春菊の炒め物
このところ、野菜炒めが続く我が家です。今日はいつも通う野菜屋さんの話。ここは、地元の方が作った野菜を朝収穫して午前中納めに来ます。広々とした木製の台に、種類ごとに自分でならべて、値段も自分で付けたのを貼り付けてきます。ですから、置いてある量は沢山ありますが、一種類の野菜に何人かの作者がいて、野菜の顔もいろいろです。昨日のお値段は、春菊¥50、白菜大¥100、小¥60、大根¥80、リンゴ¥500/kg。と非常に安価でした。ここを支えている方々は、皆お年寄りばかり。純粋な農家は諏訪にはあまりないと思います。畑を放って置くのがもったいない。老化予防の運動がてらみたいなものだと皆さん仰います。ここでタイミングが良いと、お茶とお漬物に誘われます。野菜の自慢話や料理について、ドンドン時間が・・。農薬は殆ど使っていないそうです。「自分で食べたくない物は作らない。うちで食べきれない分だけここに持ってくる」と、聞くと当たり前の話なのですが、なかなかそういう野菜は他では手に入りません。こういう方々に安心感があって、ここが大好きです。お茶をする時も、地元のいろいろな事を教えてくれるのも魅力です。(店先でお婆ちゃん達に囲まれて、主婦がお茶をしているのはたぶん私だけ)無駄にお茶しているわけではないのですよ。
昨日は、春菊2束で¥50でいいと言われ、断りきれなくて買っちゃった。あまりにも大量なので、炒め物にしましたら「旨い!」。もっと早くやっておけばよかった・・と後悔です。茎のシャキシャキは他の野菜にはない食感です。
材料
- 春菊・・2束(5cmにざく切り。葉と茎に分ける)
- 烏賊(いか)・・小1杯(内臓を出して1cmの短冊切り)
- 海老(えび)・・3尾(殻を取って背わたを出す)
- 銀杏(ぎんなん)・・適宜
※ 銀杏の薄皮むき:銀杏の殻を割り、中身を出す。鍋にほんの少しの水を沸騰させ、銀杏を入れ30秒 ほど揺すりながら熱を与える。ざるに取って、指先ではがすとぺラッと簡単にむけます。
調味料
- オイスターソース・・大さじ1
- 醤油・・大さじ1
- 酒・・大さじ1
- 塩・胡椒・・適宜
下味用
- 酒・・小さじ1
- 醤油・・小さじ2
- 片栗粉・・小さじ1
作り方
- 烏賊と海老を下味用の調味料に5分ほど漬ける。
- 野菜を切る。塩・胡椒以外の材料をボールに混ぜておく。
- 中華鍋で油を熱し、烏賊・海老・銀杏を炒める。
- 八割り方火が通ったら一度取り出す。
- 同じ鍋で春菊の茎を炒め、軽く塩・胡椒をする。
- 油が回ったら烏賊、海老と銀杏を戻し入れ一緒に炒める。
- 全体が混ざったら合わせ調味料を加え、味を馴染ませる。
- 次に葉を加え、直ぐに火を止めて全体を合わせて出来上がり♪
一言
春菊は直ぐに火が通るので調味料は合わせておいてから一気に混ぜ込むとクタクタになりません。
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