聖護院かぶらの魚貝スープ
この間は、聖護院(しょうごいん)かぶらその物の味で勝負というスープでした。今日は、浅蜊(あさり)、海老、豚肉をそれぞれちょっとずつ入れて、野菜沢山のスープにしました。味付けは塩、胡椒(こしょう)のみ。和風のブイヤベースもどきかな。ここで考えなくてはいけないのが、聖護院かぶらと他の野菜の火の通りが違うこと。浅蜊(あさり)と海老も高温で加熱すると一気に硬く縮まってしまうこと。どういう順序で料理するか少し頭を使ってしまいました。「何でこんなに考えるの」というくらいでしたが、味を吸収しやすいかぶらの性質を活かすために、『他の材料から出るスープを染込ませたい』というのが頭にこびり付いていました。改良の余地はあると思いますが、出来上がったスープも素材も大変美味しく、今朝などは更にコクが深まっていました。これは二日目がお勧めです。変な勧め方ですが。


材料
- 聖護院かぶら・・1個800g(立てに等分、2cm厚の銀杏切(いちょうぎり)
- 玉ねぎ・・小1個(1cmのくし型)
- 人参・・5cm(縦に3等分、3mm厚の斜めスライス)
- きゅうり・・1本(2等分してピーラーでそぐ)
- ぶなシメジ・・1パック
- 殻付き浅蜊・・250g
- 海老・・3尾(殻を外して、背わたを取る)
- 豚バラフライス・・100g
- トッポギ(有れば)・・400g(解凍して3分茹でる)
- 水・・1200cc
- 塩・・大さじ1
- 胡椒・・適宜
作り方
- かぶらは、余熱煮(新聞紙方式)で透き通るまで煮てもら。
- その間に、他の材料を準備する。
- 食事を始めたい時間から20~30分前が本格的に料理になります。
- 土鍋を中火にかける。
- フライパンに豚バラを並べ、中火にして豚の油をよく出す(油っこくなるので他の油は使わない)。
- 玉ねぎを入れ、透き通るまで炒める。
- 土鍋が沸騰し始めたら、炒めた玉ねぎと豚肉、人参、トッポギ、ぶなシメジ、塩を加える。
- グツグツしてきたら浅蜊、海老を加えて蓋をする。
- ここでチョットお味見して塩で調整。浅蜊の蓋がパッカリ開いたら、胡椒を振ってきゅうりスライスを散して出来上がり♪
一言
はじめはそのままで、二杯目は田楽のタレか、甘辛ダレをかけて食べるのも変化を楽しめるかと思います。
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