2007-03-15

小松菜のスープとむつのムニエル

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むつの産卵は冬場だそうで、産卵前が脂がのって美味しいに決まっている。

と、いうのが自論です。でもスパーでは一年中冷凍で、しかも脂ののったむつが手に入る。 魚屋さん曰く、「ノルウェー産だから、漏れなく美味しい状態」と・・(@_@)(これは嬉しいですけどネ)何も知らなかったら、日本の四季は忘れ去られていきそう。

 こんなことに、寂しさを感じる「団塊の世代」?(=1950年より前、第一次ベビーブーム)私は、この世代よりはずっと後に生まれていますが最近は、天候も世界的におかしくなってきているし。って、愚痴りたいわけではないですが、愚痴っています。

 さて、この脂ののったむつを塩・胡椒でこんがりソテーして、チョッと風変わりですが身近な青物でソースを作って、むつに絡めて頂きます。(今回は小松菜。他にほうれん草、グリーンピースやパセリ等ソースにコクを付けるには、ソテーした後のフライパンをそのまま使うことです。余談ですが、ローストビーフのソースに使うグレィビーソースも、同じように作ります。で、温かいうちにさっと仕上げるわけで、勿論手早く料理します。時間的には、ソテーしている時間が一番長いでしょう(約7~8分)。それから、ソースのキメですが、バーミックス、ミキサーなどの文明の利器もありきですが、分量も少ない上、汁気を加えないと「すり鉢」という名器が役に立ちます。

 これは、日本の名器ですね。

材料       

  • むつ・・切り身で人数分(今回は3枚)
  • カラーピーマン・・半分(縦に6等分)
  • 小松菜・・先端の5cmくらいの部分だけ
  • 玉葱・・1/8こ(微塵切り・みじんぎり)
  • 牛乳・・150cc
  • バター・・小さじに一すくい
  • 塩・胡椒・・適宜
  • 強力粉・・適宜(ムニエルの打ち粉用)

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作り方

  1. 小松菜の葉と玉葱を微塵切りにする。むつに塩・胡椒をする。カラーピーマンを切る
  2. フライパンに玉葱と小松菜の葉の微塵切りを入れ、水を大さじ2を加えて中火にかける(余分な脂を使わずに、ここで蒸し煮の状態にする)。玉葱が透き通ったらすり鉢に移し、よ~くすりつぶし、ペースト状にする。
  3. 茶漉しでむつに打ち粉をし、余分な粉を除く。
  4. フライパンを中火にかけ、バターを落し、溶けて来たら(これは投入と殆ど同時)盛り】表面がきつね色になったら裏返し、中心まで火が通ったら取り出す。
  5. カラーピーマンにさっと火を通す(約30秒)。
  6. 小松菜と玉葱のペーストを同じフライパンに入れて、木ベラなどでフライパンを掃除するように炒め、フツフツしてきたら牛乳を加える。
  7. 沸騰直前に火から下ろし、皿に均等に盛りつける。ソースの上にむつとカラーピーマンを盛り付けて出来上がり♪

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