おからの炒り煮
若い頃はあまり好きでなかった「おから」です。何となく口の中でボソボソ。胸が詰まると言いますか、味気が無いと言いますか。ところが、いくつの時だったか、美味しいと感じるようになりました。最近は探してもないことが多く、きっと人気が無いのかな。今では豆腐も多種多様で、しかも豆乳も簡単に手に入りますから、何となくおからから足が遠のくのでしょうか。味付けする前のおからをチョと食べてみると、舌の奥で懐かしいような豆腐の味がしてきます。そして、甘く感じます。やはり味付けと、仕上がりの硬さを工夫して食べやすくしたいです。誰もがおからを見直すような味付けを目指してみたいものです。
ちょっと遠出をしたら、偶然きめの細かいおからが手に入りました。店先で味見をしたら大変美味しかったので、このおからを使ってみました。そして、以前にもおからのレシピを紹介しましたが、作り方と材料を変えています。美味しい鰹出汁と、帆立の蒸し汁を使っておからの風味と硬さを決めます。すき焼の割り下で味付けを決めます。
材料
- おから・・300g
- 帆立(冷凍の剥き身)・・8個
- 人参・・70g(3cmの短冊切り)
- 長葱・・1本(青い葉の部分も含めて5㎜の小口切り)
- 生きくらげ・・5~6枚(千切り)
- 鰹出汁・・800cc
- すき焼の割り下・・大さじ5(好みで加減)
- 酒・・大さじ2
- 塩・・一撮み
- 炒め油・・大さじ1
作り方
- 帆立を解凍して分量の酒と塩で下味を付け、鍋に1cmの水をさして蒸す。
- 鰹出汁を取り、材料を全て切る
- 鍋を中火にかけ、油をさして長葱、人参、きくらげを炒める。
- しんなりしたら、おからを加え焦がさないようにしばらく炒める。
- 鰹の出汁を加える(一気に沸騰します)。沸騰がおさまってふつふつ煮えてきたら、帆立を大まかに割って、蒸し汁と一緒に加える。
- 最後にすき焼の割り下を加え、味を整えで出来上がり♪
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