいとリクエストしていますので、向こうも、私から石が飛んで来る前にと紹介してくれたのがこれです。初めて(?だよね)レシピなるものを書いてくれました。が、これって中国料理じゃナイじゃん!ま、お茶目な性格と言いますかです。しのごの言ってないで作ってみました。

*1:チンタオ

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茄子のキッシュ:油を控えたラタトゥィユの代用

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 茄子を大量に頂きました。新鮮なうちは、そのまま齧*1っても甘くて美味しいものです。ありがとう。ヘタのとげが刺さってしまうほどプチプチの新しいうちに浅漬け、炒め物、ラタトゥィユ*2(参考) などで頂きます。1kgくらいを一気にラタトゥィユにしたので、一部代用してキッシュ(参考)にしました。私が作るラタトゥィユは、さっぱりとした塩味で、少量のワインで蒸すだけなので他の料理にも使い回しができます。レシピは、最近エントリーしたのでそのまま使用しています。

材料(25cmの耐熱皿)

(1kgの茄子を始めにラタトゥィユにしてからキッシュを作ります)

  • 茄子のラタトゥィユ・・300g(出来上がりから)
  • 卵・・2個
  • 牛乳・・150cc
  • ピザ用チーズ・・一掴み
  • 塩・・小さじ1
  • 胡椒・・適宜
  • パプリカ(粉)・・適

作り方

  1. 先ずは、ラタトゥィユから。1kgの茄子を洗ってヘタを取り、斜めに1cmのスライスに切る。
  2. 大きな鍋を中火にかけ、オリーブオイル(分量外)大さじ2を熱し茄子を2~3分炒める。
  3. 塩、胡椒してワイン大さじ3を振り掛け、きっちりと蓋をして煮立ったら火を弱火にして15分蒸す。

ここまででラタトゥイユの出来上がり♪

  1. ボールで卵を溶きほぐし、他の材料を全て混ぜ込んでから、冷めた茄子のラタトゥィユを浸し、しばらく馴染ませる。
  2. オリーブオイルを塗った耐熱の皿に流し込み、オーブンやオーブントースターで焼く。
  3. 始めは230度で10分(表面に少し焼色が付く)程度加熱したのち、200度に下げて10分焼いて出来上がり♪

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【ヘビメタちゃん】頂いた茄子をどんどん料理して、ご主人と息子ちゃにガッツリ食べてもらっています。アレンジが個性的で美味しそう。

 



 

【ヘビメタちゃん】大量に作った茄子のラタトゥィユで再挑戦!今度はキッシュ。焼加減もとってもいい感じで、うちのお弁当用にも今度アイデア頂きます。

 




【mimiちゃん:未知への挑戦】グルメのご主人だとは知らなかった!





【mimiちゃん:お気に入りの一品の献立】

*1:かじ  *2:フランスで食される野菜の煮物

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2007-08-26

冷たい水饅頭

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 久しぶりに和菓子など作ってみました。甘く煮てあった虎豆を潰して丸めて餡子にし、お抹茶入りの葛餅で包んで冷たく冷やして食べます。葛がすっかり冷める前に包むので、短時間で出来上がります。半透明の方は、豆を潰さずにそのまま葛餅に包むだけです。この和菓子の名前は正式には『水饅頭』と呼ぶそうです。たまたま豆を甘く煮てあったので、これを使いましたが、ない時は市販の「茹で小豆缶」の汁を切って代用するといいです。心地よい満足感と、又作ろうという意欲を以って楽しく作り終わるコツは、始めに全て準備を整えておくことと、一度に作る量を少なめにすることです。そうすることで、慌てる事もなく粘土遊びのような感覚で楽しいうちに出来上がります。自分の力量も分からない初めての段階で、張り切って沢山作ろうとすると、そういう時に限って大事な材料が足りなかったり(集中力が散漫になって、段取りが悪い)、道具が見つからないと言って焦ってしまいます(いや、私のこと)。反対に慎重過ぎるのも上達しません(だってこういうタイプは心配や不安が先にたって、作らないもんね)。

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 とにかく、土俵に乗りましょう。で、葛粉を砂糖と水で加熱し始めてしばらくすると、あっという間に熱に反応してかたまり始めます。(ここで慌てない。これは想定内の出来事として冷静にね。)ここから火を弱くして、手早く1分ほど練ると半透明の艶のある葛餅が出来上がります。

葛豆腐を作る要領と同じです)

必要な道具

  • 小鍋
  • ヘラ、大き目のスプーン
  • 小ボールに水と氷
  • 小さめのラップ

抹茶水饅頭の材料20070826050553

  • 葛粉・・40g
  • 砂糖・・80g(葛粉の倍量)
  • 水・・180cc(葛粉の5倍量)
  • 中の餡(煮豆)・・200g
  • 抹茶・・小さじ1(20ccのお湯で溶き混ぜておく)  ※この分量で分け方を6個にして、大きめに作ってもいいです

プレーンの材料

  • 上記の分量で抹茶を除いて混ぜる水を200ccにし、豆を潰さずに包み込むだけです。

作り方(抹茶)

  1. ラップを正方形に8枚広い場所に広げる。
  2. 煮豆を潰して8等分にし、軽く丸める。
  3. ボールに1リッターほどの水と冷蔵庫の氷を10個くらい入れて冷水を作っておく(葛餅を冷ます為の水)
  4. 小鍋に葛粉、水、砂糖、溶かした抹茶を入れ中火でかき混ぜながら加熱していく
  5. 鍋の底のほうから次第に固まり始めて白色から半透明になり、全体が粘りだしたら火を弱火にして1分程良く練り、照りをつける。
  6. 火から下ろして、スプーンで掬い(大さじ1杯強が一個分)ボールの冷水に入れる(一度に2個ずつ)。
  7. 直ぐに手で掬い上げ、ラップの上で平らに10cm程に丸く伸ばす(綺麗な丸でなくても大丈夫。だいたいで)。
  8. 初めの2個ができたら次の2個に移り、同じように8個作る。
  9. 広げた葛餅に餡子を乗せ、ラップを寄せて丸く包み、包み終わりをねじる。
  10. 皿などに並べて、冷蔵庫でよく冷やし固めて出来上がり♪

表記の変更:ネーミングの件でコメントを頂き、友人に聞いたところ、練ったばかりの葛を水にさらして作るこの方法から『水饅頭』と呼ぶのが正しいそうで書き改めました。曖昧な名前で済みませんでした。

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2007-08-25

豚肉のレモン浸け焼き:さっぱりとした意外な美味しさ

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 肉に下味をつけて焼く方法は、焼くと肉が硬くなると思い込んでいた嫌いがあります。そして、日本だと醤油の味付けが多いので焦げ付いて、沢山焼く時などは最後まで綺麗に焼けないことが難点だったりします。チョッと目先を変えて、レモン汁と塩で下味を付けた豚肉は、大変美味しくできました。そして、忘れてはいけないのが油を加えることです。これが入ると入らないでは、焼き上がりに大きな差があります。鮪のカルッパチョなども同じで、オリーブオイルがかかっているとまるでトロのように柔らかくなりますよね。今回は塩味ですが、梅肉などでも美味しく焼き上がると思います。

材料(二人分) 20070825043138

  • 豚ロース・・スライス150g
  • 白ワイン・・大さじ1
  • 付け合せの野菜

浸け汁の分量

  • レモン汁・・大さじ1.5
  • 塩・・小さじ1
  • 胡椒・・少々
  • オリーブオイル・・大さじ1
【献立例:塩漬け海藻のサラダ】小鹿田焼の皿:【打ち刷毛目】素地の上に、濃く溶いた白土(化粧土)を塗り、その上を刷毛でリズミカルに模様付けする。小物は成形直後に行うが、大物はやや乾燥させて行う。その際、白土の濃淡が出易くするため、白土を塗る直前に全面を水で湿す。

作り方

  1. 肉を一枚ずつほぐして、浸け汁と一緒に袋にいれ、軽く揉みこみ10分下味を付ける。
  2. 付け合せの野菜などを皿に盛り付けて準備する(肉は直ぐに焼けるので準備しておくといいです)。
  3. フライパンを中火で熱し、テフロン加工の場合はそのまま、そうでない場合は、軽くオイルを引いて肉を両面焼く。
  4. 肉汁が出始めたら直ぐに取り出し、皿に盛りつける。
  5. フライパンに残った焼き汁にワインを加えてアルコールを飛ばし、ソースとして肉にかけて出来上がり♪

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【男が休日の昼に作る時は、こんな時:Pちゃん】 

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2007-08-24

圧力鍋で生落花生の塩ゆで:殻付き

千葉産の生落花生が手には入りました。生では珍しいとは思います。市販の冷凍品で、塩茹でしたのを以前買った事がありますが、最近は時々、生で売っているのを見かけます。

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 落花生について誤解していた事なのですが、つい最近まで地下茎で、その先に実をつけるのかと思っていましたら、花が終わった後につるとして地中にもぐって実をつけるようです。千葉では今が最盛期と聞きます。今回は大変甘く、香りの良い落花生でした。先ずは塩茹でしました。沢山作ったので冷凍して、時々楽しむことにします。

材料

  • 生落花生・・1kg
  • 水・・1L
  • 塩・・50g(5%)

 

全ての材料を圧力釜にいれ、20分間圧力をかけた後、圧力を抜いて10分蒸らして出来上がり♪


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2007-08-23

ほうれん草のキッシュ

 はっきり言って、ほうれん草の卵炒め以上、キッシュ以下です。オーブンで作っている間に、他の1品を作ったりして余裕の作り方。他のおかずも同時進行させて腕前アップ。

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材料(25cmの耐熱皿分

  • ほうれん草・・1束
  • 卵・・2個
  • 牛乳・・150cc
  • ピザ用チーズ・・一掴み
  • コショウ
  • メースなければナツメッグ
作り方
  1. ほうれん草はサッとゆでて3cmくらいに切る。
  2. 材料を全部混ぜ、耐熱皿にバターを塗った上から均等に流す。
  3. オーブンで、初め200度10分、230度に上げて10分くらい表面に少し焦げ目が付き始めたら出来上がり♪

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【Pちゃん:テンテコマイの巻】                                                               【ヘビメタちゃん:ヴァージョンアップ】

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 少しだけ料理について・・・

 母の料理を食べていた頃と今の食で明らかに違うのは、季節感です。電化製品の普及率が低い頃、大半の家庭がこぞって真っ先に買い揃えたのは、冷蔵庫と洗濯機じゃないかな。家事で一番手間なのは洗濯でしょ。次が冷蔵庫。20070823044632 このお陰で、買い物に毎日出る必要性から開放されたというのは大きいです。しかも、今のように自家用車が各家庭に無いのが普通ですから、徒歩か自転車です。田舎で小さな雑貨屋さんが、鯨肉や缶詰、チョットした惣菜を売っていたというのもありがたい存在だったでしょう。夕方ラッパで「トーフッ!」と、(そう聞こえた)売りに来たり。このような仕事が年配層の仕事だったり。経路がどうかは定かではないですが、冷蔵庫の普及と共に、必要性が低くなった文化が次第に消えうせ、反面、それを活用する文化や食が生まれたのは自然の成り行きですね。食文化がこのように定着し始めた頃誕生したのが、今の30~40世代でしょう。はてなではいささか「毛色が違う」とされそうな私ごときが、この世代の方達に料理を教えましょうと言わんばかりに店を開いたのでは「猫跨ぎ」のようなものです。

20070823044635

人を集めて何かをする時、魅力が無くては誰も集まってくれません。ブログってその点、背負うものもリスクもないし、よかったらどうぞ的に。見たい人が見ても良いと、どちらにも責任がないのは、ある意味フェアーです。これを逆手にとって「言いたいことを言ってもいい」を自分に都合よく解釈しているお馬鹿も多いのが困ったものです。finalventさんの昨日の記事に釣られそうになりました。で、釣られてここで書いちゃってますが、他所様の庭先で長々と語ってもね。 20070823044636

 で、料理を教え諭すなんて、とんでもなくて。便利な時代に生まれ、一年中豊富な食材があることを当たり前として育った世代に挑戦状を突きつけるような事は出来ません。が、せめて季節の食材が一番美味しいよ。更に、素材の味を損なわない料理法が基本にあるんだよ。と、いうメッセージは届けたいなと思います。

【画像は、昭和30年代の頃の情景作品で、知り合いのブログ*1からお借りしました】

*1:Shige'diary=モデラー


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じゃが芋とツナ(缶詰)のココット:電子レンジとトースター使用で

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 ココットは、冬の料理と思いがちですね。このクソ(失礼)暑いのにオーブンで作る熱々のココットなんて!かもですが、暑い時に温かいものをいただくというのは、身体には優しいわけです。胃袋が冷たいものにビックリして、消化不良のもとになると言いますか。で、作り手に優しく(涼しく)という方法で、作ってみました。レンジでチンしたホクホクのじゃが芋をベースに、ペースト状にしたツナとにんにく、玉葱、マヨネーズをソースに玉子を落として軽く焼くだけです。夏場のじゃが芋の皮は薄く、皮の内側の部分が美味しいので皮剥きはしません。気になる方は剥くといいです。ボリューム不足であればチーズなどを乗せて焼いたり、パイシートで蓋(参考)をするのもいいかと思います。

材料(二人分)20070823033441

  • 男爵芋・・2個(150~180g)
  • にんにく・・1片
  • 玉葱・・60g
  • ツナ(缶詰)・・80g
  • 塩・・小さじ1/2(ツナの味付けによって加減)
  • 胡椒・・適宜
  • マヨネーズ・・大さじ1
  • パプリカ(パウダー)・・適宜
  • 玉子・・2個20070823033439
  • 細葱・・適宜

作り方

  1. 男爵芋を良く洗って、皮を剥かずに1cm幅に切り、ピッタリ元通りにくっつけてラップに包みレンジで8分チン(竹串を刺してスッと通るのを確認のこと!)。
  2. その間に、にんにく、玉葱をバーミックスで撹拌し、ツナを加えて更に撹拌。(もしもバーミックスやフードプロセッサーがない場合は、擂鉢で、それも無かったら包丁でひたすら叩いて、細かくする)
  3. 出来上がったペーストにマヨネーズ、塩、胡椒を加えて混ぜる。
  4. 耐熱の器にじゃが芋、ソース、パプリカ、生玉子の順に盛り付け、オーブントースター、またはオーブンで180度の設定で8分焼く。きざんだ細葱を散して食卓へ直行♪

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やまんばさん

id:yamanba24:20071014



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2007-08-22

記事について

 これってあまりにポピュラーで、今までエントリーしていない事につい先日気付きました。友人と電話で話しているうちに、私のブログの事になり、「肉じゃがどうやって作っているん?」て聞かれ、相手の方法を先に聞いてビックリ!何にって、私の当たり前の、まったく逆さまの作り方なんです。で、私の常識感ってのにビックリなんです。誰の作りかたも正解と思っていて、というか、どんな方法で作ってもいいのですよね。で、わざわざここに自分のやり方を書いて、これが正しいとしたいわけでもなく。むしろ、もらうコメントに新しい発見を見出し、影で喜ぶ自分も好きだし。自信を持って書いていますが、自分の方法としての自信であって、けして絶対ということを堅持しているわけではありません。たまに検索エンジンで調べると、同じようなレシピの多いことに唖然とすることもあって、それでも、図々しくエントリーしちゃっていますけどね。ま、ここで特別な料理を紹介しようと言う物でもないですし、それで有名になろうというものでも有りません。子ども達に母の遺産として残ればいいかな。と。


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肉じゃが:豚肉編

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 今年頂いたお芋は、みな美味しく、当たり年なのかな。ありがとうね!煮崩れしにくいはずのメイクインが、ほろほろといっちゃったり、チョッと油断できません。豚肉でも牛肉でもお好きな肉でどうぞ。で、具沢山にしたい場合は、白滝、人参、椎茸、玉葱、いんげんなど色々季節のやさいで華やかにするのもいいですね。基本的に、火の通りにくい野菜から鰹出汁で弱火で煮始め、野菜の最後は玉葱。この玉葱が透き通ってきた時、タイミングとして他の具材が煮上がっている感じにします(レシピに騙されるな!)。くるくる巻きにした肉と味付け調味料を加え、再度煮たってきたら火を極小にして10分で出来上がりです。本当は、このままゆっくり冷ましたほうが、美味しくなります。煮物全般に言えますけど、冷め始める時に味が染み込みますよね。食べるタイミングを見計らって作るといいと思います。                                                

材料20070822040013 

  • メイクイン・・4個(350g)
  • 白滝・・1袋
  • 人参・・100g
  • 玉葱・・大1個
  • 豚バラ肉・・200g
  • 鰹出汁・・400cc                【献立例:鯵と鰯の刺身、もずく】
  • すき焼の割り下・・大さじ4 ☛レシピへ
  • 味加減用・・味醂、砂糖、昆布醤油☛作り方など

作り方20070822040011

  1. 鰹出汁をとって、冷ましておく(出汁は野菜と同じ温度で煮始めます)。
  2. メイクインの皮を縦方向に剥き、横に剥く人いませんよね(ーー;)。両端は真っ直ぐに薄く切り落とし、2等分する。
  3. 人参は、縦長に3~4cmの短冊に切る(出来るだけ太さを揃える)。
  4. 玉葱は、櫛型(半月型)に6等分にし、付け根の部分(へた)を少し残して、バラバラにならないようにする。
  5. 白滝が長い場合は、適当な長さに切る。
  6. 肉は端からくるくる巻きにする。
  7. 鍋にじゃが芋をお座りさせ、人参と白滝をそばに並べて鰹出汁を、じゃが芋がすっぽり隠れる程度注ぐ。
  8. 蓋をしてはじめは強火、煮立ったら直ぐに弱火にして約10分煮込んだら玉葱を上にそっと並べ、蓋をして更に煮込こむ。
  9. 玉葱が透き通ったら、隙間に豚肉を入れて調味料をかけ、極小の火加減で10分煮込む。
  10. 出汁の味見をして、昆布醤油で味を整える。(最後の味付けは、具材の表面だけを濃い目にする目的です。この方が上品かな)。もし甘い味が好みの場合は、ここで味醂や砂糖を追加します。

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ヘビメタちゃん:泣きが入った! ヘビメタちゃん:豚バラのスライスのくるくる巻きにはまったね! あねご:圧力釜を使って・・使わなくてもよかったらしいよ^^; mimiちゃんの肉じゃが:美味しくできて興奮気味。旦那様からお代わりの催促をもらったって!一本あり。 ヘビメタちゃんちで豚肉を入れる時は定番化したくるくる巻きね!   


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2007-08-21

冷凍トマトのパスタ:レンジとミキサーだけで冷たいパスタ

 残暑の厳しい毎日が続きます。いよいよ、火を使わない取って置きの涼しくなるパスタです。我が家でこれが出てくると、「いよいよ来たな」と。そう、もう煮炊きする余裕がなくなったのだということのサインと思うようです。この時期になると、トマトは完熟が出回り、食べ納めと言わんばかりに沢山食べます。沢山あったら洗ってヘタを取り、冷凍庫へ放り込みます。使い道は色々ですが、まず冷たいパスタといきますね

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 玉葱をみじん切りして、パスタソースの人数分に合わせて味付けとバジルを混ぜてレンジでチン。凍った生トマトの皮をむき、適当な大きさに切ってミキサーでガーッとしたら、玉葱ソースと混ぜ合わせてトマトソースを作ります。茹で上がったパスタを水で洗って氷水でしめてからソースを掛けるだけです。微塵切りの玉葱ソースは、レンジで加熱後、そのまま冷ますと透き通って見た目は柔らかそうですが、実は、玉葱の食感がしっかり残っています。これをもっと柔らかくしたい場合は、フライパンで炒めることをお勧めします。冷凍庫から取り出したばかりのトマトは、1~2秒水道水に当ててから包丁の付け根で皮を引っ掛けると、面白いくらいに薄皮が剥けます。熱湯に浸けて湯剥きをする方法もありますが、冷凍でも同じように出来ます。私は、トマトを料理に使うとき、皮の内側の旨味をしっかり料理に活かしたいので、丸ごと料理に放り込んでから、気になる皮だけをつまみ出すようにしています。そんなわけで普段は、料理前に皮をむく作業が無いのですが、冷たいパスタの時は、皮があるとミキサーが上手く回らないので、初めに剥きます。ミキサーの機能にもよりますが、ざくざくと切ってから初めは少量のトマトをペースト状にし、後の分を足すと上手く回るようです。勿論フードプロセッサーでもいいわけです。さ、では冷たいパスタに取り掛かってください。

材料(2人分)             (画像のトマトはベランダで出来ました)

  • 完熟トマト・・中2個(200g)20070821044819
  • パスタ・・2人分
  • パルメザンチーズ・・適宜
合わせてレンジでチン
  • にんにく・・1片
  • 玉葱・・中1/2個
  • 白ワイン・・大さじ2
  • 塩・・小さじ1
  • オリーブオイル・・大さじ1

作り方

  1. トマトは料理をする2~3時間前に洗って、ヘタを取り冷凍庫へ入れて凍らせる。
  2. 玉葱は大きめの微塵切り、にんにくは細かいみじん切りにし、耐熱容器で調味料と混ぜ合わせて、ラップをかけてレンジで3分チンする。
  3. パスタを規定の時間より1分長く茹で、冷水で揉み洗いし、ぬめりを取ってから氷水でしめ、ざるに上げる。
  4. 凍ったトマトを1~2秒水道水にあて、ヘタと反対の方を包丁でひっかけて薄皮を剥がし、2~3cmの大きさに粗く切る。
  5. ミキサーまたは、フードプロセッサーでペースト状のシャーベットにし、冷めた玉葱と混ぜ合わせる。(もしも両方無かったら、大根おろしの要領でおろします。トマトが解けて手がベトベトになるのが玉に瑕ですが(^^ゞ)
  6. 皿にパスタを盛りつけ、トマトソースをかけ、好みでパルメザンチーズをかけて食卓へ直行♪

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【あねご】

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2007-08-20

ラタトゥイユ:誰にでも作れて、ねずみよりはチョッとは美味いでしょ

 ほんと。ほんと。簡単で申し訳ないけど、ねずみよりは美味しく作れると思うラタトゥイユですよ。極東ブログは社会問題を取り上げるお堅い内容が多く、時に難し過ぎて・・などと思う事もあるのですが、ペンタッチが面白くついつい通ってしまう。あちらで、まるで箸休めと言うと失礼ですが、料理のレシピが登場。料理は凝りに凝った方法もあれば、自分なりに簡素化してレシピをこしらえる面白さもあって、私などは、それです。前にも何処かで触れましたが、家庭料理のレベルでは、旬の食材の味を活かし、無理のない料理方法を楽しむかが、憂鬱になることなく続けられるコツかと思います。時には大ご馳走だって作りますけどね。毎日3食作るとして、年間で1000食以上にもなります。これでお給料をもらったら、もっと張り合いが出るかと言うと、そういう問題じゃないですね。もしも、お給料もらってやっていたとしたら、きっと早期退職していると思います。時に手抜きしても、誰からも咎められないし、おさぼりだって出来ると言えば、そう。気楽なんです。本当はね。

 ラタトゥイユのレシピも本格的に作るとすると、鶏がら出汁なども一からですが、私の作り方は至って簡単。野菜をオリーブオイルで炒めて、塩、白ワインに野菜の水分と旨味だけです。多めに作って献立の一品にしながら2~3日は楽しめます。日ごとに微妙に味が変化するのも楽しめます。芋類と葉物を除けば(絶対に駄目と言うわけではなく、あまり合わないかも)野菜なら何でもいいと思います。炒めると旨味が増して美味しい玉葱、カラーピーマン。それ自体は淡白だけど、他の味を吸って美味しくなる茄子やズッキーニ、キノコ類はお勧めです。

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材料

  • カラーピーマン・・1/2
  • 緑長茄子・・2本
  • 椎茸・・大4個
  • にんにく・・1片
  • オリーブオイル・・おおさじ2
  • 塩・・小さじ1
  • 白ワイン・・大さじ2

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岐阜のHさん:おもてなしで豚肉のマリネと一緒にお取り皿で f:id:godmother:20070815235416j:image:w200:right

               【トルコ風鶏もも肉のソテー☛作り方

               【鶏もも肉のカリカリソテー☛作り方】 

作り方

  1. 野菜は大きめの一口大に切る。にんにくは包丁の腹でぶちっと潰す。
  2. 鍋を中火にかけ、オリーブオイルを熱し、にんにくとカラーピーマンを炒める(脂を吸ってしまう野菜は後回し)。
  3. 油が回ってしんなりしたら、椎茸と茄子を加え一緒に炒める。
  4. 全体にかさが減ってしんなりしたら、塩とワインを加え、ワインのアルコールが飛んだら蓋をして、最小の火加減で15分蒸す。
  5. 器にとって、その晩は熱いまま頂いてもいいですが、冷蔵庫で冷たくしてから肉や魚のソテーに添えたりでもどうぞ♪

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2007-08-19

Tex-Mexファヒタスとトルティーヤ:鶏肉と野菜の香草焼き

     f:id:godmother:20070819055142j:image:w400:right 

 Tex-Mex料理を分類して言うと、メキシコ風のテキサス料理ということでしょうか。テキサスというとカウボーイですが、その昔は野営でこのような料理を作っていたそうで、ワイルドな感じがします。メキシコ料理に頻繁に使われるような香草を効かせて、薄切り肉(牛肉などなんでも良い)と野菜を一緒に炒め、トルティーヤで包んで食べるというものです。ファヒタスは食べたいけど、トルティーヤは捏ねたり伸ばしたりがいささか暑くて作る気になれず、クレープ生地のように水で溶いて、フライパンに流して焼きました。焼きたてはカリッとして美味しくできましたので、トルティーヤはこの手で行こうと思います。 別の手(本格的な方法)☛

材料(2~3人分)

  • 鶏の胸肉・・1枚 20070819055119
  • 玉葱・・1/2個
  • カラーピーマン・・1個
  • ピーマン・・2個

漬け込み用調味料

  • コリアンダー・・小さじ1
  • クミンシード・・小さじ1
  • オレガノ・・小さじ1
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • モルトワインビネガー・・大さじ2
  • 塩・・小さじ2
  • 胡椒・・適宜

サルサ(ソース)☛レシピ

トルティーヤの材料(15cm10枚分)20070819055137_2

  • 小麦粉・・80g
  • そば粉またはライ麦粉・・40g
  • コーンミール・・40g
  • 水・・カップ1と1/2強
  • 塩・・小さじ1

作り方

  1. 鶏の胸肉を繊維に直角に8㎜幅に長細く切り、袋で漬け込み用調味料と一緒によく揉んで30分味を染み込ませる。
  2. この間に、フライパンを弱火をキープしながら水で溶いたトルティーヤの材料を焼く。(しゃもじ1杯を1個分として流し込み、フライパンを大きく回して丸く生地を広げる。)
  3. 生地の外側が薄くめくれてきたら、裏返して両面を焼く。
  4. フライパンで鶏肉を漬け汁ごと炒め、肉の色が変わってきたら野菜を加えて味を馴染ませる程度に炒めて出来上がり♪
  5. サルサの材料を混ぜて、好みの量をファヒタスにかけ、トルティーヤで一緒に包んで頂く。

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2007-08-18

鶏肉のトルコ風ソテー

f:id:godmother:20070815235429j:image:w450:right 

 一昨日の献立の続きです。ビシソワーズ(☛レシピ)とラタトゥイユ*1というフランス料理に合うかどうか(お国柄的に?)ですが、冷たいビシソワーズの長葱味と、これまた冷たいラタトゥイユのにんにく味(南フランス料理)ですから、鶏肉もトルコ風・・合います!少し塩を効かせて、弱火で皮からこんがり焼いてカリカリの食感にします。にんにくとオレガノだけで充分トルコです。もも肉には沢山の筋がありますので、そのまま焼くと肉が半分程に縮んでしまいますので、筋を切りを充分してから味付けをし、皮目からゆっくり焼きます。盛り付けの時、この皮目が見えるようにしますので、香ばしくきつね色になるまで弱火をキープすると焦げませんし、余分な脂も出ます。ビールやワインにもピッタリです。 暑い一日を癒す夜のための献立に加えてみてください。

20070816010402 20070815235432

ラタトゥィユ☛作り方

材料(二人分)

  • 鶏もも肉・・1枚
  • にんにく・・1片(すりおろし)
  • オレガノ・・小さじ1
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 塩・・小さじ1
  • 胡椒・・適宜

作り方

  1. 鶏肉の筋切りをし、4か6等分に切って袋に入れ、分量の調味料を加えて揉み込み30分ほど下味を付ける。肉が大きければ少し長めの時間にする。
  2. フライパンを中火で熱し肉の皮目を下にして並べて直ぐに弱火にする。
  3. 蓋をずらして蒸気を抜きながら皮がきつね色になるまでゆっくり焼き、裏返す。※肉の中央だけ生のような状態で、七割くらい火が通ったら裏返す。
  4. ラタトゥイユと一緒に皿に盛り付けて出来上がり♪

*1:ratatouille

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2007-08-17

次世代に思う

 昨日は、岐阜と埼玉で40.9度という暑さを記録したそうです。家の中はどうなっているんでしょう。例えば外出先から戻った時の室温。部屋の植物。水道から出てくる水の温度。キッチンの温度。私が小学生の頃、都心に近い埼玉では、30度を越す日はなかったように思います。夏休みの宿題の日記に、毎日気温を記録するのがあってよく覚えています。夫の話では、長野県もせいぜい28度くらいまでだったとか・・岐阜県の隣の長野県も確かに暑いのですが、ここは盆地とはいえ、海抜800mに近い高原の気候です。家から100mも坂を上ると更に3~4度は低くなります。チョッと涼める場所があるというのは癒されます。

 30年先を思うと、温暖化を今なんとかしないといけませんね。とにかく、もうしばらくの辛抱です。なんとか乗り切ってくださいね。


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牛肉の櫃(ひつ)まぶし

 牛肉と野菜で洋風の混ぜご飯にしようと思っていましたら、夕方、庭から今年初めての茗荷に恵まれ、嬉しくなって急遽和風に変更です。先日草むしりをした時には、全くその気配すらなかったので、少し諦めかけていました。庭の隅でほったらかしているだけですが、毎年、茗荷だけは私を裏切ることが無かったので安心しました。市販の物とは違い、大変香り高いので薬味、玉子とじ、味噌汁、酢漬けにと使い切ります。こういう些細な事に有難みを感じますね。歳かしらん。

20070817014921 

 牛肉は、すき焼き用位の厚さのを一人一枚。それもいいお肉。肉屋さんに頼んで2枚スライスしてもらいます・・へへへ。チョッとでいいから美味しい所を食べたいのですよね。野菜もごたごた種類を増やさずに、シンプルに牛肉の味を消さない程度にします。初め椎茸に味を染み込ませるようによく煮ます。次に、にいんげんを加えて、火が通る程度煮て、最後に牛肉の色が変わる程度に軽く味を絡め、20070817014907 温かいご飯に混ぜて蒸らします。味が馴染んでから初めはそのまま一杯頂き、二杯目は薬味を乗せて、三杯目は一番出汁を注いで。名古屋の鰻の櫃まぶしと同じように頂きました。これに、夏野菜のサラダと、冷たいところてんが嬉しかったです。夫は酸っぱい物を好みませんが、さすがに「旨い」と言っていました(タイミングが重要ですね^^;)

 異常気象の中、食事の準備も手際よく、熱量も出来るだけ最小限度に抑えるようにしています。又、作り置きの調味料を合わせるだけというのも、時間短縮に貢献しています。使い慣れてくると、好みの加減ができるようになりますので、後々重宝します。今日の献立が、参考になればと思います。

20070817014918

材料(2人分)

  • ご飯・・1.5合20070817014922
  • 牛肉・・すき焼き用2枚(150g前後)
  • いんげん・・60g
  • 生椎茸・・2枚
  • 梅干・・2個
  • すき焼の割り下☛作り方・・大さじ3
  • 酢昆布醤油☛作り方・・大さじ1
  • 出汁・・大さじ2

出汁茶漬け用

  • 茗荷・・適宜
  • 細葱・・適宜
  • 一番出汁☛作り方・・500cc

作り方

  1. 早い時間に鍋で昆布の水出しをして鰹出汁を加え、一番出汁を作って冷ましておく。
  2. いんげんは2cmに小口切り。生椎茸は8㎜角のサイコロに。牛肉は広げて2cm幅に切り揃える。
  3. 鍋に全ての調味料と生椎茸を入れて、5~6分煮る。続けていんげんを加え、蓋をして2~3分火を通す。
  4. 煮詰まって水分が飛んだ状態になったら、牛肉を加え色が変わってきたら火を止める。
  5. ご飯がこの頃炊き上がるように準備して、梅干の微塵切りと一緒にお櫃で混ぜ合わせる。粗熱が取れたら布巾をかぶせてしばらく味を馴染ませる。
  6. この間に、一番出汁、薬味を準備し器に盛り付けて出来上がり♪

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2007-08-16

ビシソワーズ:長葱とじゃが芋の冷たいスープ

 昨日は、夕食の献立に野菜をふんだんに使って、なんとか食欲不振を乗り切ろうと、暑い中頑張りました。日中に仕込んで冷蔵庫でねかすと旨味が増して、夕食時には美味しくなるのが狙い。と、言っても食欲だけは落ちませんね。今年は。作る意欲は激減ですけどね。ラタトゥイユ*1と、ビシソワーズの冷たいコラボで、夕食はすっきりした雰囲気。鶏のもも肉をトルコ風に味付けしてソテーしたので、さっぱりした冷たい野菜にとっても合いました。順番にレシピをエントリーしていきますね。

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 ビシソワーズを頂く前に生クリームを少しかけると濃厚な感じになりますが、私の場合は、牛乳をたっぷり使い、初めにバターで炒めますので、これだけで充分です。長葱をよく炒めることで辛味が旨味に変わりますので、コンソメの素なども一切使わずに素材の味を楽しみます。美味しい塩と胡椒でシンプルな味付けにします。

材料(4~5人分)

  • 長葱・・1本(太目の)20070815235416
  • 男爵芋・・2個
  • バター・・大さじ1
  • 水・・200cc
  • 牛乳・・500cc
  • 塩・・小さじ2弱
  • 胡椒・・適宜
  • 浮き身用細葱・・少々
  • クルトン*2もお好みで。

作り方

  1. 長葱は細かい小口切り、じゃが芋は2cm角にそれぞれ切る。
  2. 鍋にバターを入れ中火にかけ、長葱を炒める。水分が抜けて全体が一まとまりになるくらいまでよく炒め、じゃが芋を加えて更に炒める。(じゃが芋の旨味ととろみを残す為に水にさらしません)
  3. じゃが芋の表面が透き通ってきたら水200ccを加え、蓋をして5~6分弱火で蒸し煮する。
  4. しばらく放置して粗熱を取り、バーミックスで撹拌し、滑らかにする。(またはミキサーなどで)
  5. 再度中火にかけ、牛乳と塩・胡椒を加え、煮立つ直前で火を止める(牛乳を入れてからは沸騰させません)。
  6. 鍋ごと水に浸け、1~2回水を取り替えながら冷まし、冷蔵庫で冷たくする(ねかす間に旨味上昇)。

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  【Pちゃん】

*1:ラタトゥイユ:ratatouille  *2:パンの耳を小さくサイコロに切って、トースターでローストした浮き身

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2007-08-15

親が切ない事

 学校で一番楽しかったのは、給食と休み時間と部活だと言っていたのを思い出します。その頃は、微笑ましく思う反面、教育上の事を考えると、素直に喜べませんでした。今になってみると、子どもの言葉とは、言っている「言葉だけの意味」ばかりでなく、その裏側には、親には伝えきれない沢山の思いがあったようです。その全部を知っておきたいと思うのも親心ですが、知らないで過ぎてきた事の方が多いですね。子どもが始めて歩く瞬間に立ち会って、知っていることの方が、ある意味異常かもです。


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ポークビーンズ:中学の給食メニューから

 子ども達がお世話になった中学の給食メニューから作りました(試食会で頂いたもの)。給食室からのお便りにレシピが書いてあることがあり、それをずっと保管しています。大好きな(人気の)メニューを我が家の食卓でも作って欲しいと時々リクエストがきて、私もそれを作って食べるのが好きです。材料がよく吟味されているのは当然ですが、美味しいのです。作ってみると、そのありがたさがジーンと染みてきて、まるで、それを思い出す為のようにこうして時々作ります。f:id:godmother:20070815053527j:image:w450:right

 材料は、今なら夏野菜を取り入れたりして変更してあります。それ以外はほぼ、レシピに忠実に作っています。変更部分は特記します。

材料(4人分)かなり多め

  • バター・・小さじ1
  • にんにく・・小さじ1
  • 生姜・・小さじ1
  • 玉葱・・中1個
  • 豚こま切れ・・60g
  • 自家製ベーコン・・40g
  • (豚肉100gのうち40gだけ入れ替え)20070815053550
  • 人参・・60g
  • セロリー・・軸の部分1本
  • じゃが芋・・中2個
  • 塩・・小さじ2
  • 胡椒・・適宜
  • 大豆・・70g(茹でて冷凍保存してあったもの)
  • クッキングトマト・・300g
  • (本来はケチャップ70g)      【蓼科産のクッキングトマト:高原野菜は味が濃い】
  • ローリエ・・1枚
  • (分量にありません)
  • 仕上げ用塩・・適宜
  • (本来はコンソメの素小さじ2/3)
  • 赤ワイン・・大さじ1
  • いんげん・・5~6本
  • (本来はパセリ・・少々)

作り

  1. にんにく、生姜は微塵切り。玉葱、セロリー、人参は1cm角に切る。ベーコンは5cm幅に細切りにする。
  2. クッキングトマトを二つ割にする。
  3. 鍋を中火にかけ、バターとにんにく、生姜を炒めて香りを出し、ベーコン、豚肉を加えて更に炒める。
  4. 肉の色が変わったら、玉葱、人参、セロリー、クッキングトマトを手で潰して加え、しんなりするまで炒めたら、材料がかぶるくらいの水を加え、ローリエも入れる。
  5. 煮立ったらアクと余分な油を掬い、塩(本来は、コンソメの素とケッチャップ)、ワインを加え中火以下で20分煮る。
  6. トマトの皮を取り出す。 
  7. じゃが芋を1cm角に切り5分ほど水にさらし、2cmに切ったいんげん、茹で大豆を一緒に入れ、20分ほど煮込む。
  8. 味をみて塩・胡椒で整えて出来上がり♪                                                                                                                          

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【涼しくなってシャキッとしてきたあねごの料理】

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2007-08-14

緑長茄子と玉葱の甘味噌炒め

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 昨日は、山梨県の北社市、白州町という所に行きました。諏訪から国道20号線を30分も走ると、直ぐに山梨県。県境を過ぎて間もなくです。南アルプスのすそ野に広がる高原独特の気候で、水、空気の美味しいところ。ここで育つ野菜が大変美味しいです。朝夕の温度の差のせいか、夏野菜でも味が濃く、朝取りの野菜が魅力です。

 チョッと変わっているというだけで初めて買ったのですが『緑長茄子』です。感触は普通の茄子と同じで別に未熟というわけではなく、ヘタから全てが緑色をしています。「普通の茄子よりも柔らかく、マイルド」だという話です。ものは試しで、早速味噌炒めにしました。少し水にさらしてアクの様子を見ましたが、アクも緑色で、炒めてもさほどの変色もなく、綺麗です。味は確かにマイルドですから、茄子の食感にf:id:godmother:20070814051457j:image:w180:right

好みの味付けを楽しめると思います。連日の猛暑で身体もへたり気味。少し塩分を多めにと、濃い目の味付けにしました。昨日の料理のコメントで「甘味噌を少し酸っぱくするのが美味しい」と教えてもらったので、酢を少し加えてみました。酸っぱいほどの量ではありませんが、味がきりっとしまって美味しく出来ました。紫蘇の実を散すと、更にご飯によく合って、夏場のおかずとしては毎日でも飽きませんね。

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材料

  • 緑長茄子・・2本
  • 玉葱・・中1個
  • 紫蘇の実・・適宜(無ければ紫蘇の葉)
  • オリーブオイル・・大さじ2
  • 水・・大さじ2

 

合わせ調味料

  • 信州味噌・・大さじ2
  • 砂糖・・大さじ1.5
  • 味醂・・大さじ1
  • 酒・・大さじ1
  • 酢・・大さじ1                          

 小鹿田焼☛の皿:装飾技法:【飛びかんな】 素地に白土を塗った後、半乾きになるまで乾燥させる。その後、帯鋼を曲げて作った“かんな”を表面に当てる。ロクロを回転させ、かんなの先が引っかかり、飛び跳ねるのを利用して削り目を付ける。 

 

 

作り方

  1. 茄子を乱切りにして5分水にさらす(普段はアク抜きしません)。

  2. 玉葱は、縦半分に割り、繊維に直角に1cmのざく切りにする。

  3. 紫蘇の実は、穂先から付け根に向かって指で摘まみながらしごいて、バラバラにする。

  4. 茄子の水気をよくふき取る、フライパンを熱し、オリーブオイルを引いて茄子を炒める。茄子に油が回り、しんなりしたら玉葱を加えて更に炒める。

  5. 水を加えて蓋をし、2~3分蒸らし、玉葱が透き通ったら合わせ調味料を回し掛け、全体に絡める。

  6. 器に盛り付け、紫蘇の実を散して出来上がり♪

 

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【目からうろこは酢で取れる:ヘビメタ母ちゃん】



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2007-08-13

お待たせ

とうとう、息子達は秋田へ帰りました。爺婆達に顔を見せる為、車で私の実家へ走り夕食を共にしました。数時間でしたが早めに長野を出たわけです。八王子の手前から圏央道がつながって、渋滞する事もなく今までで一番早く実家に着いたのは驚きでした。

お祖母ちゃんは、かなり奮発して手巻き寿司のネタを用意してくれていて、息子達はいつもにないそのおもてなしの気持ちをグッと味わっていました。たまにはいいんだよね、こういうの。


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ピーマンと自家製ベーコンの炒め物

 ご近所から沢山ピーマンを頂きました。ピーマンだけの胡麻和え、きんぴらなどにしてどっさり料理します。これが意外に美味しく、飽きません。夏野菜と体の関係を思うと、身体を冷やす為、水分の多いきゅうりやトマト、疲れ気味にはビタミンを多く含むものとして、自然に逆らわずに、身近な野菜をふんだんに摂取する事が身体にもいいわけです。スーパーでの買い物に慣れてしまうと、夏だか冬だか、野菜から季節を感じる事が麻痺します。例えば、予備知識のない子どもが、温室育ちの甘いみかんを夏場に食べているとしたら、冬のスイカってあるの?などと、疑問にも思わないでしょうし。

 さ~、ピーマンを沢山食べて元気に今日も乗り切ろう!

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材料

  • ピーマン・・肉厚の大きい物(10cmくらい)4個
  • 自家製のベーコン・・かたまり5cm
  • 塩・胡椒・・適宜
  • (市販とは塩分が違うので、塩・胡椒は加減)
  • 昆布醤油か、酢昆布醤油☛作り方・・大さじ2(作り置きの調味料は、お好みで!酢が入っていると味がしまります。)

作り方

  1. ピーマンを縦半分に切り、種を取り出して横に5㎜のスライスする。
  2. ベーコンは、繊維に直角に薄くスライスする。
  3. フライパンを熱し、べコーンから脂を出しながら炒め、次にピーマンを加えて炒め、味をみて塩と胡椒で加減する。
  4. ピーマンに火が通ったら、火を止め鍋肌に醤油を回し掛け、鍋を煽って醤油の香りが全体に回るようにして出来上がり♪

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2007-08-12

一番残る事

 息子達は、夕方秋田に帰ります。久々の長い休暇でしたが、毎日バスケット三昧の日々で、私は三食の食事を用意するだけに明け暮れたような毎日で、お陰で充実?していました。出身中学の先生のアシスタントに出かけると、「先輩」としての自覚がはっきりするようで、高校で練習するのとは違った緊張感や現役としての誇りを更に味わうそうです。昨日のOB戦では、盛んに声を出し、後輩とともにプレーし、その中にすっかり溶け込んで伸び伸びしている姿を見て、その若さを羨ましく思いました。


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オクラで二品オクラ納豆・竹輪の炒り煮

 ここ長野では雨も降らずに猛暑が続きます。でも、夜から朝方は大変涼しくなってきました。朝方、虫の鳴く声も騒がしいほどです。暑さもお盆までというところでしょうか。

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オクラは、どちらかというと夏の野菜でもマイナーな野菜かな。無いと困るというほどでもなく、煮物に添えたり夏野菜のスープのアクセントに使うくらいかなと思います。我が家では、オクラ納豆が朝ごはんメニューで人気があります。シャキシャキした食感が、減退気味の食欲に刺激を与えてくれます。また、竹輪を甘辛く煮絡める時に、一緒にオクラを添えるのも忘れません。     

オクラ納豆の材料

  • オクラ・・5~6個
  • 削り鰹・・適宜
  • しらす干・・大さじに2
  • 醤油
       f:id:godmother:20070812043221j:image:w300:right

竹輪の炒り煮

  • 竹輪・・1本
  • オクラ・・適宜
  • すき焼の割り下・・大さじ2☛作り方

作り方として:特記するほどでもないですが、竹輪などの練り製品を煮付けたりする場合は、一度軽く茹でて茹でこぼしてから味付けすると、よく味が染み込みます。この時、一緒にオクラも同様にして味付けします。

お仲間のお料理紹介

chibamaさんのご飯

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2007-08-11

牛のたたき

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 今日は牛肉のたたきのレシピというよりも、道具の紹介のようなことになりそうです。どちらのお宅でも鰹や牛肉などのたたきを作る時、表面を焼くのにフライパンを使って焼かれると思います。その時、牛肉なら細かい脂が回りに飛び散り、20070811052609_2 煙は黙々。テフロン加工のフライパンでは、おいそれと強火にも出来ないこともあって、いろいろ気を使っていました。ところが、ハンディーバーナーで焼くことを思いついてからは、簡単に作っています。バットに網を敷き、肉を置いてバーナーで焼きます。焼く場所は安全な外。思いもしない事が起こり慌てて何かを燃やしてもいけませんので。特に煙が出るでもなく、油が飛び散るでもなくスムーズに焼きあがります。たたきにする部位は、もも肉やヒレ肉が多いと思いますが、脂の付き具合や、和牛か洋牛かの選択、価格などで一番購入しやすいステーキ用から選んで購入していきます。かなり脂の入った霜降りでも、バーナーで焼く場合は綺麗に焼き具合を加減できます。

 私が使用しているバーナーは、園芸用で、20070811052603 主に雑草を焼いたり、木の表面に焼を入れる用途だったりするようです。が、全くそっちの方では使用していません(^^ゞ料理用のバーナーは、価格的にお高いような気がしますし、見つけるのにチョッと苦労します。ホームセンターの「園芸」コーナーでこのバーナーは直ぐに見つかるし、¥1000円台でハンディータイプはあると思います。他の使い方としては、バーベキューの炭起こしなどでしょうか。これから購入しようと思っているのなら園芸用がお勧めですね。

材料

  • ステーキ用牛肉・・400g
  • にんにく・・1片
  • 茗荷・・3~4個
  • 細葱・・適宜
  • 塩・胡椒・・適宜

タレ

  • 酢昆布醤油☛作り方・・大さじ3
  • 水・・大さじ3

作り方

  1. 牛肉は焼く前に冷蔵庫から出して室温にしておく。薬味をきざんで盛り付け皿の用意をする。
  2. バットに網を敷き(スノコの役目)軽く塩、胡椒した牛肉をのせ、菜箸とバーナーを持って屋外(ベランダなど)に出る。
  3. 点火したしたバーナーを表面に当て、裏返して両面好みに焼く。
  4. そのまましばらく冷ます。(氷水にさらしません)
  5. 1cm間隔のそぎ切りにしながら皿に並べていく。
  6. 切り終えたらラップをし、食べる直前までよく冷やす。
  7. 食べる段になったら、薬味を散し、タレを回し掛けて出来上がり♪

お仲間のお料理紹介コーナー

岐阜のHさん:おもてなしとしてバーナーで手軽にできたそうです



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2007-08-10

同窓会

 夕ご飯は、昨夜は二人でした。息子達はそれぞれの同級生が急に集まってくれて、ミニ同級会となったそうです。いいなぁー。そう言えば思い出したけど、今秋、私の中学の同級会の連絡も来ていた。初回は7年前に、卒業後25年以上経って始めてだった。どれだけ年月が経っても、昔のあだ名で呼び合うのに手間も時間も要らない。直ぐにタイムスリップしてしまう。中学の同級会というのは小学校の延長で、高校のそれとはチト違って、みな子どもにかえってしまうのがおかしい。今年も行こうかな。


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小鹿田(おんた)焼き:大分県

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☛小鹿田焼

 

諫早から高速で約1時間、日田ICを降りて福岡県方面にどんどん山道を登っていく。日本にこんな県道があったのかよ!っと、思わせるような狭くて蛇行した山道がそれ。険しい山を切るようにひたすら40分も登ると、その険しい山の奥から「カッタ~ン」と重厚な音が響いてくる。この音の正体を知ったのは、小鹿田焼の里に着いて、それもしばらくたってから。20070810110112

 登り詰めるといきなり大木の間を縫うように急な下り坂になり、数軒の民家がひっそりと点在している。着いたのが昼時のせいか、人の気配が全く無い。車を止めて、最初の家まで下ってみると、開け放された土間に焼き物が綺麗に並べてある。お店のようだから、多分勝手に見させてもらってもいいのかな?と、チョッと躊躇するほどシーンとした空気だけが漂っている。聞こえるのは、小川の水の音、セミの泣く声、さっきのカッタ~ン。このカタ~ンという音は、不規則なリズムで、あっちこっちから聞こえてくる。下調べもしないで、来ると想像もへったくれもないな!

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 実は、この音「唐臼」といって、陶器の材料を山から切り出した土のかたまりを砕く音で、川の水を天秤(シーソーのように)の応用で、2週間から1ヶ月かけて細かく砕く始業をしている音。これに気付いたのは、少し下った窯元の裏手に見えてからで、幾つかの丸い臼のうえで杵のような木が上下していた。20070810112311 その丸い臼が、4つほど並んでいて、それぞれの工程によって、臼を突くリズムが違っていた。車でいう、マニュアル車です。時計でいう、ぜんまい仕掛け。とにかく自然を生かしたメカニズム。音の正体を知った時は、ジーとそこにしばらく立ちんぼになってしまった。

 道を下りながら川を挟んで建ち並ぶ10件の窯元を訪ねたが、人影はなく、どの窯元の店も軒下に売り物の陶器を並べていた。 買い物の段になって、初めて母屋の方へ声をかけたら、奥で横になってTVでもみていたのか、顔にしわを作ったおばちゃんが、愛想よく出てきてくれた。なんとものんびりした暮らしかと、羨ましく思った。20070810110324_3 このような背景で、昔ながらの技法を守り続け、300年以上登り窯の火を絶やすことなく今に至っている『小鹿田焼』。惚れ込んだな。心あらわれるというのは、こいう場所に実際に来て、触れてみなければわからないよ。自分の感性に疑問を持つ方、是非この秘境の焼き物の里を体感してみてほしい(焼き物の事を褒めると値上がりするので、しないよ)。

 ここで紹介する我が家のご飯で、ひっそりと小鹿田を感じてください。

【使用例】


  


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素麺:茄子とゴーヤの素揚げ添え

 冷たい素麺を皿に盛り付け、濃い目のタレをかけて食べるようにしてみました。いつもの食べ方とパターンを変えてみたりして、おっと、思うと少しは暑さを忘れていいかも。茄子とゴーヤを素揚げして添えたのもあっさりと美味しく頂けます。

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材料(二人分)

  • 素麺・・半生麺150g
  • 茄子・・2個
  • ゴーヤ・・5cm
  • 紫蘇の葉・・適宜

タレ

  • 鰹出汁・・100cc
  • 酢醤油・・大さじ3
  • 白煎り胡麻・・大さじ3

作り方

  1. 小鍋に揚げ油を熱し初める。
  2. ゴーヤは縦半分にし、種を取り出して5㎜のスライス。ナスは半分に割り、表面に格子に切れ目を入れ、油が180度になったら素揚げする。(初めは勢いよく音がする。静かになったら引き上げて油を切る)
  3. 鍋にたっぷりお湯を沸かし、素麺を茹でて水で洗い流した後、氷水でしめる。
  4. 煎り胡麻をすり潰して、分量の調味料をまぜる。
  5. 器に紫蘇を敷いて、素麺を丸く盛り付け、茄子とゴーヤを添え、食べる直前にタレをかけ回して出来上がり♪

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2007-08-09

息子達の暮らしぶりから思う事

12日に帰るまで、びっしりバスケの練習を入れている二人。午前中出身中学の先生のアシスタントで4時間。夜はお父さんの後輩(かなり若手)達との練習で7時半から10時まで。空いてる時間に勉強するはずの午後はたっぷり昼寝。ん~だか!私はそれに合わせて食事の支度です。つかの間の帰省だからなのは明らかですが、家でこれだけ家族の為にだけの生活をずっと続けてきていたとしたら、なんとかシンドロームにもなるなと思う。ある日、世話をする相手がいなくなったら、急に自分が何の為に生きているのか分からなくなるのも当然でしょう。自分を失わずに、何か生きがいを感じられる事があるというのは、人として生きていくことなんだろうな。たまたま、母という道を選んだので、その両方をやっていくことなんだろうな。『女は何でもします。男はなんとかする』なんでしょうね。格言


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豆腐の冷汁

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 冷たい味噌汁と冷奴の組み合わせで冷汁です。鰹や炒り子で美味しいお出汁を取り、チョッと濃い目に味噌を溶かし、摺り胡麻を加えたら冷蔵庫でキンキンに冷やして置きます。豆腐もこれもまたキンキンに冷やしておいて、紫蘇の葉と細葱を散して頂きます。簡単ですが、お出汁だけはちゃんと取って、干した魚のエキスを充分に満喫します。煎り胡麻もスーパーで『煎り胡麻』を買ってくるのじゃなくて、洗い胡麻を買って自分で煎ると、美味しいし安上がりです。これも欠かさず自分でね。

材料(4人分)20070809053354

  • 炒り子出汁・・450cc
  • 味噌・・大さじ2~3
  • 煎り胡麻・・おおさじ2
  • 木綿豆腐・・大1丁
  • 紫蘇の葉・・4枚
  • 細葱・・適宜

作り方

  1. 小鍋で出汁を取り、味噌を溶かして煎り胡麻を混ぜて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
  2. 小鉢に紫蘇の葉を敷いて、水気を切った木綿豆腐を置き、味噌汁をかけて細葱を散らして出来上がり♪

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豚肉の粒マスタード焼き:超短時間料理

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 夏の暑い時期には必ずやるのがこれ。かんたんんで短時間に出来上がるので、野菜サラダや付け合わせを全て準備してから焼いて、直ぐに食べます。時間差の食事時間にも合わせやすく、暑いキッチンではクール(賢い)です。

 豚肉は、バラ、もも、肩ロース、ロースなど、どの部位でもお好きなところを、しゃぶしゃぶ用に近いくらいの厚さがいいかな。

材料

  • 豚肉・・スライス350g
  • 粒マスタード・・大さじ2
  • 酒・・大さじ1
  • 昆布醤油☛作り方・・大さじ3(夏なので少し濃い目)

付け合せ

  • レタス・・適宜
  • アスパラガス・・適宜
  • えんどう豆・・適宜
  • トマト・・大1

作り方

  1. バットに粒マスタードと醤油、酒を混ぜタレを作り、豚スライス肉を広げながらタレを絡ませておく。
  2. 付け合せの野菜を切って、皿に用意する。
  3. フライパンを一度熱し、火加減を中火以下に落として豚肉を広げながら焼いていく。
  4. 付け合せの野菜と一緒に盛り付けて出来上がり♪

 

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2007-08-08

親の願い

 実は、末っ子の息子は学校の寮でお世話になっています。ここでの生活は、かなり先輩に忠実で、先輩との約束は絶対。言われた事をやるのも絶対という(息子にとってはチト厳しいかな)決まりで、ここで出来て何処かで誤魔化したり、自分に言い訳をするという事が私の気に入らない事です。真っ直ぐに育って欲しい所です。親が子どもを社会に送り出す前に、人としてそのことを理解していて欲しいと願っています。時に出来ないことがあったとしても、その時、『自分に戻る』という事をわかっていて欲しいのです。

 一昨日の末っ子の帰宅時間大幅遅刻の始末をどうつけるのか、これをこの夏休みに取り組めたら、二学期のいいスタートになると確信めいてる私。『二度とこのような甘えたことや、誤魔化しはしません。すみませんでした』と、頭を下げてきました。で、問題は午後の友達との約束。帰宅5時と時間を大幅に繰り上げて、果たして約束を守れるのか試した所・・・5時を知らせる市内の「夕焼け小焼け」が鳴り始めてもまだ帰宅せず。手ぐすねでも引いて待ったろか!と、密かににんまりした所へ、ダッシュで走りこんできました。やればできるじゃん! 

 

 


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ビーフシチュー:圧力釜でも美味しくできて料理時間1時間とちょっと

 暑い中気合を入れて、圧力釜でビーフシチューを作りました。弱火でコトコトの方法は、美味しくできますが、この時期にはチト暑いので、1時間短縮です。圧力釜に材料を全て放り込むようなレシピが添付させていましたが、アレははっきり言って美味しく出来ません。私の方法は、肉の旨味と、香味野菜の香りをスープに反映させる為に肉を焼いて、その焼き汁で玉葱、にんにく、セロ、トマトをじっくり炒めてから肉を戻し入れます。ここから圧力をかけて、短時間に肉を柔らかくします。圧力後もしばらく煮詰めていきます。長い時間大鍋を火にかけていると、キッチンの室温がどんどん上昇して暑くなりますが、お陰で少し短縮です。

 おまけに、ヘーゼルナッツを織り込んだ軽いデニッシュ系のパンも焼きました。夏場はバターが溶けて生地から飛び出し、とても出来ないのですが、マーガリン(トランスファットフリー)を生地に塗りながら織り込むので、フンワリと柔らかい、デニッシュ風に焼きあがります。

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材料

  • 牛すね肉かたまり・・500g20070808042338
  • セロリ・・1本(茎の部分)
  • 玉葱・・1個
  • にんにく・・1片
  • 料理用トマト・・300g
  • 塩・・小さじ1
  • 胡椒・・適宜
  • 小麦粉・・大さじ2
  • ローリエ・・1枚
  • タイム・・少々
  • パプリカ・・少々
  • 鶏がら出汁か水・・400cc
  • 赤ワイン・・100cc
  • 塩・・小さじ1

付け合せ

  • メイクイン・・4個
  • アルミフォイル・・15cm×4枚
  • 人参・・1本

作り方

  1. すね肉を筋に対して90度に、4cmの厚みで切り揃える。玉葱、セロリ、にんにくを微塵切りにする。
  2. 肉に塩小さじ1と胡椒をすり込み、表面に分量の小麦粉をまぶす。
  3. 圧力鍋を熱し、オリーブオイルを引いて肉を並べ、焦げ目が付くまで焼く。裏返して同じように焼き、一度取り出す。
  4. オリーブオイルを大さじ2(分量外)を足して、玉葱、セロリ、にんにくを10分ほど炒めてしんなりさせ、料理用トマトを二つに割って、手で潰しながら加える。
  5. トマトの形がなくなってきたら肉を戻し入れ、ロリエ、パプリカ、タイム、赤ワイン、鶏がら出汁を加えて20分圧力をかける。
  6. この間に、付け合せの人参を縦に5~6cmに切り、更に太い部分縦に4つに切り、細い部分は同じような大きさに切り揃え、ラップをかけて6分レンジでチンする。
  7. 同様に、メイクインをレンジでチンした後、アルミフォイルで包み、オーブントースターで10分焼く。
  8. 圧力後、トマトの皮だけつまみ出し、鍋の蓋を外して人参を加え15分煮込み、塩小さじ1程度で最後の味を整える。
  9. シチュー、人参、メイクインに十文字に切れ目を入れ、盛り付けて出来上がり♪

一言

デミグラスソースは、作り方の1~5で出来上がりです。金ざるに移して擂り粉木でよく漉してソースのように作ります。ハンバーグや、ローストビーフによく合います。

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2007-08-06

田舎に触れるということ

 昨夜九州から帰って参りました。息子達の高校もいい成績を残すことが出来て、応援に行った甲斐がありました。幸い台風5号の直撃を受ける事も無く、皆無事でした。でも、夏の九州にだけは、二度と行きたくないと今は思います。だって、暑いんだもん。アレには、参った。降参。長野の涼しい所に住む私にとっては、衣類が汗でびっしょりになることも、トンと忘れてしまっていますね。昔は、こうじゃなかったのに。

 有田焼はあまりにも有名なので特に、とは思いませんが、有田、波佐見、小石原、小鹿田(おんた)の焼き物の里へもしっかり行ってきました。ここで時折記事にするかと思います。気まぐれに。お楽しみに。

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親の子離れ

 昨日の昼前から、12日まで息子達二人の帰省です。一週間弱ですが、家庭料理を満喫させて帰してあげたいと思います。特に食べたいものを作ってほしいということも無く、いつもの家のご飯でいいよと言います。しかも、嬉しい事に『出された物は全て食べる』というのが部の決まりだそうで、うふふ・・文句の無い、気持ちのよい食卓に成りそうです。

 末の息子は、昨日失敗をやらかしました。帰宅時間大幅遅刻の上、誤魔化そうとした姑息な考えを家族から非難され、当分の間自粛です。全く!こういうところは成長していません。が、親として嬉しい子育て冥利です。離れていると特にそうですが、親に出来る事はもう既になくなってきているわけです。ご飯を食べさせ、褒めたり叱ったりが喜びですね。

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紫玉葱のマリネ

 岐阜の友人から紫玉葱を沢山頂き、早速マリネにしました。紫玉葱の紫色は、スライスにしてサラダに加えるととても見栄えがよく、好きです。一つあるとチョコチョコ使って充分ですが、自家製では、そうはいきませんね。一度に沢山収穫できると、悪くならないうちに出来るだけ使いきりたいです。

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 10個くらい頂いたうちの特大が、直径13cmもある、これをまずはマリネで頂きました。オリーブオイルでしんなり炒め、塩・胡椒・ローリエで更に薄く味付けします。透き通るまで、焦がさないように炒め、熱いうちにワインビネガーとにんにくを加えて冷まします。炒めてるうちに紫の部分が、だんだん色あせてきますが、ワインビネガーを加えると美しいピンク色に染まってきます。冷たく冷やすと味も馴染んで、肉料理の付け合わせには大変合います。

材料

  • 紫玉葱・・400g
  • オリーブオイル・・大さじ1.5
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜
  • にんにく・・1片
  • 白ワインビネガー・・大さじ2~3
  • ローリエ・・1枚

作り方

  1. 玉葱を半分に割り、繊維にそって3~4mmのスライスにする。
  2. にんにくをスライスし、と白ワインビネガーに漬け込んでおく。
  3. フライパンを熱し、オリーブオイルを引いて、玉葱がしんなりするまで炒める。
  4. 塩・胡椒・ローリエを加え、蓋をして5分ほど中火よりやや弱めの火加減で蒸す。
  5. 器に取り、熱いうちにワインビネガーとにんにくを加え、よく混ぜ合わせて出来上がり♪

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鯨の塩漬けのジャーマンポテト

 九州では、鯨肉はよく見かけました。長野では、探してもなかなか売っていません。佐賀県の松浦辺りでは、昔から鯨肉の加工が盛んで、松浦漬けと呼ばれている、軟骨の粕漬けが有名です。温かいご飯にのせて頂くのが大好きでした。

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 今回は、薄くスライスした脂身を塩漬けにしたものを買ってきましたので、少し塩抜きをして玉葱と炒めて、ジャーマンポテトにしました。じゃが芋は頂いた男爵ですが、大変大きなサイズなので、皮を剥いて大きさを揃えて茹でました。手持ちのじゃが芋が、揃った大きさなら、皮付きのまま二つ割にして、ラップで包んでレンジでチンの方が、簡単で旨味もそのままです。鯨肉は、豚肉のベーコンほどのしつこさも無く、微妙に魚かな?という感じもする割りに、初めて食べた息子達は、何が入っているのかわからないようでした。大変美味しいと評判でした。

材料20070807045011

  • じゃが芋(男爵)・・600g
  • 鯨肉の塩漬け(スライス)・・200g
  • 玉葱・・中1個
  • パセリ・・適宜
  • パプリカ・・適宜 

作り方

  1. じゃが芋は皮を剥いて、大きさを揃え(大きめ)少量の水で蒸す(厚手の鍋にカップ1の水)。20070826062818
  2. 鯨肉の塩を洗い流し、たっぷりの水に5分浸け、軽く塩抜きをする。
  3. 玉葱を二つ割にし、繊維にそって5mm幅に切り揃える。
  4. フライパンを熱し、鯨肉を炒める(油を引く必要はありません)。
  5. 肉が透き通ってきたら玉葱を加え、しんなりするまで炒め、軽く塩・胡椒する。
  6. 茹でこぼしたじゃが芋を鍋でそのまま潰し(マッシャーを使用しても、フォークなどを使用してもよい)、炒めた玉葱と鯨肉、パセリを加えて混ぜ合わせる。
  7. 皿に盛り付け、パプリカを振りかけて出来上がり♪

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