2007-03-20

塩卵の鶏挽肉巻きの蒸し物

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 読者のお一人bimaさんからのリクエストで、レシピを起こしました。

 このお料理は、上海生活をしている日本人の方のブログで『咸蛋鴨肉巻』として、紹介されています。大まかな材料と画像だけですから、料理が好きな私は「チャレンジャー」としてワクワクするところです。

 鴨肉の挽肉を使われていますが、入手が困難な為、鶏の皮なし挽肉と豚挽き肉を混ぜてみました。『塩卵』は以前の記事で紹介しましたが、当時はこの塩卵をどのようなお料理に使うのか良く分からないまま作ってしまい、ここに遊びにこられる方々から、沢山アドバイスを頂き、いくつかのレシピを起こしました。このことで分かっている事は、白身は大変塩辛く、普通に食べるには無理が有りますが、茹でてお粥などに混ぜると大変美味しく頂ける事。また、黄身はさほど塩辛くはなく、むしろほんのりとした塩味が黄身に移って、茹でて熱を加えても半熟状態になり、食べると底なしに神秘的な気分を味わえる事。生の塩卵を割ると、透き通った橙色の大きな宝石のような姿で現れます

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 この黄身だけを挽肉の真ん中に置いて、卵の薄皮で巻いて蒸したお料理が「咸蛋鴨肉巻」と推測して作りました。

 黄身の風味を生かすため、おろし生姜に塩、胡椒だけの味付けで、つなぎにおろした里芋を使用しました。里芋が肉汁を吸って外に逃がさない為、硬く締まりがちな鶏の挽肉をふっくら、ジューシーに仕上げます。

 昨夜は来客があり、突然でしたが、食べてもらって打って付けの試食会になりました。

おーーぉいしいーー!!絶句!

久々の『満塁ホームラン』という絶賛を浴びました。中国という国は、四千年の歴史を持つ偉大な食文化の国だなぁー。脱帽です。卵を作っていない方には申し訳ない記事になりましたが、これを機に偉大な中国の食文化に触れてみるのもよろしいかと思います。

材料

  • 鶏皮なしミンチ・・300g
  • 豚挽き肉・・100g
  • 里芋・・100g
  • 塩・・大さじ1/2
  • 生姜・・おろしたもの大さじ1
  • 胡椒・・適宜
  • 塩卵・・黄身だけ5個
  • 薄焼き卵・・卵2個

作り方

ボールで挽肉だけを練る。だんだん重くなって粘りが強くなるまで練る。


里芋をすりおろし、塩、胡椒を加えて更に練り合わせる。


薄焼き卵を作る。ボールで卵を溶いてフライパンで出来るだけ薄く伸ばし、両面を焼く。最低2枚は作る。

薄焼き卵を重ねて台に広げ、肉を手前側に広げて塩卵の黄身を並べ、手前から一巻きする。

蒸篭(又は蒸し器)から湯気が上がったら、卵の巻物を投入し、はじめの3分は強火、後は中火で15分蒸す。


1cm程のスライスにし、器に盛り付けて召し上がれ♪

お仲間のお料理紹介コーナー

あねご

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ボチボチ出来ていると思って見た所・・!

1個塩卵を割った所で中々いい感じ~~(*'-')フフ♪、又一個、二個、四個目と五個目がなんか違う~~∵ゞ(≧ε≦o)ぶっ

取り合えず白身と卵黄に分けてお皿に・・・・。材料の上に置いた所で塩卵チャンが、3個がくずれたぁ~あっちゃ~~!そのまま巻いて、蒸しましたが出来上がりが↑画像どうりに・・・失敗で~す。 味といえば、レシピのどうりなので美味しかったのですが見た目が・・・?まぁ~いいっかぁ~~味が美味しいかったので、納得です。もい一回再チャレンジだなぁ~~これは・・・(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ♪白身は雑炊に入れたらとっても美味しかったですよ~~。

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