2007-01-18

懐かしい蓮根サンドのフライ

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 先日、辛子蓮根の記事に頂いたコメントで、昔の子ども時代を思い出してしまいました。どういうのでしょうかねー、その当時の揚げる香り、食卓の様子や遊びを献立から思い出すという感覚は。この蓮根のフライの揚げたてを今か今かと待って、弟と数を分けて食べたものでした。そして、フライというと自分の中では「ご馳走」という感覚をもっていました。

 その頃、弟は『鉄人28号』のアニメが大好きで、私はと言うと『チロリン村とクルミの木』の人形劇でした。食事前にこの時間帯のチャンネル権は30分だけ私達子どもに与えられ、15分ずつ分けてみていたものでした。それから少したって、モノクロの画面に色が付き、想像以上の綺麗な色の洋服を着ていた人形に、惚れ惚れしていました。だいたい夕方薄暗くなるまで茶畑を遊び場に、ほこりだらけになって帰宅し、直ぐにお風呂に入らされて、食事という順番でした。そのシンプルな日常は、今と比べると本当に豊かで安全な時代でした。

 と、こんな事を思い出しながら、蓮根のスライスに挽肉とチーズを挟んだフライを作りました。肉とチーズを鋏むというのも母心で、いくらかでも栄養麺を気遣ってのことと思います。ありがたいことです。

 

 

材料

  • 豚挽肉・・350g
  • 蓮根・・12~3cmを2本(皮を剥いて両端を切り7~8mm幅のスライス)
  • 里芋・・小2個(皮を剥いて微塵切り)
  • 長葱・・1/3本(微塵切り)
  • 塩・・小さじ1
  • チェダーチーズ・・蓮根サンドの個数分(2~3mm幅のスライス)
  • パン粉の下地・・小麦粉大さじ4と同量より少な目の水と混ぜる
  • パン粉・・適宜

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作り方

  1. 全ての材料を切る。ボールで挽肉だけよーく練った後に塩を混ぜる。
  2. 次に里芋、長葱を混ぜる。
  3. 蓮根の枚数を確認して、挽肉を大まかに分ける(昨夜は12対の蓮根でしたから肉は4つに区切って目安を作ります)。
  4. 蓮根に一個分の肉の半量を平らにのせ、次にチーズ、更に残りの半分を肉をのせ、最後に蓮根でサンドにする。
  5. 周りから肉がはみ出さないように指で押さえながら、蓮根の穴から肉がはみ出さない程度に抑えてなじませる。
  6. 蓮根のサンドがセットできたら、パン粉の下地液とパン粉を用意し、揚げ油の鍋を熱し始める(中火で170度)。後は流れ作業で、下地液→パン粉をつけ2~3個ずつ揚げていく。
  7. 沈んでいても蓮根から出る気泡が静かになったら揚がっています。フライに合うソースは、どこぞの「トンカツソース」がよろしいかと♪
  8. レモンを忘れましたが、スライスして一緒にどうぞ♪

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