渡り蟹と春雨の中華風炒め
味噌汁や鍋物などで、主に出汁を取るのに渡り蟹を良く使います。お手ごろなお値段で使いやすさがあります。魚屋さんで肩と足の部分だけをパック詰めして売っていましたので、これを今日はから揚げにして、春雨で絡めました。蟹は、殻ごと揚げますが、いくら小ぶりでも、足や鋏は全部食べられませんので、しっかりスープに味を移して、肩の部分のほんのちょっとかじる程度の身を食べます。主に、スープに染み込んだ春雨を堪能するお料理です。これがまた、美味しいです!温かいご飯にかけて頂くと、幸せです。
そして、今回の実験ですが、 『サンザシ』を酸味に使用してみました。加工したサンザシですから甘味と酸味が程々で、スープに所々混ざって口の中でそれを感じられます。夫と息子が「これ何?」と、間髪入れさせないタイミングで聞いてきましたが、二人とも未調理を食べているだけに『びつくり(@_@)』濃いオレンジ色の透き通ったのがサンザシです。味付けに大変貢献してくれました。サンザシが手元にない場合は、ケチャップで代用すると良いと思います。
材料
- 渡り蟹の肩の部分・・300g
- 中国産の緑豆春雨・・70g
- (国産の場合は、蒸す時間5分)
- にんにく・・1片(微塵切り)
- 生姜・・1片(微塵切り)
- 長葱・・10cm(微塵切り・みじん)
- トウチ・・大さじ1(微塵切り)
- サンザシ・・30g(棒状のを微塵切り)
- (又は、ケッチャップ・・大さじ4)
- コーンスターチ・・適宜
合わせ調味料
- 八角醤油・・大さじ1と1/2
- オイスターソース・・大さじ1と1/2
- 塩・・小さじ1弱
- 砂糖・・大さじ1
- 豆板醤・・大さじ1(お好みで加減)
- 紹興酒・・大さじ1
- 水・・200cc
作り方
【準備】
- 春雨をボールに入れ、たっぷり浸かる程度の熱湯を注いで、蓋をして20分蒸らす。
- ざるに取り、直ぐに冷水にさらしてざるで水を切り、大まかに鋏を入れて短くする。
- 渡り蟹の足を付け根から鋏で切り取り、長いものは半分に切る。
- にんにく、生姜、長葱、トウチ、サンザシを全て微塵切りにする。
- 合わせ調味料を小さなボールに合わせておく。
【準備が整ったら、少な目の揚げ油を180度まで熱し、肩の身が露出している部分にだけコンスターチをまぶし足はそのまま素揚げする。】
【中華鍋ににんにく、生姜、長葱、トウチ、サンザシの順番で炒め、香りを出す】
【合わせ調味料を加えて、煮立たら春雨を加え、再度煮立ったら最初は足だけ入れて味を出す。】
【最後に肩の部分を加えてソースを絡めて出来上がり♪】
※蟹や海老を揚げた油は、風味がいいので容器に保存して野菜炒めなどに使うと美味しいです
| 固定リンク
コメント