2007-03-11

おからの炒り煮

 

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 若い頃はあまり好きでなかった「おから」です。何となく口の中でボソボソ。胸が詰まると言いますか、味気が無いと言いますか。ところが、いくつの時だったか、美味しいと感じるようになりました。最近は探してもないことが多く、きっと人気が無いのかな。今では豆腐も多種多様で、しかも豆乳も簡単に手に入りますから、何となくおからから足が遠のくのでしょうか。味付けする前のおからをチョと食べてみると、舌の奥で懐かしいような豆腐の味がしてきます。そして、甘く感じます。やはり味付けと、仕上がりの硬さを工夫して食べやすくしたいです。誰もがおからを見直すような味付けを目指してみたいものです。

 ちょっと遠出をしたら、偶然きめの細かいおからが手に入りました。店先で味見をしたら大変美味しかったので、このおからを使ってみました。そして、以前にもおからのレシピを紹介しましたが、作り方と材料を変えています。美味しい鰹出汁と、帆立の蒸し汁を使っておからの風味と硬さを決めます。すき焼の割り下で味付けを決めます。

材料

  • おから・・300g20070311062737
  • 帆立(冷凍の剥き身)・・8個
  • 人参・・70g(3cmの短冊切り)
  • 長葱・・1本(青い葉の部分も含めて5㎜の小口切り)
  • 生きくらげ・・5~6枚(千切り)
  • 鰹出汁・・800cc
  • すき焼の割り下・・大さじ5(好みで加減)
  • 酒・・大さじ2
  • 塩・・一撮み
  • 炒め油・・大さじ1

作り方

  1. 帆立を解凍して分量の酒と塩で下味を付け、鍋に1cmの水をさして蒸す。
  2. 鰹出汁を取り、材料を全て切る
  3. 鍋を中火にかけ、油をさして長葱、人参、きくらげを炒める。
  4. しんなりしたら、おからを加え焦がさないようにしばらく炒める。
  5. 鰹の出汁を加える(一気に沸騰します)。沸騰がおさまってふつふつ煮えてきたら、帆立を大まかに割って、蒸し汁と一緒に加える。
  6. 最後にすき焼の割り下を加え、味を整えで出来上がり♪

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