寒天寄せ:塩卵・鶏・海老・南瓜(かぼちゃ)
長野県に住むようになっていろいろ分かったのですが、諏訪では寒天造りが盛んです。天草を煮溶かして型に流して固めた物を棒状に切って戸外で凍らせます。この棒寒天は最近見かけません。代わりに、粉状で簡単に溶けるタイプが主流になってきているようです。
昨年仕込んで、出来上がっている「塩卵」を寒天寄せにしたいと思っていて、何を具にするか考えていました。「塩卵」自体の塩分と香りをそのまま活かして上の層に、サイコロ状に切った具材と茹で汁を下の層と、二段にしてみました。少し目先を変えてみたので、うちの男組は「なに?これ」と、興味津々。興味をそそるだけで食卓に出す価値がありますね。出来てからすぐに試食会。三人で「これ旨い!」。今夜は試食だけ・・おもてなしにしてもいいと思います。

材料
- 粉寒天・・1(スティック状)本
- 水・・500cc
- ささ身・・2本
- 海老・・3尾(殻と背わたを取る)
- 南瓜(かぼちゃ)・・50g(1cmのサイコロに切る)
- 塩卵・・1個(5分茹でて殻をむく)
- 塩小さじ・・1/2
- 胡麻油・・ほんの少し
作り方① 具材の準備:
- 鍋に250ccの水と塩を入れて中火にかける。
- 沸騰し始めたら海老とささ身を入れ、3~4分茹でる。取り出して冷めたら、1cmのサイコロに切って胡麻油をまぶす。
- 茹で汁のアクは茶漉しなどで取り除いて冷ます。
- 鍋で塩卵を水から茹でる。南瓜はラップに包んできっちり丸めて、口を輪ゴムで止める。
- 沸騰してきたらラップで包んだ南瓜を入れ、一緒に5分茹でる(塩卵を茹でると同時に南瓜を茹でるだけです。レンジでも可)。
② いよいよ寒天:
- 寒天の作り方に添って、冷めた煮汁(250cc)を作り、型に流す。
- ささ身、海老、南瓜を散りばめて冷蔵庫で冷ます。
- その間に残りの250ccの水と粉寒天を作る。
- 一段目が冷めて固まっているのを確認して二段目を流す。
- 塩卵をざるの網目で潰した状態で、二段目に散リばめて冷めたら出来上がり♪
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