蕗の薹(ふきのとう)の天ぷらとタラのすり身汁・出汁がらの振りかけ
もう春になってたよ!! 毎年楽しみにしている、裏山の春の幸。「ふきのとう」と「カンゾウ」ですが、かなり温かい今年の冬の終わりに、いくらなんでもまだ早いと高を括っていたら、悲惨な事になっていました。「ふきのとう」は、もう花が開いてしまっていました。あと二日早く来ていればと後悔しても始まらない。やっと、10個だけ天ぷらに耐えられる程度物を頂いて帰ってきました。年に一回だけ天ぷらで食べるふきのとうですが、今夜はこれでなんとか、春を満喫することにします。
もう一つ、「カンゾウ」は、やっと芽が2cm程顔を出していたので、このままだとこの一週間の間で食卓に並ぶでしょう。
魚屋さんが作った「たらのすり身」で、つみれのおすましを頂きました。
すり鉢で里芋のおろしを少しと塩・胡椒だけですが、一番だしをしっかりとって作れば大変おいしく、お代わりがきます。
鰹出汁でいつも思っていましたが、出汁を取った後直ぐに「ふりかけ」を作りますので、今日は簡単にふりかけのレシピ(と言うほどでもなく簡単!)を一緒にのせます。
つみれ汁の材料
- たらのすり身・・200g
- 里芋・・卵大を一個(約50g)
- 豆腐・・1/3(サイコロに切る)
- 細葱・・適宜(小さな小口切り)
- 一番だし・・1000cc(カップ5杯)
- (昆布10cm・花鰹一掴み)
- 塩・・小さじ2
- 醤油・・大さじ1
- 味醂(みりん)・・大さじ1
天ぷらの材料
- ふきのとう・・10個
- 揚げ油
- 薄力粉・・大さじ2
- 水・・大さじ3
- ベーキングパウダー・・小さじ1/3
- 出汁取ったあとの昆布と鰹節
- すき焼の割り下
- 白いリゴマ・・適宜
作り方
【一番だし】
- 鍋に分量の水をとり、昆布を最低1時間は浸け置く。
- 中火にかけ、沸騰直前に昆布を引き上げ、鰹節を一掴み入れる。
- 沸騰後1~2分鰹の出汁を取り、火からおろす。鰹節が沈んだら上澄みを取る
【つみれ汁】
- すり鉢でたらのすり身を良く擂り潰す(すりつぶす)。
- 里芋をすりおろし、塩・胡椒(分量外)を加え更に良く擂(す)る。
- 出汁を中火に勝て煮立ってきたら、スプーンですり身をすくって一口大ずつ入れる。すり身が浮かんだら豆腐を投入。
- 塩、醤油、味醂で味を決める。
【天ぷら】
- 非常に量が少ないので、小鍋で充分です。
- 中火で油を170度まで温度を上げる(菜箸を時々入れてみて、気泡が直ぐに出るが勢いは強くない程度)。
- その間、ボールに分量の水に茶漉しで振るいながら小麦粉とベーキングパウダーを入れ、サックリ混ぜて、天ぷらの衣をつくる。
- ふきのとうを全部衣に入れて、一つずつ揚げる。
【ふりかけ】
- 昆布は小さくきざむ。
- 鰹節の出汁がらをはさみで小さく切る。
- 小鍋ですき焼の割り下と一緒に炒りつける。(味はお好みでネ)
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