シュトーレン
ドイツで食されるクリスマスのパンです。日本で見かけるシュトーレンは、ドライフルーツがたっぷり入った、かなりズッシリ重たい出来上がりになっています。イマイチそのルーツがわかりませんが、うちではサックリした生地で軽めに焼きます。
私が作るパンのうちでは非常に砂糖の量が多く、始めの頃は天然酵母で出来るかな?と、半信半疑でしたが、じっくり時間をかければ、マー何とか出来るか!それから、毎年この時期には欠かさず焼いています。クリスマスケーキですから、パンという分類よりはデザートのくくりとしてです。材料の粉類を混ぜた後、香ばしくローストしたアーモンドスライスとドライフルーツををたっぷり織り込むようにして二次発酵させるだけです。成形も楽です。材料
- 国産強力粉・・500g
- 天然酵母・・30g
- (耐糖ドライイーストの場合:25g)
- 砂糖・・100g
- 塩・・9g
- シナモンパウダー・・小さじ1
- ナツメグ・・小さじ1/2
- バニラビーンズ・・1さや
- (バニラオイル:適宜)
- 卵・・100g
- 牛乳・・170g(生地の状態によっては少し足す感じ)
- 無縁バター・・100g
- レモンピール・・60g細かい微塵(みじん)切り
- 干しぶどう・・200g(50ccのラム酒をまぶす・・なくても良い)
- スライスアーモンド・・80g(140度で20分ローストする)
トッピング
- バターかマーガリン・・適宜
- 粉砂糖・・適宜
作り方
- 上記材料のパウダー類を全部ボールに入れ、天然酵母、卵、牛乳を注ぎながら混ぜ、台の上で10分こねる。
- バターを加えて更に9割方こね上がったら、手で生地を大きく伸ばし、ナッツ類を満遍なく散りばめる。
- 生地を3つに折って、反対側からも同じように折り、全体にナッツが行き渡るよう繰り返し一次発酵する。
- 生地の大きさが、倍以上の大きさになるのが理想だが、このパンの場合は多少小さめでもOK。
成形・焼き
- 4等分した後、20分休ませる。
- 23cm×17cm(ここはアバウトでOK)の楕円に伸ばし、真ん中より少しずらしたところに麺棒を押さえて、折り目をつくる。
- 折り目で二つに折り曲げて二次発酵。
- 厚みが倍くらいになったら180度に予熱したオーブンで20分焼く。
- 厚いうちにバターかマーガリンを塗り、茶漉しで表面に粉砂糖をたっぷりまぶして出来上がり♪
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コメント
シュートレンおいしいですよねヽ(´ー`)ノ
さやぼーは最近パンを習い始めたんです☆
いままでずっと料理教室に通ってたのですが、パンが昔からやりたくってやりたくって!!
でもまだぜんぜん生地の見極めやらやらさっぱりさっぱり(´・д・`) godmotherさんはなんだかパンもとってもお上手☆
また質問しにおじゃまします( ・ω・)∩
投稿: sayabo | 2006-12-25 02:17
sayoboさん、コメントありがとう。私に出来る事なら何でもお手伝いしますよ。いつでもどうぞ(^_-)-☆
投稿: godmother | 2006-12-25 06:42
国産小麦で、さっくり、焼くってすごい事と思います。私も、もらいもので、ずっしりしたものというイメージがあります。それだと、子供には食べにくいです。生地の仕上がり、画像でも、肌理の細かさが伝わって来ます。
投稿: tama | 2006-12-29 02:48
tamaさん、シュトレーンのレシピはこれと言って決まっているわけではないので、家庭によっていろいろです。ただ、料理本などで紹介されると頭の中にイメージが固定されてしまいがちです。日本の料理本もそういうことに配慮があるといいと思います。
投稿: godmother | 2006-12-29 06:15