2006-11-21

聖護院(しょうごいん)かぶらの温かいスープ仕立て

 

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 聖護院(しょうごいん)かぶらは、京都の有名なお漬物の「千枚漬け」に使われています。それだとお分かりですね。直径が20cm以上の物から10cmの物までサイズは様々で、ここ長野でもお漬物にするのに、この時期には沢山出回ります。かぶの仲間ですから、火の通りも早く味が早く染み込みます。火を通し過ぎないように気をつけます(煮崩れて溶けてしまいます)。直火で1時間位で出来ますが、私はそんなに長く熱源を使わずに経済的にします。大根の田楽で紹介した方法でします。鍋と中身が同じくらい熱々になったら火から下ろして新聞紙に包み、余熱煮の「新聞紙方式」を採用します。その間、他のおかずに集中しましょう。「父ちゃん分かってる!頭使って、体使って家計考えてるんだからね!!私だって」と、密かに思うのもいいです。
 かぶらだけで充分良いお味ですから、あまり複雑な味付けを考えないで、素材の旨味が醍醐味(だいごみ)として、暖まるだけでも満足してもらえる鍋スープです。。

 

 

材料(2日食べる分)

  • 聖護院かぶら・・直径10cm(850g)
  • 鶏のささ身・・300g(1本を一口大にそぎ切り)
  •  漬け込み用:醤油・酒、各大さじ1
  • 昆布・・10cm
  • 水・・1200cc
  • 片栗粉・・大さじ2
  • 葱・・適宜(細い小口切り)

 

 

スープの調味料

  • 塩・・大さじ1
  • 酒・・大さじ4
  • 醤油・・大さじ2
  • 味醂・・大さじ2
  • ごま油・・大さじ1

 

 

作り方

  1. かぶらの皮をむき、縦4つに割り幅2cm厚の銀杏切り(いちょうぎり)にする。
  2. 土鍋にかぶらと昆布を入れ、水を入れて中火で加熱する。
  3. 沸騰してから5分茹でて火から下ろし新聞紙で包んで余熱煮する。
  4. ささ身を酒・醤油に漬ける。
  5. 仕上げ ごま油以外のスープの調味料を加えて再び土鍋を中火にかける。
  6. 沸騰してきたら火を少し弱め、かぶらが透き通って、味が滲みているような色になっているか見る。
  7. OKだっら、片栗粉をまぶしたささ身を少しずつ入れていく。
  8. ささ身が浮いたら、再度味見して塩又は、醤油で整える。
  9. 火を止めてごま油を垂らし、器に盛りつける。葱を散して出来上がり♪

 

 

一言

新聞紙方式の目安:気温にもよりますが、室温19度で30分でした。全体で1時間弱でしたが、火を使っている時間は、15~20分でした。40分以上も地球エネルギーに協力したわけです<(_ _)>


 


 


 


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