豚ヒレ肉の竜田揚げ
今夜は、豚のヒレ200g(ソースカツ丼の残りの端っこの部分)で作りました。これをぶつ切りの一口大で揚げて、鯨の竜田揚げそっくりに作ろうと思います。
鯨については社会問題としていろいろ有ります。保護の立場、そうでない立場のどちらだと言う事を取り上げて、記事にするつもりは無いです。ただ昔、鯨の肉を給食で食べた懐かしさや、夫が言いますに、長野という土地柄(陸の孤島)冷凍で安くて、食卓にのる事が多かった時代の事などを思い出す食材であること。今は、捕鯨できない立場の日本で、唯一食べれるのは、特別な理由からだと言う事ですかしら。
肉は、醤油に長く漬けると肉の旨味や肉汁が抜けて硬くなります。ですから調理する直前に下味をつけるというのが基本だと思います。魚の下味は、逆に調理する前にしっかり下味をつけるといいます。このことが、どの場合にも、どの料理にもそうかどうかは分かりませんが、ヒレ肉に関しては、全く硬くなりません。調味料に酒を少し入れることや、他に肉を柔らかく保つために、パイナップルやヨーグルトを加えたりするのも理由の一つだと思います。鯨肉の臭みを消すための目的で、長く漬け込みますから、竜田揚げにする場合は「ミンク鯨の赤身」(柔らかい肉)を使用することが多いと思います。
このように、肉や魚のことを思って調味料を考えますが、本当のところはどうなんでしょう?
実は、実験的に先日購入した『サンザシ』のすりおろしを別のボールで少量やってみました。今回ヒレ肉を使ったためかその効果や味付けにあまり変化がなかったので、別のお料理でまた試してみようと思います。
材料
- 赤身肉・・ 200g
- しょうが・・ 1かけ
- にんにく・・ 1かけ
- りんご・・ 1/4カット
- タマネギ・・1/4カット
- 濃い口醤油・・大さじ3
- お酒・・小さじ1
- 味醂・・大さじ3
- 強力粉・・適量
作り方
【肉を一口大に切る。にんにく、生姜、玉葱を全ておろし片栗粉以外の調味料と合わせて最低30分、肉を漬け込む。】
【揚げ油を180度に熱し、強力粉をまぶした肉を揚げる。】
普通は片栗粉を使用すると思いますが、油を吸って仕上がりが重くなるので、強力粉を使用しています。茶漉しで軽く両面にまぶすのが一番あっさりできると思います。また、粉をまぶした後に霧吹きで水を湿らすのも油が汚れずに軽く揚がります。
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