2006-09-01

食パン

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 私が家で天然酵母パンを焼くようになったのは、今から9年前。 家でパンを焼く原動力になったのは、焼く時の香り。自分の幼い頃、どこかの店の前で立ち止まって、しばらくその香りを楽しんで道草食ったのを覚えています。大人になってもパンを焼くのを嗅ぎつけると、「あーいいにおい」と、立ち止まってしまいます。初めはドライイーストでためしたり、材料を入れると翌日には焼き上がっているパン焼き機を買ったりでいろいろ試しました。それはそれで結構楽しめたのですが、「あの香りとは違う」と、しばらくパン作りは中断。でも、心のどこかで探していて、結局行き着いたのが干しぶどう、りんご、ライ麦、星野天然酵母などの酵母を使った発酵方法でした。いろいろな本やHPをあさって試行錯誤したのが1年。菓子パンはすぐに焼けるようになったのですが、食事パンは、同じ分量同じ温度で焼いても成型時の丸め具合、発酵温度、室温、湿度などで微妙に焼き具合に影響するので。今でも納得のいかない毎日です。私にとってパンを作ることは、娘を育ててお嫁入りさせるのと同じです。焼き上がってオーブンから取り出す時はいつもわくわく。袋に詰める時は最後のお化粧。人に届ける時はお嫁入り。「おいしかった」と言う声を聞くと、本当に嬉しく、明日の元気をもらいます。
 台所の外を小学生が通学路にしています。時々「いいにおい!どこどこ?」などと聞こえてくると、「二世がこの子達の中から一人は生まれるな!」と、ほくそ笑んでしまいます。


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コメント

食パンを焼かれるのですか? いいなあ・・・。 自分で焼いて食べてみたいです。

投稿: go_oyaji | 2006-12-05 09:49

あ、ご挨拶を忘れてしまいました、お誘いいただきまして早速お邪魔いたしました。 それにしてもYahooのブログそっくり写っているのではありませんか・・・?

投稿: go_oyaji | 2006-12-05 09:51

こんにちは。いらっやいませ!ココの方が落ち着きます。
元々、記事の原稿と画像はPCで作業後のものを貼り付けしていますから全部あります。引越しの作業性としてYahooの書庫の順番に移してきています。やっとパンが終わりそうなので、次に行きます。この量ですと、今のところまだ「機内の手荷物」程度ですね。誰がこんなに書いたんだ!!と、言いたくなるほどうんざりする量です。いつでも気軽にお越しくださいね。

投稿: godmother | 2006-12-05 11:07

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