土鍋で炊き込みご飯
鶏肉をベースにキノコや旬の野菜を混ぜて、土鍋で炊き込みます。わざわざ土鍋を使う理由は、皆大好きな「おこげ」をつくるためです。炊飯器が画期的な機能を持つようになって、近頃この「おこげ」ができなくなりました。大人でも食べた経験のない方が多いと思います。お米の文化とも言える「おせんべい」もあまり食べなくなりました。私にとってはがっかりな事です。料理で焦がしてしまうのを「失敗」と、普通言いますが、大きく失敗して、「おこげ」を作って食べていただきたいです。
一緒に炊き込むだけの簡単なご飯ですが、鶏肉だけ少し手を入れて濃い目の味にします。
材料
- 米・・4合
- 鶏の胸肉・・400g
- 筍・・200g
- エノキ茸・・150g
- 醤油・・大さじ4
- 酒・・大さじ4
- 味醂・・大さじ2
- 水・・煮汁と合せてカップ4(新米は少し少な目)
作り方
- 下準備 米は最低30分以上前に洗ってサルに上げておく。
- 筍、エノキは2cm位に切り揃える。
- 鶏肉は小さく切って、小鍋で分量の醤油、酒、味醂煮10分ほど浸けた後、中火で肉の色が変わるくらいまで煮て、そのまま煮汁に漬けておく。
- 土鍋に米を入れ、鶏肉は煮汁を切り、他の具材と一緒に載せ全体を平らにならす。鶏肉の煮汁を足して分量の水の量にし、回し掛ける。
- 10分ほど置いた後、中火で炊き始める。
- 土鍋の穴から勢い良く蒸気が出るようになったら、火を極小にして10炊く。
- 炊き上がったら12分蒸らして出来上がり♪
一言
蒸らしが終わったら、直ぐに具が混ざるように全体を大きく混ぜ合わせる。こうする事で米が空気に触れ、つや良く仕上がります。
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