生湯葉
昨日「おから」のお料理を紹介しましたが、実はこのお豆腐屋さんでは『生湯葉』を売っています。(非常にまれです)
因みに、木綿豆腐、絹ごし豆腐、厚揚げ、油揚げ、豆乳、生湯葉、おから(卯の花)と全て揃う田舎のお豆腐屋さんです。お店も小さく、年配のおじさん(行った時は掃除をしたいた方)が代表の方でした。
話を戻しますと・・
生湯葉というのは、お豆腐を作る工程でにがりを(固める材料:塩を作る工程で取れる茶色い(又は薄めて白)どろどろの液)入れる直前の状態で、空気に触れた表面にできる膜の事です。牛乳を温めると出来る、あのたんぱく質の膜ですね。(お豆腐を手作りされたことのある方は、知っているでしょう?)そう、それです。お豆腐屋さんが次から次に廃業されていると、コメントされていたのを見て、工場生産でない「おから」「湯葉」が近い将来、伝説的な食材になるのかもしれないですね。
後世に残しておかないと・・と、慌てて「生湯葉」も記事にしましたよ。
引き上げたばかりの湯葉には、豆乳も少し混ざり、クリーミーで、ツルッとしています。ミルク臭さの無い濃い練乳のような濃厚な感じで、それでいてあっさりしています。大豆のたんぱく質ですから、それはもう、栄養価は語る必要は無いですね。大人の食べ物・・ある意味高級品でしょうね。
ワサビ醤油、柚子、細葱などをあしらって食べるといいでしょうね。でも、全く何も付けないままで頂くのが好きです。
また、何時か食べたいです。
生湯葉。
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