コシーニャ:ブラジルの涙型のコロッケ
コシーニャは、ブラジルのコロッケの代表選手。コロッケの文化を思わず手繰りたくなるほど、日本のコロッケの作り方と似ています。昔、東銀座の歌舞伎座の裏通りに、「元祖コロッケの○○」という揚げたてを店先で作ってくれるおばさんのお店がありました。筋違いの反対側には、座ると10万という、老舗の寿司屋もあるような下町の風情を思い出します。さて、このコロッケですが、数年前、ブラジル人の友人が作ってくれたのが初めてで、以来時々出番があります。材料が手に入ったら早速どうぞ。
トウモロコシの粉を使用していますが、小麦粉でも代用できるかと思います。
材料
- 鶏胸肉・・一枚
- 玉ねぎ・・1/4(みじん切り)
- トウモロコシの粉・・細挽き適宜
- パルメザンかエダムチーズ・・大さじ2
- 牛乳・・100cc
- にんにく・・1片(包丁でつぶして使用)
- 塩・・大さじ1
- コショウ・・適宜
- パン粉・・手に入るパン粉をミキサーにかけて、粉状にする。すり鉢ですってもよい。
- 卵・・1個
作り方
- 下準備鶏胸肉をフォークで突いて穴を開ける。
- 分量の塩、にんにく、コショウを水50ccで解いて袋に入れ、1時間浸けておく。
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- 具を作る鍋に200ccの水と袋ごと材料を入れ、中火弱でゆっくり茹でる。
- 火が通ったら冷まして鶏肉の筋に沿って裂き、玉ねぎを混ぜておく。
- スープは残しておく衣を作る鍋に牛乳とスープ100cc(始めは)を入れ、弱火にしてトウモロコシの粉を少しずつ入れながらかき混ぜる。
- 入れては混ぜてを繰り返すと、だんだん固まってくる。手で丸められるくらいの硬さまでこれを続ける。
- チーズを混ぜて冷ましておく。
- 成形(卵と同じくらいの大きさに作る時は)ピンポン玉くらいの衣を手で平らに伸ばし、具を適量入れ、写真のような涙形にする。(ここは、昔の泥んこ遊びの感覚で)
- 卵1個に割った卵の殻半分量の水を入れて解きほぐし、卵⇒パン粉をつけて油を180度にし、きつね色に揚げて出来上がり♪
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